犬はひじきを食べても大丈夫?含まれる栄養素と犬に与える健康効果は?

日本の家庭料理出よく見かけるひじき

煮物や、ひじきご飯などでよく食べることがあります。

「鉄分が豊富!!栄養満点な食材!!」

ひじきは健康に良い食材として紹介されていますよね?

健康に良いとされるひじきですが、犬はひじきを食べても大丈夫なんでしょうか?

また、ひじきに含まれる栄養素は犬のからだにも良いものなんでしょうか?

今回は、こんな犬がひじきを食べることについてまとめてみました。

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犬はひじきを食べても大丈夫?

栄養価の高い食材としてよく紹介されるひじき

犬はひじきを食べることができるのでしょうか?

犬はひじきを食べても大丈夫です。

与え方をきちんと守ればひじきは犬のからだにも健康的な食材です。

こんなひじきに含まれる栄養素や、犬のからだに与える健康効果ひじきを与えるときに注意することについて紹介します。

ひじきの栄養素と犬に与える健康効果は?

ひじきは海藻の1種です。

「ひじきを食べると長生きする」

と古くから言われている健康食材で、9月15日は旧敬老の日とひじきの日にもなっています。

そんな、古くから健康食材として食されてきた、ひじきの栄養素犬のからだに与える健康効果について紹介します。

・鉄分

ひじきに100gあたり6.2mgの鉄分が含まれています。

鉄分を多く含む食材の牛などのレバーは100gあたり13mg。

レバーほどではありませんが、犬のからだに必要な鉄分を取り入れることができます。

鉄分は犬の血液のもとになる栄養素です。

鉄分が不足すると、疲れやすくなったり、被毛の質が悪くなりボサボサニなることも。

特に妊娠中の犬や、成長期の犬には欠かすことができない栄養素です。

・カルシウム

ひじきに含まれるカルシウムは、牛乳に含まれるカルシウムの約10倍以上ものカルシウムが含まれています。

また同じ海藻類の中でも特に多くのカルシウムを含んでいます。

カルシウムは骨を作るやめに必要な栄養素で、ストレスを抑制する働きもあります。

・マグネシウム

ひじきに含まれる栄養素のマグネシウムにはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。

また、犬のからだをつくるタンパク質の合成やエネルギー代謝、神経の伝達、体温の維持など犬のからだの働きを助ける栄養素です。

・フコキサンチン

ひじきは脂肪燃焼効果があるフコキサンチンが含まれています。

また悪性の腫瘍を減らす働きもあります。

・ビタミンA

ひじきに含まれるビタミンAは犬の目やからだの皮膚を健康的に保つ働きがあります。

抵抗力を強める働きがあり風邪の予防にも効果的です。

また、上皮細胞で発癌物質を軽減する効果があることも分かっています。

・食物繊維

ひじきには豊富な食物繊維を含んでいます。

犬のおなかの調子を整える働きがあり、特に便秘気味の犬のお通じがよくなったり、ダイエットにも期待ができます。

ひじきのカロリーは?

豊富な栄養素を含んでいるひじきですがカロリーが気になるところです。

気になるひじきのカロリーは・・・

乾燥さしてあるひじき100gあたりのカロリーは約140㎉です。

乾燥ひじきで販売されていることがほとんどだと思います。

ひじきを水を吸わせて戻すと、約7倍の重さになります。

戻したひじき100gあたりのカロリーは約20㎉ということになります。

ドッグフードは100gで300㎉ほどになるので、ドッグフードに比べてもかなりヘルシーな食材と言うことになります。

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ひじきを与えるときに注意することは?

犬のからだに良い栄養素がたくさん含んでいるひじきですが、与えるときに注意することがあります。

人が食べるように味付けをされたひじきを与えるのはNGです。

犬に与えるときは、手作りのひじきを与えるほうがいいですね。

味付けをするときは、砂糖や醤油などは使わないようにして、昆布やかつおのだし汁で味付けをします。

また、ひじきにはたくさんの食物繊維が含まれています。

犬はたくさんの食物繊維の消化は苦手です。

適量であれば、おなかの調子を整えたり、便秘の解消になります。

しかし、おなかの調子が悪い犬にとってはさらにお腹がゆるくなってしまう原因になってしまうんですね。

お腹の調子が悪い時は、ひじきを与えるのは控えるほうがいいでしょう。

また、ダイエットを目的にひじきだけを与えることはいけません。

消化吸収が良くなるように他の食材と合わせて与えることも大切です。

ひじきを与える量は?

犬にひじきを与えるときは、ふだんのごはんにトッピングしてあげるくらいがいいですね。

ダイエット目的にかさましフードに使用することには不向きな食材です。

ひじきに含まれる食物繊維やマグネシウムなどは摂りすぎると逆効果になってしまうことがあります。

犬の健康を目的にひじきを食べさせるのであれば、あくまで補助的なごはんとして与えるようにしましょう。

ひじきの旬と特産地はどこ?

犬のからだに良い栄養素を多く含んでいるひじき。

犬に食べさせてあげるなら、おいしいひじきを食べさせてあげたいですよね。

旬の食材は、おいしいだけでなく含まれる栄養素も多くなります。

ひじきの旬は3、4月頃です。

また、ひじきの特産地は長崎・三重・大分・愛媛県が国産ひじき100%のものとして有名です。

まとめ

・与え方をきちんと守れば犬もひじきを食べることができる。

・ひじきには、鉄分、カルシウム、マグネシウム、フコキサンチン、ビタミンA、食物繊維など犬のからだに良い栄養素を豊富に含んでいる。

・犬にひじきを与えるときは、味付けに注意をして、ふだんのごはんにトッピングするくらいの量を与えるようにする。

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