犬は大根を食べても大丈夫?皮と葉っぱの与え方とアレルギーについても

大根は、おでんの具としても人気で好きな方も多いのではないでしょうか?

他にも煮物や大根おろしも美味しいですよね。

お刺身の飾りにケンが入っていたりもしますよね。

様々な料理に使われている美味しい大根ですが、犬にも食べさせてあげたいと思う飼い主さんもいるのではないでしょうか?

今回は犬が大根を食べることについてまとめてみました。

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犬は大根を食べても大丈夫?

犬は大根を食べても大丈夫です。

与え方さえ守れば犬の健康にもとってもいい栄養素が含まれています。

ではどんな栄養素が含まれているのか紹介したいと思います。

大根に含まれる栄養素は?

・ビタミンC

ビタミンCは老化防止やアンチエイジングにいいとされています!

犬は体内でビタミンCを生成できますが、体内で生成する分だけでは足りないので食事で補ってあげるといいですね。

犬も年をとるごとに老化していきますがビタミンCを摂取して若々しくいてほしいですね。

・ビタミンB6

大根にはビタミンB6がたくさん含まれています。

このビタミンB6は消化が苦手な犬の消化を支えてくれる、犬にとってかかせない栄養素ですね。

・カリウム

大根にはカリウムも含まれています。

カリウムは犬の血圧を下げてくれる効果が期待できますが摂取のしすぎには要注意です!

・ジアスターゼ

大根に含まれるジアスターゼはでんぷんを分解する酵素です。

この酵素は犬の消化の手助けをしてくれるので消化不良を起こしやすい犬にとっては嬉しい成分ですよね。

・食物繊維

大根には食物繊維もたっぷり含まれています。

適量の食物繊維を摂取すれば、犬のお腹の調子を整える素敵な栄養素です。

しかし、食物繊維を摂取しすぎると、消化不良になって便秘などになり逆効果になってしまうので注意してくださいね。

大根のカロリーは?

大根のカロリーは100gあたり18kcalです。

ドッグフードが100gあたり300kcalほどなので大根はとても低カロリーな食材ですね。

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犬に大根を与えるときに注意することは?

大根は犬にとっても嬉しい栄養素が入っていて低カロリーな食材ではあります犬に食べさせるときに注意することがあります。

そこで、大根を与えるときに注意することをご紹介します。

大根おろしは大丈夫?

犬は大根おろしを食べても大丈夫です。

大根おろしをドッグフードに混ぜてあげると食いつきがよくなるかもしれませんね。

しかし、大根おろしは生の大根を使いますよね?

生の大根を犬に与えるときは腎臓に病気を持っている犬に与えるのは避けたほうがいいですね。

大根はアブラナ科の野菜に分類されます。

アブラナ科の野菜にはシュウ酸という成分が含まれています

このシュウ酸は犬のからだに必要な栄養素ですが、摂りすぎると逆効果になってしまうんですね。

シュウ酸を摂りすぎると腎臓に負担をかけることになるので、腎臓の弱い犬に与えるときは茹でてから与えるようにしましょう。

加熱することでシュウ酸が少なくなります。

大根の皮と葉っぱの与え方は?

実は大根の皮や葉っぱの部分はビタミンやミネラルが豊富に含まれているのです。

スーパーでは葉っぱが切られているものが多かったり、家でも葉っぱや皮は捨てている人もいるのではないでしょうか?

せっかく栄養豊富なのに捨ててしまうのはもったいないですよ!

皮や葉っぱは茹でて柔らかくしたものをドッグフードにトッピングしてあげるといいでしょう。

大根の調理法と与え方は?

大根は生のままではとても固いので加熱してから与えるようにします。

また、犬のお腹で消化がしやすいように小さくカットしてあげるといいですね。

犬が食べることができる、鶏のササミや白身魚と合わせて食べさせてあげると栄養バランスもよくなります。

大根を与える量は?

犬のからだに良い栄養素を含んでいる大根です。

大根を犬に与える量の目安として5kgまでの小型犬で30g、15kgまでの中型犬で80g、30kgまでの大型犬で140gまでがいいでしょう。

大根には水分も多く、食物繊維もたくさん含まれているので与えすぎよくありません。

与えすぎると犬がお腹を壊してしまう可能性があるので1日の摂取目安を超えないようにしてくださいね。

また、大根にはカリウムも含まれていて、カリウムを摂りすぎると高カリウム結晶になります。

高カリウム結晶になると筋肉の収縮が調整できなくなったり、四肢の痺れがあるなどの症状があります。

なので与えすぎには充分に注意してくださいね。

アレルギーについて

どんな食材にも犬に合う、合わないがあるので初めて犬に大根を与える場合は少量にして様子を見ましょう。

もし、大根アレルギーがある場合は犬が大根を食べて短時間で症状がでてきます。

 

主な症状としては

アレルギー症状
からだを痒がる       発疹      目の充血   嘔吐      下痢

などです。

愛犬にこのような症状が見られた場合はアレルギーが疑われるので病院に連れて行ってあげてくださいね。

大根の旬は?

犬に大根を食べさせてあげるなら旬の美味しい大根を食べさせてあげたいですよね?

大根の旬は11~2月

また、品種改良がされていてそれぞれの時期で大根の美味しさを味わうことができます。

春から夏にかけて収穫されたものは辛みが強く、冬の寒い時期に収穫されたものはみずみずしく甘いのです。

お好みに合わせて美味しい大根を選んでくださいね。

まとめ

大根は栄養素が豊富で犬の健康にとっても効果的な食材ですね。

カロリーも低いですが大根には食物繊維が多く含まれています。

整腸効果が期待できる食物繊維ですが与えてしまうと逆効果で便秘や下痢になってしまいます。

基準量さえ守っていれば犬の健康効果が期待できるので、大根を愛犬とのご飯の一品にしてみてはいかがでしょうか?

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