冬の寒い時期になると布団から出るのが嫌になりますね?
朝の散歩の時間になると、いつもは飼い主さんよりも早く起きている愛犬がまだ寝ています。
犬も寒くなると、人と同じように起きるのが嫌になったり、よく寝るようになるのでしょうか?
今回はこんな犬が冬になるとよく寝ることについてまとめてみました。
犬の睡眠は?

犬の種類や年齢によってかわってきますが、1日のうち12~18時間寝ていると言われています。
しかし、犬は人のように長い時間、熟睡することはありません。
犬も人と同じで寝ているときは浅い眠りのノンレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠のサイクルがあることが分かっています。
野生時代狩りをしたり、敵から身を守るためほとんどが浅い眠りでした。
深い眠りのノンレム睡眠は睡眠時間の2割ほどで、ほとんどが浅い眠りのレム睡眠ということになります。
冬になるとよく寝るの?
犬は1日のほとんどを寝て過ごしていますが、冬になるとなんだかよく寝ているような気がします。
犬が冬になるとよく寝ているのはなぜなんでしょうか?
日照時間と気温が関係しているの?

私たちは、朝になると目覚まし時計などで起きることが多いと思います。
しかし、目覚ましなどで起きてもからだはまだ目覚めてはいません。
からだがしっかりと目覚めるのは太陽の光をしっかり浴びることです。
太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされて、からだが目覚め始めます。
眠りの浅いことが多い犬も同じように、飼い主さんの目覚ましなどで朝起きだしてもからだは目覚めていません。
犬も太陽の光を体で感じることで体が目覚め始めるのです。
冬になると日の出が遅くなったり、太陽の光が弱くなっていることが目覚めが悪くなることが犬がよく寝る原因です。
犬も人と同じように太陽の光を浴びることで、からだの体内時計がリセットされて目覚め始めるのです。
冬になるとよく寝ている気がするのは太陽の光が関係していました。
しかし、朝のごはんや散歩が大好きな犬にとってはあまり関係ないこともあるようです。
朝ご飯や散歩が好きな犬は太陽の光に関係なく、飼い主さんの目覚ましの音でしっかりと起きだす犬もいます。
犬が冬になるとよく寝る理由は、寒い気温も関係しています。
人や犬が眠ることには、体温の変化も大きく関わっています。
日中活発に動いていることで体温が高くなりますが、夜の寝るころ体温は低下します。
体温が低くなると、眠気が強くなり、眠りも深くなりやすくなるのです。
犬も同じように眠りから覚めると体温が上がりだし、からだが目覚め始めます。
しかし、冬は気温が低くなっているので体温が上がりにくく、なかなか目覚めることができないのです。
年齢が原因?
冬になるとよく寝ているのは冬の日照時間や気温が関係していますが、犬の年齢も関係しています。
犬は子犬のころと歳をとったシニア期になると睡眠時間が長くなります。
子犬のころは新陳代謝がよく、体温が高めなので冬の寒さが睡眠時間に影響していることはあまりないようです。
基本的によく寝ていますが、ごはんの時間や遊びの時間になると寒さや太陽の光に関係なく活発に行動します。
しかし、歳をとった犬にとっては冬の寒さが犬の眠りに影響しているようです。
歳をとった犬のからだは体温を上手く調節することができません。
冬の寒さの影響を受けて、からだが冷えてしまっていることでからだが活動しにくくなっているのです。
歳をとった犬は長い時間寝ていることがありますが、冬の寒さが理由で寝ている時間がさらに長くなっているようです。
お外に出たくない

ただ単に寒くて外に出たくない気持ちが理由で寝ていることもあるようです。
あまりにも寒くなると私たちも出かけるのは嫌になりますよね。
散歩の時間になっても寝ている犬は、実は寒くて散歩に行くのが嫌で寝ていることもよくあります。
寒さに弱い犬や、散歩にあまり出ることのない室内犬にとっては寒い時期にお外に出かけるのが嫌で寝ているのかもしれません。
実は起きているのかもしれませんよ。
外に出るのが嫌でふて寝をしているみたいですね。
温かい家の中が心地いいのでしょうね。
まとめ
・冬になると犬がよく寝るのは、太陽の光と気温が犬のからだに影響している。
・年をとった犬は、体温の調節が上手くできず、寒さが理由で起きにくくなっている。
・寒い外に出かけるのが嫌で寝ていることもある。
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