愛犬の様子がおかしい!?
「さっきまで元気だったのにあれ!?なんだか足を痛がってる。」
病院へ連れて行ってみると・・・先生からひと言
「なんともないですよ!」
「えっ!?さっきまであんなに痛そうにしていたのに・・すごく元気!!」
なんてことはないでしょうか?
今回は犬の仮病についてまとめてみました。
犬も仮病を使うのって本当?

犬も人と同じように仮病を使います。
多いのが足を引きずるフリ。ひょこひょこ変な歩き方をし、足が痛いフリをするのです。
まさか演技ができるなんて!?と思いますが動物の世界では似た事例が多くあります。
有名なのは鳥の偽傷です。
天敵となる動物がヒナや卵に近づくと、巣から離れた場所で親鳥がよろよろ歩いたり、弱っているフリをして天敵からヒナや卵を遠ざけ守ります。
鳥の偽傷は天敵からヒナや卵を守るものですが、犬の仮病は飼い主さんの気を引くために仮病を使います。
飼い主さんが構ってくれない・・寂しい・・
といった時に飼い主さんの関心を引くためです。
ケガをしたときに飼い主さんが優しくしてくれた、構ってくれたという過去の記憶から仮病を使っていると考えられます。
また、散歩に行きたくない・・シャンプーに入りたくない・・
何かしたくないことがあるときも仮病を使います。
学校に行きたくない・・仕事に行きたくない・・・
「お腹が痛いんで休みます・・(嘘)」 人間と同じですね、笑
犬は仮病を使って震えたりすることがあるの?
犬が仮病を使うことを紹介しましたが、仮病を使って震えたり鳴いたりすることがあるのでしょうか?
犬が震えるとき
体調が悪く震えていた時、飼い主さんが優しくしてくれたという記憶から飼い主さんにかまって欲しい時に仮病を使って震える犬もいます。
犬が震えるときは心理的な原因と身体的な原因が考えられます。
体調不良が原因の震え
実際に体調が悪く、体温調整がうまくできていないときに体温を上げるために震えが出ます。
痛みからくる震え
犬は痛みを感じると震えることがあります。
仮病ではなくどこか本当に痛い時は、触られることを嫌がったり、痛い部分に触れると鳴いたりもします。
寒さからくる震え
犬も人と同じように、寒さで体温が下がると震えて体温を上げようとします。
不安や恐怖、ストレスからくる震え
苦手な音を聞いたり、苦手な犬や人に会ったり、病院などの苦手な場所へ行ったりすると不安や恐怖で震えます。
また初めて見るものや、初めて行く不慣れな所でも緊張やストレスが原因で震えることもあります。
犬の震えは心理的な原因や身体的な原因がほとんどです。
仮病だと簡単に考えるのではなく震えているのはなぜなのかよく観察してあげましょう。
仮病の見分け方と対処方について
足を痛がっているけど特にケガをしているわわけどもない・・
本当にケガをしているのか病気になっているのか判断がつかない。
仮病を使っているのかな?でも心配・・・
ありますよね~
そんな時は愛犬が大好きなオモチャ、散歩が好きな犬だったら散歩のリードなど
好きなものを見せてみて反応を見てみましょう。
しっぽをフリフリ!!元気が無かったのに喜んで遊びだしたりと、こういった行動は仮病を使っていた可能性があります。
しかし、しっぽの振り方がいつもと違っていたり、いつも飛びついて遊ぶオモチャで遊ばないといったとき本当にどこかケガをしていたり、病気の可能性があるので様子を見る必要があります。
(迫真の演技ができる、賢いワンコもいますが・・・)
仮病は飼い主さんへのアピールなので飼い主さんがいなくなると怪我のフリ、病気のフリはしなくなります。
仮病を使う犬の対処法ですが
基本的にはいつもと同じように接することです。
無視をしたり過剰に接する必要はありません。
余計にストレスがかかったり、仮病をすることが癖づく原因になってしまいます。
仮病を使っても飼い主さんの反応は変わらないんだよ、ということを覚えさせましょう。
いつもと同じように接することで自然とおさまるようになります。
まとめ
・犬も人間と同じように仮病を使う。
・犬が仮病を使う理由は、飼い主さんにかまって欲しい、なにかしたくないことがある気持ちの表れ。
・仮病の見分け方は大好きなオモチャなど好きなものを見せて反応を見てみる。
・仮病の対処法はいつもと変わらないように接するようにする。
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