犬がこんにゃくを食べたけど大丈夫?ダイエットの効果とアレルギーについて

こんにゃくといえば低カロリーの食材ですね。

こんにゃくパスタやこんにゃくゼリーなどカロリーを抑えるためによくこんにゃくが使われています。

ダイエットをするときにこんにゃくを使う人も結構いるんじゃないでしょうか?

低カロリーの食材のこんにゃくですが、犬はこんにゃくを食べることができるのでしょうか?

今回はこんな犬がこんにゃくを食べることについてまとめてみました。

犬はこんにゃくを食べても大丈夫?

低カロリーの食材のこんにゃくですが、犬はこんにゃくを食べることができるのでしょうか?

犬はこんにゃくを食べることができます。

与え方をきちんと守れば犬もこんにゃくを食べることができるんですね。

こんなこんにゃくの栄養素やカロリー、犬にこんにゃくを与えるときの注意することについて紹介します。

こんにゃくの栄養素は?

こんにゃくはサトイモ科の、コンニャク芋から作られている食材です。

こんにゃくに含まれる栄養素は、カリウム、ナトリウム、リン、マグネシウム、亜鉛、鉄、食物繊維が主な栄養素です。

しかし、こんにゃくは約97%が水分で、残りの約3%ほどが固形物になっています。

ほとんどが水分でできているため、犬のからだに必要な栄養素はこんにゃくだけで補うことはできません。

しかし、唯一多く含まれている栄養素は、食物繊維です。

こんにゃく100gあたりに含まれる、食物繊維は約3gほどになります。

同じイモ科のサツマイモと比べると分かりやすく、サツマイモ100gあたりに含まれる食物繊維は約2gほどです。

こんにゃくに含まれている食物繊維はサツマイモの約1.5倍も多いことになりますね。

こんにゃく含まれる栄養素で犬の肌の潤いを保つ栄養素があります。

セラミドという栄養素です。

セラミド生芋から作られたこんにゃくに多く含まれています。

犬にこんにゃくを与えるときは生芋から作られたこんにゃくにを与えるほうがいいですね。

こんにゃくのカロリーは?

気になるこんにゃくのカロリーですが・・・

こんにゃく100gあたり約7㎉ほどになります。

スーパーなどで販売されている板こんにゃくが300gほどなので、板こんにゃく1枚が約21㎉ということになりますね。

低カロリーの食材としてご存知の方も多いと思いますが、ほとんどカロリーがない食材ですね。

ダイエットの効果とアレルギーについて

低カロリーの食材のこんにゃくですが、犬にこんにゃくを与えることでダイエットの効果はあるのでしょうか?

また、こんにゃくの原材料はコンニャク芋という芋です。

こんにゃくを食べることでアレルギーを発症することはあるのでしょうか?

ダイエット効果はあるの?

愛犬のダイエットのためにドッグフードの代わりや、ドッグフードにこんにゃくを混ぜることでダイエット効果を期待する飼主さんもいるんじゃないでしょうか?

犬にこんにゃくを食べさせることで、摂取カロリーを抑えることは可能です。

しかし、こんにゃくには犬のからだに必要な栄養素があまり含まれていないので,こんにゃくのみをごはんの代わりに与えることは犬のからだに良くありません。

ダイエットには栄養バランスの取れた食事と、適度な運動が基本です。

犬にこんにゃくを食べさせることはできますが、ダイエットを目的に与えるには栄養が偏ってしまうので注意が必要ですね。

アレルギーについて

犬にこんにゃくを食べさせることでアレルギーを発症することがあります。

他の食材に比べるとアレルギーを発症することは少ないようです。

初めて犬にこんにゃくを与えるときは、少量から与えるようにして犬の様子をみましょう。

からだが赤くはれたり、かゆみが出る、フケが多くなる、吐き気や嘔吐などの様子が見られるときはアレルギーを発症しているかもしれません。

動物病院で診てもらうようにしましょう。

こんにゃくを与えるときに注意することとは?

こんにゃくは原材料のコンニャク芋のアクや、こんにゃくを固めるときに使う水酸化ナトリウムに強いえぐみがあります。

下茹でをすることで、このアクとえぐみを抑えることができます。

犬にこんにゃくを与えるときは、下茹でしてから与えるようにしましょう。

また、こんにゃくそのままの味は苦手な犬もいるようです。

牛肉などと合わせて茹でることで、こんにゃくに牛肉の香りづけができるので犬が食べやすくなります。

茹でたてのこんにゃくは火傷の原因になるので、人肌くらいに冷ましたものを与えるようにしましょう。

特に気を付けることが与えるこんにゃくの大きさです。

犬は食べ物をほとんど丸呑みにします。

こんにゃくは弾力が強い食材なので、口の中で自然に崩れることはありません。

大きいままのこんにゃくが犬の喉に詰まってしまうことがあるので、できるだけ小さくカットしてから与えるようにしましょう。

また、与えすぎはよくありません。

適度な量の食物繊維は犬のお腹の調子を整える働きがあります。

しかし、こんにゃくに含まれる食物繊維を取りすぎると、お腹がゆるくなり下痢の原因になってしまいます。

普段のごはんに少し加えるほうがいいですね。

ダイエットを目的にこんにゃくだけを与えることは、カロリーは抑えることはできますが犬のかからだに必要な栄養が不足するのでお勧めできません。

あくまで、ごはんに少し足してあげるくらいが適量です。

まとめ

犬もこんにゃくを食べることはできますが、ダイエットを目的に与えるのは犬のからだにはあまり良くありません。

栄養が偏ることや、こんにゃくに含まれる食物繊維の摂りすぎは犬のからだに悪い影響が出ます。

こんにゃくを使って犬をダイエットさせるテレビ番組などを見かけることがありますが、他にも方法はあるはずです。

栄養バランスの取れた食事と、適度な運動がダイエットの基本です。

こんにゃくはあくまでごはんのお供くらいに考えるほうがいいですね。

関連記事:犬は焼き芋を食べても大丈夫?皮を食べると下痢になるの?

犬は豆腐を食べても大丈夫?下痢やアレルギーの原因について

犬はオリーブオイルを食べても大丈夫?乾燥肌に塗るのもいいの?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください