犬に噛まれた後に残る後遺症とは?病院に行かないと損をする理由とは?

犬に噛まれるなんて考えたくもありませんよね?

でも犬を飼っている人や周りに犬がいる人にとっては犬に噛まれてしまう可能性は0ではありません。

もし、犬に噛まれた後に適切な処置をしないと、とんでもない後遺症に悩まされることもあります。

また、噛まれたけれど病院に行かないと後々で思ってもいないようなをしてしまうこともあります。

今回はこんな犬に噛まれた後に残る後遺症病院に行かないと損をすることについてまとめてみました。

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犬に噛まれた後に残る後遺症とは?

犬を飼っている人でも、犬に噛まれてしまうことはあります。

犬は噛むという本能は残っているので何かの拍子に噛んでしまうということもよくあることです。

犬に噛まれたことで、噛み傷や、痣、骨折などのケガをしてしまうことがあります。

日常生活でケガをすることもありますが、犬に噛まれたケガは適切な治療をしないと後遺症が残ってしまうことがあります。

犬に噛まれた後に残る後遺症について紹介します。

噛まれたところの痺れ

犬に噛まれることで、多く見られるケガの1つが犬の歯による裂傷です。

犬の歯は食べ物を切り裂くようについています。

特に長い歯が犬歯です。

犬歯の先端はとても鋭く、上下に2本ずつ生えているため犬歯が噛んでいるところに食い込むととても深い傷になります。

犬歯に噛まれたところは、見た目は小さな傷でも深く歯が入り込んでいることがあります。

深く入りこんだ犬歯により、神経や太い血管を傷つけてしまって痺れなどの後遺症の原因になってしまうんですね。

病院で処置をするときも、激しい痛みと知覚が麻痺してしまっているような感覚になることもあります。

傷が治った後も、噛まれてときに傷ついた神経の損傷や組織の修復が完全ではなく痺れが残ってしまうこともあります。

しばらくすると、痺れがなくなることもありますが、傷の深さ次第では痺れがとれないこともあります。

また、冬場などの寒い時期になると傷跡がうずいてしまうこともあるようです。

傷が小さくても傷跡が残る

噛まれた傷が小さくても、傷跡が残ってしまうことがあります。

犬の歯は菌がとても多く、小さな傷口からでも菌が入りこんでしまって、腫れを引き起こしたり、膿んでしまうことが原因になります。

腫れたり、膿んだりしてしまうことで、傷の塞がりも悪く、傷の治り方もばらつきが出るので傷跡が残りやすくなります。

また、犬の歯の形にも傷跡が残りやすい理由があります。

刃物で切った傷などは、切り口がきれいなので、傷がふさがった後はきれいに治ることがほとんどです。

しかし、犬の歯は尖っている形をしていますが、よく見ると複雑な形をしているんですね。

この複雑な形をした歯に噛まれることで、小さな噛み傷でも傷跡が残りやすくなってしまいます。

骨折による後遺症

犬に噛まれたきに骨折をしてしまうことがあります。

大型犬などに噛まれたときは、裂傷によるケガはもちろんのこと大きな力で噛まれるので骨折することもあります。

骨折の程度も様々ですが、大きな力で噛まれたときは複雑骨折をしてしまうことがあります。

複雑骨折をすると、傷の治りが遅く、骨が完全に修復するまでの間は痛みやしびれが出てしまうということもあるようです。

心理的な後遺症

犬に噛まれるということは、ケガによる後遺症の他に心理的な後遺症が残ることがあります。

犬が何かの拍子に噛みついたり、襲ってくるということは普段の生活では想像もできないほどの恐怖を感じることです。

犬に噛まれた後、犬に触ったり、犬と遊ぶことができる人でも犬に噛まれた記憶はなかなか消えるものではありません。

また、犬が苦手な人にとっては犬に噛まれてしまったことでさらに犬が苦手になってしまいます。

ひどい心理的な後遺症が残ってしまうと、おとなしい犬やとても小さな小型犬でも恐怖を感じてしまうようになります。

犬の映像や遠くで聞こえる犬が吠えている声にも敏感に反応してしまって、犬に噛まれたときのことを思いだしてしまうこともあります。

病院に行かないと損をする理由とは?

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犬に噛まれたときは病院にいて適切な処置を受けることが一般的です。

しかし、仕事や用事で忙しかったり、傷が小さいという理由で病院に行かないと思ってもいないような損をしてしまうことがあります。

傷の治りが遅くなる

犬に噛まれたときは病院できちんとした処置、治療を受けないと噛まれたケガが治りにくいことは当然です。

犬に噛まれた直後は、犬に噛まれたことで興奮してしまっていたり、怖くなってしまて冷静な判断はできません。

また、興奮していたりすると、ケガの痛みを感じにくくなってしまっていることもあります。

どんな小さな怪我であっても、応急処置のあとすぐに病院で処置、治療を受けるようにしましょう。

どんなに清潔にしている犬でも口の中は、菌でいっぱいです。

小さなな噛み傷でも、犬の歯についた菌は傷口から入ってします。

菌が傷口から入ってしまったまま放っておくと、数日たってから余計に腫れだしたり、化膿してしまうことになてしまいす。

すぐに病院で治療を受けていれば、数回で済んだ通院も、数日放っておいたおかげで何週間も治療にかかってしまうことも・・・

また、傷口の消毒だけで済んだところが、菌が傷の奥のほうに入ってしまったりすると、傷をさらに切開して消毒することもあります。

そうなると治療にかかる費用も、治療に伴う痛みと時間も余計に無駄になってしまいます。

犬に噛まれたときはすぐに病院で処置、治療を受けるようにしてください。

保険や損害賠償が適用されないことも

犬に噛まれてすぐに病院に行かないと損をする理由が保険と損害賠償です。

噛まれた後すぐに、病院で処置、治療を受ければ保険が適用されることがほとんどです。

しかし、数日たってから傷口が腫れだしたり、化膿したりして病院に行っても保険が適用されないことがあります。

病院によっては保険が適用されず、自由治療と判断する病院もあり治療費が全額自己負担になってしまうこともあるようです。

また、噛まれた後にすぐに病院で処置を受けないと、噛んだ犬の飼主さんと治療費の支払いについてトラブルになる原因になってしまうこともあります。

すぐに病院で治療を受けていれば、傷の治りが遅く、通院の回数や、後遺症が出てしまったことについても噛んでしまった犬の飼主さんが治療費やその他の費用も負担する必要があります。

しかし、すぐに病院で治療を受けていないと、傷の治りが遅いことや、後遺症についての治療などにかかった費用が請求できなくなることも。

そうなってしまうと、ケガを治すために仕事を休んだり、治療でかかる費用は噛まれた本人が支払わなくてはいけません。

どんな、ささいな傷であってあも病院ですぐに受診するようにしましょう。

まとめ

・犬に噛まれることで、傷跡が残ったり、噛み傷や骨折したところが痺れたりする後遺症がのこることがある。

・犬に噛まれることで、心理的な後遺症が残ることもある。

・犬に噛まれた後すぐに病院で処置、治療を受けないと余計な治療費と時間がかかってしまうことがある。

また、損害賠償の請求ができなくなることもある。

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