カレイの見た目は平べったく、水族館で見るカレイはよくそこの方で砂をかぶりながら寝ているイメージがありますよね。
カレイは塩焼きや唐揚げなどの人にとってはとっても美味しい魚ですよね。
犬にも白身を食べさせてあげたいな〜と思う人もいるのでは?
そんなカレイを犬は食べても大丈夫なのでしょうか?
今回は犬がカレイを食べることについてまとめてみました。
目次
犬はカレイを食べても大丈夫?

犬はカレイを食べても大丈夫です。
与えすぎなければ、犬の健康を手助けしてくれる、からだにいい栄養素がたくさん含まれています!
カレイに含まれる栄養素や与えるときに注意することについて紹介します。
カレイに含まれる栄養素は?
カレイの栄養素を紹介したいと思います。
・ビタミンB群
ビタミンB群は犬のからだには欠かせない栄養素の1つです。
犬のエネルギーを作るのにとっても大切なのです。
ビタミンBそれぞれが力を発揮し合うと犬の健康にとても効果的ですね!
・カルシウム
カルシウムは犬の骨や歯の形成には欠かせない栄養素ですね。
特に成長過程である子犬にはカルシウムをしっかり与えてあげて骨を丈夫にしてあげたいですよね。
また、シニア犬の骨粗しょう症予防にも効果的です。
・カリウム
カリウムには利尿作用があるので犬のからだに余分な水分を排出してくれるのです。
そのため、血圧を下げる手助けをしてくれます!
・ビタミンD
ビタミンDはカルシウムの働きを手伝ってくれる働きがあります。
ビタミンDも歯や骨には欠かせないのです。
また、ビタミンDは犬のがん予防や免疫力UPなどにも効果があります。
ビタミンDを摂取させてあげて愛犬のがん予防をしてあげたいですね!
・タウリン
タウリンは犬の目にいい成分が含まれています。
犬も人と同様、年をとると白内障になってしまいますが、タウリンにはその白内障を予防するのに役立つ成分が含まれているのです。
カレイのカロリーは?
犬に栄養素がたくさん含まれているカレイ。
「食べさせてあげたいけど、カロリーがきになる!」
と思う人もいますよね。
カレイは白身魚に仲間になります。
白身魚は魚の中でもカロリーが低い食材です。
カレイのカロリーは100gあたり95kcalほどです。
青魚のカロリーは100gあたりに200~300calと、青魚と比べてみてもカロリーが低いことが分かりますね。
犬の主食であるドッグフードは100gあたり300kcalほどなので、それと比較してもカレイのカロリーは低いといえます。
犬にカレイを与えるときに注意することは?
カレイは美味しい食べ物なので、与え方さえきちんと守れば犬も喜んで食べることができます。
でも、犬にカレイを与えるときに、
「どういったことに注意しなければいけないの?」
と気になる方もいますよね。
カレイを犬に与えるときに注意したい点について紹介します。
カレイの骨は食べさせてはいけない!!
カレイは魚なので当然、骨がありますよね。
この骨、人も食べない人がほとんどだと思います。
犬は丸呑みする習性があるので、カレイの骨を丸呑みしてしまっては喉をつめたり、胃腸を痛めたりしてしまいます。
犬にカレイを食べさせるときは、骨を取り除いたものを食べさせるようにしてくださいね。
犬に魚の骨を食べさせても大丈夫?骨が刺さった時の症状と対処方とは?
寄生虫とスタミン食中毒の注意について

鮮度の落ちた魚を犬が食べると、ヒスタミン食中毒になる危険性があります。
ヒスタミン食中毒になると犬が激しい嘔吐や下痢を繰り返す症状がでます。
ヒスタミン食中毒にならないようにするには新鮮なカレイを与えてあげてくださいね。
なぜなら、ヒスタミン食中毒は加熱しても死滅しないのです。
また、カレイにはアニキサス寄生虫というものも存在します。
このヒスタミン食中毒、アニキサス寄生虫、共に感染してしまうと、嘔吐や下痢を繰り返してしまいます。
アニキサス寄生虫は加熱することで死滅します。
カレイを犬に与えるときは必ず加熱したカレイを与えるようにしましょう。
カレイの卵は大丈夫?

カレイの卵は犬が食べても大丈夫です。
魚卵の周りには骨があります。
犬が丸呑みしてしまっては危険なので、魚卵の周りの骨をしっかり取り除いてあげましょう。
また、カレイの卵を食べさせるときもしっかり加熱してものを与えるようにします。
カレイの与える量は?
カレイはドッグフードに比べると低カロリーですが与えすぎよくありません。
ドッグフードの代わりに、カレイだけを食べさせるのはNGですね。
カレイだけでは犬のからだに必要な栄養素を補うことはげきません。
与える量としては、ドッグフードのトッピングとして少量与えるのがいいでしょう。
アレルギーについて
犬にも個体差があるので、カレイが犬のからだに合わなくてアレルギーが出てしまうこともあります。
初めて犬にカレイを与える場合は少量にしておきましょう。
カレイのアレルギーがある場合は、食べて30分以内に、からだを痒がったり目が充血している、発疹、便秘や下痢などの症状が出ます。
もし、犬がカレイを食べて様子がおかしいと思うようならすぐに病院に行きましょう。
美味しいカレイの選び方は?
カレイは美味しい魚なので、より新鮮なものを犬に与えてあげたいですよね。
カレイは身が濃厚で表面は弾力とツヤあるものを選ぶといいですね。
また、お腹は白い色をしているもが美味しいですよ。

まとめ
犬がカレイを食べることについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか?
カレイの白い身はとってもおいしいので犬も喜んでくれそうですね。
犬にカレイを与えるときは、必ず新鮮なものを加熱して与えてあげてくださいね。
カレイには種類があって旬が4〜12月と幅が広いですが、犬と一緒に旬の1番美味しい時期のものを食べたいですね。
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