犬を飼っている人、犬が大好きな人がいると思います。私も犬を飼っていて、犬が大好きです。
犬のことは何でもわかってる、犬の気持ちは何でも知っている思っている人は多いんじゃないでしょうか?
しかし、私たちが思っていることと、犬が感じていることは少し違うことがあるようです。
今回はこんな犬が本当は嫌がっていることについてまとめてみました。
目次
犬が本当は嫌だと思っていた飼主さんの行動10選!ストレスが溜まっていたかも?

犬が喜んでいると思っていることも、実は私たちが勘違いしていることがあります。
また、知らず知らずのうちにいぬにとってストレスになることや不快に感じさせていることもあるようです。
犬が本当は嫌がっているかもしれないことについて紹介します。
犬は抱きしめっれることが嫌い
かわいい犬を抱きしめたくなる人は多いんじゃないでしょうか?
ペットの犬に腕をまわして抱き着くということはいたって普通なことに思えます。
しかし、この腕をまわして抱き着くということが嫌いな犬もいます。
犬の世界では前脚を相手の肩の上におく行動は、相手より自分の立場を上に示す行動です。
家族のリーダーである飼主さんならまだしも、知らない人などに抱き着かれることは犬にとっては嫌なことになってしまっています。
嫌がっている様子がなくても、ただじっと我慢をしているだけかもしれません。

犬の頭をなでる
犬の頭をなでるということはいたって普通なことだと思います。
しかし、この頭をなでるということはほとんどの犬が好んでいません。
実は頭をなでられているとき、犬は我慢をしていることが多いようです。
また、知らない人などに急に頭をなでられるのはもっとNG.
犬の頭をなでるということは、犬の個人的な空間を妨げるということになっています。
私たち人間も、距離感はすごく気にしますよね?
仲良くもない人に急に近寄ってこられたりすると、すごくストレスを感じるはずです。
犬にとっては頭をなでられるということは、人の愛情表現だと思って受け入れていますが、実はストレスを感じているかもしれません。
犬をなでるときは、頭ではなく背中やお腹をなでてあげるほうが犬にとっては嬉しいはずです。

じっと目を見つめる
かわいい犬や興味がある犬の顔をじっと見つめたことはありませんか?
この犬の顔をじっと見つめることは犬にとっては苦手なことです。
親しみを込めて、犬の顔を見つめても犬にはその気持ちは伝わっていないことがあります。
犬の世界では目を合わせる問うことは、相手を威嚇していたり、相手より上だと伝える行為です。
初めて会う犬に出会ったときはすぐに視線を合わせることはお勧めしません。
仲良くなりたいのなら、視線を合わさずに犬のほうから近寄ってくれるまで待ちましょう。
指示やコマンドがいつもバラバラ
飼主さんの指示やコマンドにきちんと応える犬も、実はあまり人間の言葉は理解していません。
指示やコマンドと一緒にしぐさやボディーランゲージを読み取って、指示やコマンドを理解します。
ですから、犬に指示を出すときはいつも同じ言葉としぐさでする必要があります。
ところが、このことを理解していないと指示の言葉やしぐさがいつもバラバラになってしまって犬が混乱してしまうのですね。
また、言葉だけでの指示やコマンドも犬にとっては分かりずらいことです。
指示やコマンドを出すときは必ず小さなしぐさでもつけてあげることが大切です。

ルールが決まっていない
犬の行動は必ずルールがあります。
きちんとしたルールーがあることで、犬は安心して行動できるのです。
このルールもシンプルなほど犬は安心して行動しやすくなります。
しかし、このルールがきちんと決まっていないと犬は混乱してしまうのです。
特に、群れのリーダーである飼主さんがいつも違うしつけや行動をとっていると犬は安心できません。
こうすれば大丈夫!と思っていることが、ダメだと怒られたりする不満に感じたり、ストレスが溜まる原因になります。
ダメだと怒られたことをしても、怒れなかったなんてことがあると飼主さんとの信頼関係にも悪い影響が出ます。
犬にしつけや指示を出すときは、いつも同じルールで行う必要があります行う必要があります.
リードの持ち方が短い
犬はリードから、飼い主さんの行動や気持ちを読み取ります。
リードを短く持つということは飼主さんがストレスを感じていると犬に伝わりす。
いつもと同じように散歩をしているつもりでも、リードを短く持っていると犬にとっては飼主さんが何かストレス感じていると勘違いしてしまうのです。
しつけのときや、犬の行動を制限するときにリードを短く持つことは当たり前です。
しかし、なにもない時にリードを短く持っていると、犬は心地よく感じません。
「何か、悪いことをしてしまったのかな?」と不思議に感じます。
ただ、ゆっくり散歩をしているのであれば、できるだけゆったりとリードを持ってあげましょう。
犬にとっても飼い主さんとゆっくり、リラックスした状態で散歩に出かけたいはずです。

