よく街中で車の窓から顔を出して景色を楽しんでいるような犬を見かけますよね。
どんな気持ちで車や電車などにのっているんでしょうか?
また、乗り物酔いなどのトラブルや公共の乗り物に乗るときの注意についてまとめてみました。
犬は乗り物にのるのが好きなのか?

乗り物に乗るのが好きか嫌いかは犬によって様々です。
乗り物に乗るのが好きな犬は本当に楽しそうにみえますよね?
ちょっと危ないですが、飼い主さんの自転車の前カゴや、バイクのサイドカーに乗っている犬もいます。
乗り物にことが好きだったり、乗り物を乗ること楽しんでいる様子はそれ以前に旅行やお出かけの経験があり、
乗り物=楽しいことがおきる!結び付けて記憶していると考えられています。
また、乗り物は狩りに行く感覚を味わっているともいわれています。
群れのメンバーでる飼い主さんたちと一緒に同じ方向に移動しているからなんですね。
野生時代の狩りの景色と、乗り物で移動中の景色は、獲物を追って走っているときと似た感覚なのかもしれません。
反対に乗り物を乗ることが嫌いな犬は、過去の経験により乗り物=嫌なことが起きるかも?という記憶と結びついていると考えられています。
また、車酔いが原因でもともと乗り物が苦手なのかもしれません。
乗り物酔いの原因と対処法について
乗り物酔いの原因は色々と考えられます。
そんな乗り物酔いの原因と対処法について紹介します。
嫌なことが起きると思っている
「乗り物を乗ると嫌なことが起きるかも?」というストレスが原因で乗り物酔いをする犬もいます。
車に乗るときは、嫌いな病院の時だけだったりすると、乗り物=嫌なことが起きるかも?というストレスになってしまうんですね。
対処法としてはまず車に乗せるだけ、次に近場にあるいつも楽しく遊んでいるところに連れて行ってあげるようにしてあげましょう。
乗り物=楽しいことがおきる!してあげるようにしましょう。
車の匂いがが苦手
車の芳香剤の匂いやバスの匂いなども乗り物酔いの原因になります。
犬にとっては車の芳香剤の匂いが苦手で乗り物酔いを起こしたりもします。
匂いのきつい芳香剤などは避けるようにしてあげましょう。
車の揺れや長時間の移動
乗り物の揺れや長時間乗り物に乗ることも負担がかかります。
揺れの少ない乗り物を選んであげたり、キャリーケースやケージに入れることで犬にかかる揺れが少なくなります。
いつも入っているキャリーケースやケージなら安心感も得られます。
飼い主さんの匂いがついたものを入れてあげるのいいですね。
長距離の移動の時は犬の様子を見てあげてましょう。
こまめな休憩を取ってあげることで負担が軽くなります。
乗り物酔いのアロマオイルや動物病院で処方してくれる酔い止めなどももあります。
乗り物酔い自体を起こしてしまうと、乗り物に対して苦手なイメージを持ってしまいます。
乗り物酔いを起こさないように事前に対処してあげることも大切ですね。
電車やバスに乗せるときの注意
電車やバスの公共の乗り物に乗せるときにはルールがあります。
各鉄道会社、バス会社によって規定は違いますが蓋がついていて中の見えないゲージかキャリーバックに入れて乗車します。
ソフトケースはダメだったりするので乗車前に調べておく必要があります。
この時愛犬の入ったゲージは「手回り品」という扱いになります。
各鉄道会社、バス会社によってかかることもあるので乗車前に確認しましょう。
電車やバスに乗っている人たち全員が犬が好き。
犬は大丈夫なんてことはありません犬が苦手!という人が乗っているかもしれないんですね。
そのため飼い主さんがマナーとルールを守ることが重要になります。
まわりに犬が乗っていることを悟らせないようにするのが一番です。
乗車している人が少ない時間帯を選んだり、ゲージの入り口をほかの人から見えないようにする工夫もいいでね。
また、最初の乗車はバスなら1区間、電車なら1駅と事前に練習をしてみましょう。
いきなりの長距離移動になると、犬自身も負担が大きくなります。
事前にしっかり準備をして、愛犬に負担をかけないようにすることが飼い主さんの責任になります。
まとめ
乗り物を乗ることが楽しい犬もいれば、乗り物を乗ることが苦手な犬もいます。
犬にとって乗り物が飼い主さんと楽しい時間を過ごせる空間にしてあげたいですね。
公共の乗り物に乗るときはルールとマナーを守ることが大切です。
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