犬は個体によって爪の色が違いますよね。
我が家で飼っているシルバーダップルのダックスフンドは爪の色が黒いので慣れるまでは爪切りに苦戦しました。
「黒い爪の犬はどこまで切ったらいいの?」
と飼い主さんも悩むことと思います。
今回はそんな、黒い爪の理由や黒い爪を切ることについてまとめてみました。
犬の爪が黒い理由は?

人の爪の色はみんな同じなのに、犬は白い子やピンク、茶色や黒など様々ですよね。
爪が黒いのは被毛の色が濃い子に多いです。
爪の色はメラニン色素によって変わるそうで、肉球の色が黒い子は爪の色も黒い場合が多いのです。
爪が黒いのは健康が悪いの?
人の爪が黒いと健康がよくなかったり中で血が固まっていたりしますが、
犬の場合は爪が黒くても健康が悪いわけではありません。
同じ犬種であっても、爪に含まれるメラニン色素の違いで、黒い色の濃さが変わってきます。
爪が黒い子はその子の個性なので健康を心配しなくても大丈夫です。
爪が黒い犬種は?
では、爪が黒い犬種はどのような犬種なのでしょうか?
ちなみに先述した通り我が家のシルバーダップルのダックスフンドは爪が黒色です。
被毛は黒が多めで肉球も黒色です。
他にも被毛が黒色の子は爪が黒い子が多いです。
犬種としては
・チワワ ・ダックスフント ・ラブラドールレトリバー
・トイプードル ・フラットコーテッドレトリバー
などの犬種の爪の色は黒色です。
黒い爪を切るコツ
黒い爪の犬は爪切りが怖いという飼い主さんもいますよね。
薄い爪の子ならピンク色の血管が見えていますが、黒い爪の子って本当に真っ黒で境目がわからないという人も多いと思います。
そこで黒い爪を切るコツを紹介したいと思います。

爪を切るときに用意するものは?
まずは犬用の爪切りを用意しましょう。
爪切りにはハサミタイプ、ギロチンタイプなど種類があるので愛犬に合った爪切りを使用しましょう。
ちなみに爪切りは1000円前後で購入できます。
そして、出血したときのために止血剤を用意しておくと安心です。
止血剤と合わせて、清潔なガーゼとハンカチなども用意しておくといいですね。
黒い爪を切るコツについて
黒い爪を切るコツとしては、いっきに切ってしまうと血管まで切ってしまう可能性があるので少しずつ切るようにしましょう。
爪を切る目安は爪の断面に見えてくる白い線です。
少しずつ切ると途中で白い線が見えてくるのでそれ以上は切らないようにしてくださいね。
気持ち控えめに切ると、爪の中にある血管を切らないので安心ですね。
出血したときの対処法は?
犬の爪を切っていて出血した場合は焦らずに処置をしてあげましょう。
止血剤があればいいですが、すぐに自宅にない場合もありますよね。
その場合はティッシュやハンカチを使って圧迫してあげると止血します。
どうしても出血が止まらないときは動物病院で見てもらうようにしてくださいね。
爪を切る頻度について
爪を切る頻度は室内犬、室外犬によっても変わってきます。
室外犬は外を歩くことで爪がすり減ってる場合が多いので切る頻度は少ないですが、室内犬は放っておくとすぐ伸びてしますね。
また、散歩や外での運動の量でも爪切りの頻度は変わってきます。
運動量が多い犬は、爪切りを必要としないこともあります。
爪を切る頻度の目安は、月1〜2回を目安に切ってあげましょう。
これは目安なので、愛犬の爪が伸びていると感じた場合は切ってあげてくださいね。
まったく爪切りが必要のないい犬でも、犬の足の健康チェックも兼ねて月に1,2回は見るようにしてあげた下さいね。

まとめ
黒い爪の犬についてまとめてきましたがいかがだったでしょう?
爪が黒いのは健康が悪いの?と心配する飼い主さんもいるかと思いますが、メラニン色素が関係していて健康が悪いわけではありません。
その子の個性だと思ってあげてくださいね。
黒い爪を持つのはチワワやダックス、プードルなどの人気犬種もいます。
黒い爪は爪切りが難しいですがコツを掴めば慣れてくると思うので焦らずに少しずつ切ってあげてくださいね。
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