犬はイチゴを食べても大丈夫?含まれる栄養素と歯周病に効果がある理由とは?

暖かくなってくる春先、イチゴの美味しい季節です。

イチゴ狩りに行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

意外と狩ることに夢中になってしまいますよね(笑)

スーパーではずらりと真っ赤なイチゴが並んでいます。

甘い香りに誘われて買ってしまう方もいるかもしれませんね!

甘くて美味しいことで人気の果物、実は野菜として分類されることもあるのです!

そんなイチゴですが犬はイチゴを食べても大丈夫なのでしょうか?

また、イチゴにはどんな栄養素があり歯周病に効果があるって本当なんでしょうか?

今回は犬がイチゴを食べることについてまとめてみました!

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犬はイチゴを食べても大丈夫?

イチゴは洗ってすぐ食べれますし、サイズがちょうどいいので子供に人気ですよね。

我が家の愛犬は、匂いを嗅ぐだけでなぜかイチゴを食べたがりません。

「こんなに美味しいのに選り好み?」

なんて思ってしまいます(笑)

そんなイチゴを犬が食べても大丈夫なのでしょうか?

結論から言うと食べても大丈夫です。

ですが、少量です!

積極的に与える必要はない食べ物だからです。

どんな食べ物もそうですが与えすぎてはいけませんよね。

そんな犬が食べることができるイチゴについて紹介していきます。

イチゴに含まれる栄養素と犬のからだへの影響は?

甘くて美味しいイチゴですがどんな栄養素があるのでしょうか?

・ビタミンC

イチゴには多くのビタミンCが含まれていることは知っている方も多いかと思います。

ビタミンCには風邪予防や犬の肌や被毛を健康的に保つ効果があると言われていますね。

・アントシアニン

イチゴの綺麗な赤色、これがアントシアニンという成分です。

このアントシアニンは犬のからだの疲労回復や視力回復に役立つ成分です。

また、ガンの予防にも効果が期待できます。

・エラグ酸

エラグ酸は犬の肌の老化を防ぐ働きがあり、特にシワなどの予防にもなります。

女性の飼い主さんにも嬉しい成分で、これはアンチエイジングに必要不可欠なのです。

イチゴを食べて美肌に効果があるなんて飼い主さんも犬もハッピーですよね。

・ケルセチン

イチゴに含まれるケルセニンは菌から犬のからだを守ってくれる成分です。

インフルエンザやノロウイルスのウイルスなどの予防にも強い味方になってくれます。

イチゴのカロリーは?

果物ってそんなにカロリーがあるイメージはないのですがイチゴのカロリーはどうなんでしょうか。

気になるイチゴのカロリーは・・・

イチゴ100gあたり33.9kcaiほどになります。

大粒のイチゴを1パック食べてもなんと100kcalしかないのです!

どのサイズのイチゴを食べて低カロリーなので、イチゴの食べ過ぎでカロリーオバーにはなりませんね。

勿論練乳をかけるとカロリーはUPしてしまいますが、、、(笑)

でも練乳をかけると、よりイチゴが美味しくなりますよね(笑)

犬に与える際は練乳をかけるのは好ましくありませんので、イチゴだけを与えるようにしましょう。

イチゴが歯周病に効果がある理由とは?

イチゴが歯周病に効果がある?と思う方もいますよね。

私も最初知りませんでした(笑)

イチゴには少量ですが、キシリトールという成分が含まれています。

キシリトールは歯磨き粉などに含まれている成分で、このキシリトールが犬の虫歯や歯周病の予防にも役立つのです。

犬の歯周病ケアって結構大変ですよね。

歯のお手入れをしてあげないと、歯周病の原因になってしまいます。

少量のイチゴを犬に与えることで、歯周病や虫歯の予防になります。

犬にイチゴを与える時の注意点は?

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イチゴの栄養素自体は犬に問題ありません。

しかし、イチゴを犬に与えすぎるのは注意が必要です!!

犬が欲しがるからと言って与えすぎてしまうと低血糖の原因になってしまうことがあります。

糖尿病を患っている犬は、キシリトール配合のイチゴを与えてしまうと命の危険になる場合もあります。

1度にあげる量は、おやつをあげる程度の少量に抑え食べやすく、小さくカットしてあげるといいですね。

イチゴには、水分多く、食物繊維もたくさん含まれているので、下痢などの体調不良を引き起こしてしまいます。

犬に与えるイチゴの量は?

先述した通り、与えすぎには注意が必要です。

知識なしに食べたがるだけ食べさせては体調不良などになってしまい、犬も辛い思いをしてしまい可哀想ですよね。

イチゴには、水分多く、食物繊維もたくさん含まれているので、下痢などの体調不良を引き起こしてしまうこともあります。

「ではどのぐらいの量なら大丈夫なのか?」

ということですが、例えば、3kgの犬が30個のイチゴを食べると含まれるキシリトールの成分より危険な状態になります。

1回にそんな量をあげることないと思いますが・・・

犬にイチゴを与えるときは、せいぜい与えても2,3個ほどにしておくといいでしょう。

イチゴのアレルギーについて

イチゴアレルギーなんて耳にすることは少ないかと思います。

しかし、実は犬はイチゴを食べるとアレルギー症状が出ることがあるのです。

犬がイチゴを食べた後、口の中がイガイガししていたり、口周りにブツブツが出るなど症状ですね。

これぐらいの症状ならば軽度といえますが、時にはアナフィラキシーショックを起こす場合もあるのです。

また、イチゴはバラ科に属するのでバラ科のアレルギーがある場合も危険です。

与えてから何かあっては遅いので初めて与える時は少量から与えてみるのがいいですね。

アレルギーの症状がみられたときは、すぐに動物病院で診てもらうようにしましょう。

キシリトールは犬のからだに危険な理由は?

先述しました通りいちごにはキシリトールが含まれています。

意外ですよね。

実は犬のからだにとってキシリトールはあまりいい成分ではないのです。

犬がキシリトールを大量に摂取すると低血糖を引き起こしてしまう原因になります。

犬が低血糖になると食欲がなくなり、嘔吐やふらつきといった症状が出てきます。

この低血糖、本当に怖いんです。

最悪の場合死に至ることもあります。

万が一犬が大量のイチゴを食べてしまったときは、低血糖を起こす危険があります。

もし犬が低血糖の症状が出てると分かった時はすぐに獣医さんに見てもらいましょう。

イチゴの旬は?

犬も食べることができるイチゴですが、美味しいイチゴを食べさせてあげたいですよね?

イチゴを1番美味しく味わえる時期は春頃です。

4~5月になるとイチゴの美味しい旬の時期ですね。

イチゴはこの時期以外にもうられていることがありますが、ちょっと酸っぱかったりします。

やっぱり1番旬の時期に美味しく食べさせてあげたいですよね!

まとめ

犬がイチゴを食べることについて記述してきましたがいかがだったでしょうか?

美味しいイチゴも、犬に与えすぎると怖いですね。

イチゴに含まれる栄養素は犬にも人にも嬉しい作用がありますがほどほどにってことですね!

イチゴにもアレルギーがあること、キシリトール配合ということ、知らなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

春はチゴが旬の時期です!甘くて美味しいイチゴ、愛犬と一緒に食べたいですね。

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