犬は昆布を食べれるの?出汁を飲ませても大丈夫な理由とアレルギーについて

昆布は出汁を取ったり、お惣菜としてもよく食べられることがある食材です。

人のからだに良い食材としてよく紹介されていますよね?

昆布から出汁を取っていると、あなたの愛犬が昆布のいい匂いにつられてクンクンしていることはないですか?

こんな人のからだに良い昆布は犬は食べれるのでしょうか?

今回はこんな犬が昆布を食べることについてまとめてみました。

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犬は昆布を食べれるの?

人のからだに良い食材としてよく紹介される昆布。

おいしい出汁を取ることのできる昆布は、色々な栄養素や海のミネラルなんかが含まれていそうですよね?

犬は昆布を食べれるのでしょうか?

犬は昆布を食べることができます。

与え方に注意が必要ですが、犬も昆布を食べることができます。

また、昆布を食べることが好きな犬は多いようです。

こんな、昆布の栄養素や与え方について紹介します。

昆布の栄養素は?

昆布煮は犬のからだに良い栄養素が入っています。

そんな昆布の栄養素について紹介します。

・水溶性食物繊維

昆布をゆでると出てくる、ヌメリには水溶性食物繊維が豊富に含まれています。

この水溶性食物繊維にはアルギン酸やフコダインといった成分が含まれていて、腸内の環境を整える働きがあります。

水溶性食物繊維は胃では消化されず、ゆっくりと腸へ移動し、腸内での糖の吸収を緩やかにする働きがあります。

また、余分な脂質の吸収も抑える効果があります。

将来的な腸に関する病気の予防になり、犬を太りにくくする効果が期待できます。

・ヨウ素

昆布煮含まれるヨウ素は、海藻だけに含まれる栄養素で、犬のからだの成長には欠かすことができないミネラルの1つです。

脂質や糖の代謝を高めたり、余分な脂肪を燃やす働きがあります。

犬の肥満予防に効果がある栄養素でもあります。

・ミネラル

昆布には犬のからだに必要なミネラルを多く含んでいます。

カルシウムや鉄、ナトリウム、カリウムなどのミネラルは犬のからだを作ったり、からだの調子を整える重要な栄養素です。

他の食材に比べ、昆布に含まれるミネラルはとても吸収がよく、効率的にミネラルを吸収することができます。

昆布のカロリーは?

気になる昆布のカロリーは・・・

昆布のい種類によってかわってきますが、100gあたり100㎉~150㎉ほどになります。

乾燥している昆布100gあたりのカロリーが100㎉~150㎉ですが、戻した昆布は膨れて量が増すのでカロリーはそこまで気にならないですね。

昆布100gとなると相当な量になりますが、おでんなどに入っている結び昆布1つが5gほどになります。

ドッグフードは100gで300㎉ほどになるので、ドッグフードに比べるとカロリーは低く食材と言えます。

昆布のアレルギーと与え方について

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犬も食べることができる昆布ですが、犬が昆布を食べることでアレルギーや注意することがあるようです。

こんな昆布のアレルギーや与え方について紹介します。

昆布のアレルギー

犬は昆布を食べることでアレルギーを発症することがあります。

昆布に含まれるヨウ素がアレルギーの原因になっています。

ヨウ素は犬のからだに必要な栄養素ですがアレルギーの原因にもなっているんですね。

初めて昆布を犬に与えるときは、少量から与えるようにして犬の様子を見るようにしましょう。

口の周りや、からだの皮膚の薄い所が赤くはれたり、かゆみが出ているときはアレルギーを発症しています。

また、吐き気や、下痢などの症状が見られるときもあります。

アレルギーの疑いがあるときは、すぐに動物病院で診てもらうようにしましょう。

昆布の与え方

犬に昆布を与えるときは、塩分が多く含んいる塩昆布や、味付けされているとろろ昆布はさけたほうがいいですね。

出汁を取ることに使われる昆布やおでんなどの具材に使用される昆布は種類が違いますが、これらの昆布は犬は食べることができます。

しかし、昆布は種類の違いで硬いものや柔らかいものまで種類は様々です。

犬に与えるときは、できるだけ柔らかくなるように煮立ててから細かく切ってから与えるようにしましょう

また、昆布はとても食物繊維を多く含んだ食材です。

犬のからだはたくさんの食物繊維を摂ってしまうと、お腹がゆるくなったり、下痢になる原因になってしまうので与えすぎには注意が必要ですね。

犬に与える昆布の量は、柔らかく煮立てた昆布をドッグフードにトッピングするようにして与えるといいですね。

また、おやつとして小さく切ったものを1つか2つ程度あたえるのもいいと思います。

出汁を飲ませても大丈夫?

犬は昆布を食べることができますが、昆布からとった出汁も飲ませても大丈夫なんでしょうか?

犬に昆布からとった出汁を飲ませても大丈夫です。

出汁に含まれる塩分が気になりますが、出汁に含まれる塩分は少量なのであまり気にしなくても大丈夫でしょう。

昆布の出汁には昆布の栄養素が少しですが溶けだしています。

栄養は昆布にほとんど残っているので、栄養を取るという意味ではあまり効果は期待できません。

しかし、出汁には昆布のうまみ成分が溶けだしているので犬も好んで飲むようです。

このうまみ成分はアミノ酸であるグルタミン酸という成分で、植物性の食材に含まれています。

動物性のうまみ成分と合わせることで、よりおいしいうまみに変わることも特徴です。

昆布だしが余った時は、鶏肉のささみと一緒に煮立てて与えてみるのもいですね。

ネギなどの犬が食べてはいけない食材と一緒に出汁を取ろことはできないので、注意しましょう。

まとめ

・与え方を守れば犬は昆布を食べることができる。

・昆布には、水溶性食物繊維やミネラル、ヨウ素などの栄養素が含まれている。

・犬に昆布を与えるときは、柔らかくなるまで煮立てたものを少量与えるようにする。

・昆布の出汁も犬は飲むことができる。

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