ミニチュアダックスがヘルニア時だとおしっこが困難?圧迫排尿のやり方と回数は?

ニチュアダックスがかかりやすい病気の1つが、ヘルニアです。

昨日までは元気に遊んでいたのに、腰に力が入っていない様子です。

もしかして、ヘルニアになったんじゃないか?

 

愛犬がヘルニアになると何かと大変です。

ヘルニアになった時悩まされることの1つがトイレです。

今回はこんなミニチュアダックスのヘルニアになった時のおしっこの悩みについてまとめてみました。

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ミニチュアダックスがヘルニアになりやすい理由とは?

ミニチュアダックスがヘルニアになりやすい理由は、チャームポイントでもある胴長短足の体型にあると言えます。

長い胴体を短い脚で支えているため、どうしても腰に負担がかかってしまいます。

同じ体系のコーギーもヘルニアになることが多く、やはり胴長短足の体形が腰に負担をかけてしまっています。

 

胴長短足の体形には、腰をひねる動きや、高い所から後ろ脚での着地、ジャンプなどの動きは、腰にかかる負担がとても大きいのでヘルニアになる原因になってしまいます。

ヘルニア時だとおしっこが困難?

ヘルニアになった時に悩まされることの1つがトイレです。

ミニチュアダックスはおしっこをするときに下半身を力まして排泄します。

ヘルニアになると下半身に力を入れることが難しくなったり、腰が麻痺してしまって、まったく力が入らないといったことなってしまうんですね。

排泄は犬の健康に関わる大切なことです。

ヘルニアになったとき、おしっこをさせるにはどううすればいいのでしょうか?

自力でおしっこができるのか、できないのか?

ヘルニアの症状は様々です。

ヘルニアになって痛くても動けることもあれば、まったく力が入らなくて動けないこともあります。

 

症状によっておしっこをさせる方法はかわります。

自力でおしっこができる場合もあれば、飼い主さんの手助けがいる場合もあります。

また、無理に動かしてしまうとヘルニアを悪化せてしまうこともあり、最悪の場合は下半身不随といった結果になってしまう恐れもああります。

まずは、動物病院の獣医師にヘルニアの症状のレベルはどういったものか?

症状にあったおしっこのさせ方はどうすればいいのか相談しましょう

自力でおしっこができるときは

自力でおしっこができるということは、ヘルニアの症状としては痛みがあるけど麻痺はおこっていないと思われます。

ヘルニアの治療は基本は安静にすることですが、おっしこをするときはどうしても動いたりしてしまって、下半身や腰に負担がかかりやすくなります。

おしっこをしたそうなしぐさが分かるのであれば、いつもおしっこをしているところに連れて行ってあげて、下半身を補助するように軽く持ち上げます。

足が地面に少しついているくらいがミニチュアダックスも安心します。

 

尻尾をつかんで持ち上げたりしてはしけません。

尻尾は背骨とつながっている部分で、ヘルニアを悪化させてしまう原因になっってしまうんですんね。

 

介護用の補助ハーネスで補助してあげることもできます。

補助ハーネスは片手で操作ができるメリットがあります。

代用品としてはタオルを腰に巻いて少し持ち上げてあげるのもいいですよ。

自力でおしっこができないときは

ヘルニアの症状がひどく、下半身が麻痺していたり、腰が痛くて力めなくておしっこができないときの対処法は圧迫排尿による排尿になります。

圧迫排尿は膀胱を人の手で圧迫しておしっこを出してあげることです。

圧迫排尿のやり方と回数は?

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圧迫排尿のやり方

圧迫排尿をするには膀胱の場所が分からないとできません。

膀胱の場所は後ろ脚の付け根、骨盤の前あたりにあります。

おしっこが溜まると膀胱が膨らんで分かりやすくなっています。

膀胱が確認出来たら、固定して尿道へ向かって手のひらで押し出すイメージで圧迫します。

圧迫すると言っても、基本は優しく、優しくです。

無理に力を入れてしまうと、膀胱を傷つけてしまうことがあります。

初めて圧迫排尿をするときはなかなかうまくできません。

膀胱の場所やおさえ方、力加減など分からないことだらけだと思います。

まずは、獣医師の指導の下で行うようにしましょう。

圧迫排尿でもうまく排尿できないといったときはカテーテルを差し込んでの排尿になります。

いずれの場合も獣医師さんに相談、指導の下に行うようにしましょう。

圧迫排尿の回数

犬の排尿は少なくても1日3回程度です。

圧迫排尿の回数が少ないと細菌性の膀胱炎になってしまうことがあるようです。

1回の圧迫排尿ですべてのおしっこが出てくれればいいのですが、やり慣れない圧迫排尿は犬にも飼い主さんにも難しいことなので、犬に負担がかからないように回数を分けて行うようにしましょう。

1日に3回程度の圧迫排尿が必要ですが、食後はお腹が張ったりして苦しくなったり、寝ているときに膀胱に尿が残っていると寝つきが悪くなることもあるので、犬にあったタイミングで圧迫排尿をするようにしましょう。

水分の取り方や体調によっておしっこが溜まる早さはかわってきます。

水分を多くとった時は1~2時間でおっしっこが溜まります。

お水を多く飲んだときはお腹を触ってみておしっこが溜まっていないか見てあげてください。

まとめ

・ミニチュアダックスがヘルニアになりやすいのは、胴長短足の体形が原因で、腰に負担がかかりやすいため。

・ヘルニアによる腰の痛みや麻痺でおしっこができなくなることがある。

・自力でおしっこが出きるときは腰に負担がかからないように補助をしてあげたり、自力でおしっこが出来ないときは圧迫排尿させる必要がある。

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