犬は顔やからだを床にこすりつけるはなぜ?かゆいのはダニやノミが原因?

犬はよく顔や体を床にこすりつけています。

あなたの愛犬も床に顔やからだをゆかにこすりつけていることはないでしょうか?

顔やからだがかゆいから床にこすりつけている訳ではないようです。

今回はこんな犬が顔やからだを床にこすりつけるしぐさについてまとめてみました。

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犬が顔やからだを床にこすりつける理由は?

犬が顔や体を床にこすりつけるしぐさにはいろいろな意味があります。

顔やからだがかゆくてこすりつけていることもありますが、他にも理由があるようです。

犬が顔やからだを床にこすりつけるしぐさの意味について紹介します。

獲物を狙うときの準備?

顔やからだをこすりつける理由の1つが自分の匂いをまわりの匂いと同じにしたいからです。

犬は野生時代狩りをして生活をしていました。

野生の環境では、獲物となる動物も、獲物を狙う犬も匂いには敏感です。

獲物をとるために、自分の匂いをまわりにとけこませて自分の姿カモフラージュする必要があるんですね。

ペットとして飼われている犬の中でも、もともとが狩猟犬であった犬は獲物を追いかける習性は残っていることが多くあります。

何か気になる獲物を見つけると、狩猟本能にスイッチが入って、ゴロゴロと体をこすりつけて自分の匂いを消そうとします。

また、警戒心が強い気質を持った犬にもよく見られる行動です。

初めての散歩道や公園では自分のに姿を消すために、地面に体をゴロゴロとこすりつけることもあるようです。

シャンプーの匂いが嫌い?

シャンプーを入れた後の犬の匂いはシャンプーやトリートメントのいい匂いがしますよね。

シャンプーできれいになった犬は、飼い主さんとしては気持ちの良いものですが、犬にとってはあまり気持ちよくはないようです。

自分の個性ともいえるからだの匂いが薄くなり、犬にとっては何の価値もないシャンプーやトリートメントの匂いがついてしまっています。

自分の匂いがなくなってしまったような気持ちになっているようです。

だから、自分の匂いが残っている床やカーペットにからだをこすりつけて自分の匂いをつけようとしているようです。

満足しているから?

犬は何かに満足しているときも顔やからだを床にこすりつけることがあります。

おいしいものを食べた後や、楽しいお散歩や運動の後によくするしぐさです。

大好物のごはんやおやつを食べた後なんかは、ゴロゴロ、くねくねと体を床にこすりつけます。

私の愛犬のミニチュアダックスも大好物のヨーグルトを食べた後は・・・

「ヨーグルト、美味しかった~。」と言っているように見えるほど、顔やからだをこすりつけて自分の満足している気持ちを表しています。

はじめて食べさせるごはんやおやつを食べた後、嬉しそうに顔やからだをこすりつけているなら、そのごはんやおやつにとても満足しているでしょう。

飼い主さんに甘えたいから?

犬は飼い主さんに甘えたい気持ちをアピールするときに顔やからだを床にこすりつけていることがあります。

「かまってよ~、遊んでよ~。」と、ゴロゴロ、くねくねと顔やからだを床にこすりつけます。

犬が飼い主さんに向けた行動なので、飼い主さんの行動を見ながら、ゴロゴロ、くねくねしています。

飼い主さんが近寄ると、からだをスリスリと甘えてくるので、こんなときは犬の気持ちに応えてあげましょう。

かゆい理由はダニやノミが原因?

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犬が顔やからだを床にこすりつけるしぐさには、犬のきもちを表した行動がありました。

しかし、ただ単にからだがかゆくて顔やからだを床にこすりつけていることもあるようです。

顔やからだがかゆい理由は色々とあると思います。

犬がからだをかゆがっていることには注意する必要があるかもしれません。

そんな、かおやからだがかゆくてこすりつける理由について紹介します。

お水が耳に入っているの?

シャンプーをしたり、プール遊びをした後は耳に水が入ってしまっていることがあります。

私たちも耳に水が入っていると気になって仕方がないと思います。

犬も耳に水が入っているので、ムズムズとかゆくなているようです。

また、耳の周りの毛がしっかりと乾いていないので気持ち悪くなっているのかもしれません。

シャンプーの後で顔や耳の周りをしきりにこすりつけているようなら、耳の周りの毛や耳の中に水が残っています。

耳の周の毛をしっかりと乾かしてあげて、耳の中を傷つけないように耳掃除をしてあげましょう。

ダニノミがついてかゆくなっていることも

ダニノミがからだについてしまうと、かゆみの原因になります。

意味もなく背中を床にこすりつけているようなときは、ダニノミがついているかもしれません。

ダニノミは、背中、お尻、耳の周りによくつきます。

顔やからだを床にこすりつけるだけでなく、足でかいたり、壁や柱にこすりつけているときはダニノミがついていないか見てあげましょう。

ダニノミがついているようなら、すぐに動物病院で受診するようにしてください。

そのままの状態で放置していると、皮膚の炎症、ただれの原因になります。

二次的な病気に発展しないように、はやめに処置してあげるようにしてください。

病気でかゆくなることも

ストレスや、アレルギー、皮膚の病気によって顔やからだがかゆくなっていることがあります。

からだが赤くはれていたり、しきりに同じところをこすりつけているときは注意が必要です。

初めての食べ物を食べた後に、口の周りや、皮膚が薄い所が赤くはれて、かゆがっているようならアレルギーを発症していると思います。

アレルギーの原因になっていると思われる食材は与えないようにして、動物病院で受診しましょう。

アレルギーも強くでる症状から、見た目では分かりにくい症状まで様々です。

初めての食材を食べさせるときは、少量から与えるようにして犬の様子を見るようにしましょう。

また、皮膚が炎症を起こす原因はアレルギー以外にもあります。

顔の周りをしきりにこすっているなら・・・

結膜炎、角膜炎、外耳炎、歯周病、鼻炎など、目や耳、鼻や口など炎症を起こしていたり、何かの病気のサインかもしれません。

しきりにかゆがっている様子が見られるときは、動物病院で診てもらうようにしてください。

からだをこすったり、かきむしってしまってさらに悪化してしまう原因になってしまうんですね。

顔やからだを床にこすりつけるという行動の理由を、飼い主さんは読み取る必要があります。

まとめ

・犬が顔やからだをこすりつけるしぐさの意味は、自分の匂いをつけたり、カモフラージュする意味がある。

・ごはんや遊びに満足していたり、飼い主さんに甘える気持ちをアピールするときも顔やからだを床にこすりつける。

・顔やからだを床にこすりつけるしぐさは、ノミやダニがついてかゆくなっていることもある。

・アレルギーな皮膚の炎症などによる病気でかゆくなっていることもある。

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