子供と犬が楽しそうに遊んでる様子を見るといやされます。
しかし・・・
「子供が嫌い!!こっちに来ないで!!」
と言わんばかりに、吠えたり、唸ったり、子供が嫌いな犬は結構います。
子供嫌いがひどくなると、飛びかかったり、噛みついてしまうことも。
飼い主さんとしては子供とも仲良くしてほいしいですよね?
犬が子供が嫌いなことには色々な理由がありました。
また子供が嫌いは犬種にも関係していたようです。
今回はこんな犬は子供がきらいなことについてまとめてみました。
目次
犬は子供が嫌いで吠えるのはなぜ?

飼い主さんや家族は平気。
大人の男の人、女の人は平気。
でも、子供の姿を見ると、怯えたり、吠えたり、唸ったりします。
「どうして、子供を見るとこんなふうになってしまうの?」
犬が子供嫌いだということについて悩んでいる飼い主さんもいるでしょう。
犬が子供を嫌いうことには理由があります。
まず、この犬が子供を嫌う理由について知ることが大切です。
子供の動きが予想できない

犬にとっては子供は未知の生物です。
大人の人でも見たことがない不思議な生き物には近寄ろうとはしませんよね。
子供が嫌いな犬にとっては、子供の行動が予想できなかったり、理解ができないのです。
犬は人の表情や行動を読み取ることができます。
飼い主さんの機嫌が悪かったりすると、近寄ってこないのはそのためですね。
しかし、子供の行動とは予想ができません。

遊んでいても急に泣いたり、怒ったり・・・
こんな予想ができない行動をとることが犬にとっては理解できないことになってしまっているのです。
理解できないものには、私たちも苦手な気持ちや、怖いといった気持ちになりますよね。
見つめられるのが苦手

親しみを込めて、犬の目をじっと見つめても犬にはその気持ちは伝わっていないことがあります。
犬はじっと目を見つめられることが苦手です。
犬の世界では、目を見つめるということは、相手を威嚇したりする行為です。
群れで生活をしていた犬は、リーダーとなる犬以外は他の犬の目を見つめるような行動をとることはありません。
しかし、かわいい犬を見つけると子供の目は犬にくぎ付けです。
子供にとっては、好奇心や遊びたい気持ちから犬をじっと見つめていることもよくあります。
また、身長の低い子供の視線は犬も感じやすくなっています。
じっと見つめられることが苦手な犬にとっては、子供に見つめられることがとても嫌なんですね。
嫌なことをされた記憶がある
犬が子供が嫌いだという理由には、過去に子供に嫌なことをされた記憶が関係していることもあります。
子供にとっては遊びのつもりで、触ったり、抱き着いたり。
また、何人もの子供に急に囲まれて怖い思いをしたなんてこともあるのかもしれません。
犬にとってはこんなことが嫌な思い出になってしまっているのです。
子供のこんな行動が嫌で、ワンッ!!と吠えると、飼い主さんに叱られてしまったこともあるのかもしれません。
「何も悪いことをしていないのに・・・」
子供には悪気がなくても、犬にとっては嫌なことや、飼い主さんに怒られたことから
子供=嫌なこと
という記憶になってしまっているのです。
社会化ができていない
犬が子供を嫌いだということは犬の社会化ができていないのかもしれません。
犬は子犬の頃に、いろんな犬や人と触れうことで他の犬や人ということを覚えます。
この他の犬や人と触れ合って社会化ができていないと犬もコミュニケーションをとることが苦手になってしまいます。
子供が嫌いな犬は子犬のころに社会化ができていないことがあります。
子供とどう接していいのか分からないので、吠えたり、唸ったりしてしまうのです。
子供が嫌いなことが多い犬種
犬が子供が嫌いだということには色々と理由がありました。
しかし、子供が嫌いな犬もいれば、子供のことが好きな犬もいます。
犬種によって子供のことが嫌いだという犬種もあるようです。
子供のことが嫌いな犬種は・・・・
・柴犬
・パピヨン
・ビーグル
・ボーダー・コリー
・ジャック・ラッセル・テリア
紹介した犬種はもともと吠え癖が強かったり、頑固な性格、縄張り意識が強い犬種です。
子供に対しても嫌、嫌いと思ったら吠えたり、唸ったりする行動が多くなってしまうんですね。
また、テリア系の犬は飼い主さん以外にはなつきにくく、嫌、嫌いだと思うと攻撃的になってしまうことも。
子供のことが嫌いな犬種として紹介しましたが、すべての犬が子供が嫌いだというわけではありません。
子供と一緒に遊ぶこともできれば、子供のわがままを受け入れることができる犬種もいます。
克服するためのしつけ方法についても
子供を見るとシッポをフリフリ。
子供と楽しそうに公園で遊んでいる。
でも、現実は・・・・
「ワンッ!!ワンッ!!ウ~っ!!ワンッ、ワンッ!!」
吠えて、唸って、飼い主さんも大変です。
子供に吠えたり唸るのならいいのですが、飛びかかったり、噛みついたりすると大変!!
子供に吠えたり、唸ったりした時はどうしつけるのがいいのでしょうか?
子供に吠えたり、唸ったりした時のしつけについて紹介します。
マテとスワレがいつでもできるように

子供嫌いを克服するには、まず「マテ」と「スワレ」を徹底します。
この「マテ」と「スワレ」が意外とできていない犬はたくさんいます。
この「マテ」と「スワレ」を覚えることで犬の吠えたり、唸ったりする行動を抑えることができます。
ふだんの生活で「マテ」「スワレ」何度もしつけるようにします。
「マテ」と「スワレ」ができれば目一杯、褒めてあげて下さい。
どんな時でも、マテとスワレができる、そして褒めてもらえるということを覚えるようにします。
「マテ」と「スワレ」がいつでもを完璧にできるようになれば大丈夫です。
子供を見て、吠えたり、唸ったりすることがあると思います。
そこで、「マテ」「スワレ」のコマンドで犬を落ち着かせましょう。
子供を見てもマテとオスワリができれば褒めてあげて下さい。
これを繰り返すことで、子供を見ても吠えたり、唸ったりする行動は減ってきます。
また、マテとオスワリがしっかりできることで子供に飛びかかったりする事故の防止にもなりますね。
しかし、オスワリをしていても子供に吠えたり、唸ったりしているときに褒めるのはNGです。
吠える、唸る=褒めてもらえる
ということになってしまうので注意が必要です。
また、吠えたり、唸ったりしているときに落ち着かせようと、背中やからだをさすったりするのもNGです。
これも、吠える、唸る=なでてもらえる
と間違った刷り込みになってしまうので、あくまでいつも行っているコマンドどうり「マテ」と「スワレ」を徹底しましょう。
しつけには長い時間がかかったり、根気が必要になります。
「この子にはできない」とは諦めずに根気よくしつけることが大切ですね。

まとめ
・犬が子供が嫌いで吠える理由は、「子供の動きが予想できない」「見つめられるのが苦手」「嫌なことをされた記憶がある」「社会化ができていない」
・子供が嫌いな犬種は「柴犬」「パピヨン」「ビーグル」「ボーダー・コリー」「ジャック・ラッセル・テリア」
・子供に吠えたり、唸ったりしないようにしつけるには「マテ」と「スワレ」を徹底する。
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