犬に周りの匂いを嗅がせない
犬にとって、散歩中や遊んでいるときに周りの匂いを嗅ぐということは当たり前のことです。
私たちが初めて見るものを見たり、触ったりすることと同じです。
しかし、犬に周りの匂いを嗅がせなかったり、匂いを嗅ぐ時間を与えないと外の世界を堪能できません。
犬にとって外の世界は大好きで、匂いを嗅ぐことで、探求心や好奇心を満たします。
犬がまわりの匂いを十分に嗅ぐことができないということは、大きなストレスになります。
犬にとって特に害のないものであれば、思いっきり匂いを嗅がせてあげてください。
犬が散歩のときや遊んでいるときにクンクン匂いを嗅ぐことは自然なことです。

強い匂いを嗅がせる
犬は色々な匂いを嗅ぐことで、周りのことや、外の状況を知ることができます。
また、匂いを嗅ぐということは犬の探求心を待たす役割もあります。
しかし、犬の嗅覚は人間の1万倍~10万倍ともいわれています。
そのため、あまりにも強い匂いを嗅ぐことはとても苦手です。
匂いの強い洗剤や薬品は犬にとってはとても強い匂いに感じることがあります。
また、私達がその匂いを感じていなくても、犬にとっては匂いを感じていて不快に感じているかもしれません。
もし、家の掃除や、害虫駆除などで、強い匂いの洗剤や薬品を使うときは犬が家にいないときがいいですね。
犬が嫌いな人や犬に無理やり触れ合わせる
犬に社会化を身につかせるために、いろんな犬や人と触れ合わせることは大切なことです。
しかし、仲良くない犬や知らない人といきなり、無理やり触れ合わせることは、当然ですが犬は苦手です。
また、自分より体が大きい犬や人と無理やり触れ合わせることは、とても怖い思いをしているかもしれません。
私たちも、苦手な人や初めて会う人といきなり仲良くしたり、ましてやハグなんてできませんよね。
初めて会う犬や人と触れ合わせるときは、犬のほうから歩み寄るようにしてあげましょう。
犬もそれぞれ個性があります。
初めて会う犬や人が平気な犬もいれば、まったく苦手な犬もいます。

飼主さんが元気がない
犬は飼主さんをしたっているのは当然です。
犬は飼い主さんの行動やしぐさ表情を読み取ることがとても得意です。
飼主さんが考えていることや感じていることは以外と犬に伝わっています。
飼主さんが元気がないことや、不安に感じていることもすぐに犬に伝わってしまうんですね。
飼主さんが落ち込んでいたり、病気で元気がないと犬もとても不安に感じてしまいます。
飼主さんが風邪をひくと、犬も元気がなくなるなんてこともあるようです。
お風呂に入れる
愛犬をお風呂、シャンプーに入れるということはどんな飼主さんでもしたことがあるでしょう。
もともと、お風呂が嫌いで逃げ出す犬もたくさんいますが、おとなしくお風呂に入る犬もいます。
お風呂が嫌いだけど、飼い主さんを困らさないように我慢しているのかもしれません。
犬にとってお風呂はたまにしか入らない空間です。
ツルツル滑る床や、毛を乾かすドライヤーの音はとても苦手なんですね。
愛犬をお風呂に入れるときは、床に滑り止めのマットを引いてあげるのもいいでしょう。
また、ドライヤーの時間ができるだけ短くなるように、しっかりからだの水を切ってあげるのがいいですね。

まとめ
人の常識ががすべて犬の社会に当てはまるとは限りません。
愛犬のためと思ってしていることは、実は犬が苦手だったり、不快に感じていることもあります。
愛犬は飼主さんの愛情を感じていてじっと我慢をしているのかもしれません。
少しでも、愛犬が不快に感じたりストレスにならないようにしてあげたいですね。
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