ゴーヤ!といえば、沖縄!というイメージが強い食材ですよね。
私は、小さい頃はゴーヤの苦味がとても苦手だったのですが、大人になると苦味が美味しく感じるのです。
そんなゴーヤ料理といえば、ゴーヤチャンプルーなんておいしいですよね。
我が家では、ゴーヤチャンプルーはゴーヤ料理の定番となっています。
人が美味しそうにゴーヤを食べていると犬も欲しがりますよね。
ゴーヤは犬が食べても大丈夫なんでしょうか?
今回は犬がゴーヤを食べることについてまとめてみました。
目次
犬はゴーヤを食べても大丈夫?

犬はゴーヤを食べても大丈夫です。
犬が中毒を起こすような成分は含まれていません。
与え方をきちんと守れば、ゴーヤは犬の健康にいい食材と言えます。
ゴーヤには犬にとっても健康に嬉しい栄養素がたくさん含まれているのです。
こんなゴーヤの栄養素や犬に食べさせるときに注意することについて紹介します。
ゴーヤに含まれる栄養素は?
ゴーヤの栄養素について紹介したいと思います。
・カリウム
カリウムは腎臓でナトリウムの吸収を抑制して尿中への排泄を促進してくれるのです。
そのため、犬の血圧を下げるのに役立つます。
他にも犬の神経刺激の伝達などとても重要な役割がありますよ。
・βカロテン
βカロテンは犬の皮膚や粘膜を丈夫にしてくれます!
それに加えてアンチエイジングの予防にも役立つのです。
愛犬にもいつまでも若々しくいてほしいですよね!
・ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンを作るのに必要不可欠な栄養素です。
また、ストレスへの抵抗力を強めてくれる効果が期待できるのです。
子犬期は特にストレスがかかりやすい時期なのでビタミンCを摂取させてあげたいですね!
・ビタミンK
ビタミンKは血液凝固や骨の形成をするタンパク質の生成を手助けしてくれます。
このビタミンKが不足すると、犬が怪我をしてしまったときに出血がなかなかとまってくれなくなります。
運動盛りのケガをしやすい犬には大切な栄養素ですね。
ゴーヤのカロリーは?
犬に与えても大丈夫なゴーヤですがカロリーが気になりますよね。
ゴーヤのカロリーは100gあたり17kcalです。
ゴーヤ1本が250gとするとカロリーは36kcalほどです。
ゴーヤを与えることで、カロリーオバーになってしまう心配はないでしょう。
犬の主食であるドックフードが100gあたり300kcalほどなので、ドックフードと比べてみてもゴーヤは低カロリーといえますね。
ゴーヤを与えるときの注意とは?
犬にとって健康に嬉しく、低カロリーな食材のゴーヤですが、犬に与える時には注意したいこともいくつかあります。
ゴーヤを与えるときに注意しておきたいことを紹介します。
種やワタは下痢や嘔吐の原因?

犬は消化が苦手な動物です。
そんな、消化が苦手な犬にとっては、ゴーヤの種やワタはとても消化することが難しい部分ですね。
ゴーヤの種やワタの部分を犬が食べると消化不良を起こして、下痢や嘔吐の原因になってしまうのです。
種やワタの部分が余っているからといって犬に食べさせるのはNGです!
人間でも種やワタの部分はたべないですよね。
犬も同じで与える時は種やワタは取ってあげるようにしましょう。
ゴーヤを食べさせるときは加熱してから
先述した通り、犬は消化することが苦手です。
特に犬は食物繊維を多く含む野菜の消化がしにくいのです。
生のままのゴーヤの食物繊維はとても固く、犬のお腹では消化がしずらい状態です。
生のゴーヤを与えると消化不良の原因になるので、加熱して柔らかくなったゴーヤを与えてあげましょう。
ゴーヤの与える量は?
ゴーヤは低カロリーで栄養素もたくさん含まれていますが、だからと言って与えすぎは逆に犬がからだを壊す原因になってしまいます。
与える量としては体重5kgまでの小型犬に対して、1日5g程度、体重10〜20kgの中型犬に対して10〜15gほどにしておきましょう。
ドッグフードにトッピングしたり、他の食材と合わせて食べさせてあげるといいですね。
鶏のササミや他の野菜と合わせてゴーヤチャンプルーなんかもおすすめです。
アレルギーについて
なので、ウリ科のアレルギーがある犬には与えないようにしましょう。
初めてゴーヤを与える場合は、少量を与えて様子をみましょう。
ウリ科のアレルギーがある場合は、ゴーヤを食べてすぐに症状がではじめます。
症状としては、
・発疹
・目の充血
・からだを痒がる
・下痢や嘔吐
といったものがあります。
このような症状が出ていればアレルギーが疑われるのですぐに動物病院に連れて行ってあげてくださいね。
美味しいゴーヤの選び方は?
犬にゴーヤを食べさせてあげるなら、美味しいゴーヤを食べさせてあげたいですよね。
ゴーヤは、濃い緑色のもので、ずっしりとした重みがあるものが美味しいです。
表面が固くイボが傷ついていないゴーヤを選ぶといいです!
緑色が濃くて、突起が小さいものは苦味が強く、緑色が薄くて突起が大きいものは苦味が弱いそうなので、こちらはお好みにあわせて選んでくださいね。

まとめ
ゴーヤには犬の健康にもいい栄養素がたくさん含まれています。
与える時は種やワタを取り除いて加熱したものを与えてあげてくださいね。
ゴーヤは苦味のある食材なので、初めて食べる犬は苦さにびっくりしてしまうかもしれないですね。
ゴーヤの旬は7~8月なので夏になるとゴーヤが出回ります。
より美味しいゴーヤを選んで犬と夏の食材わを味わうのが楽しみですね!
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