犬の耳が臭い!耳垢が茶色や黒いのは病気やアレルギーが原因?

愛犬の耳が何だか臭い!?

耳を見てみるとなんだか、茶色い耳垢が・・・

この茶色い耳垢が愛犬の耳からの匂いの原因なの?

前まではこんな耳垢見たこともなかったのに、臭くて茶色い耳赤が気になります。

反対の耳を見てみるとこっちもなんだか臭くて、耳垢はっぽく見えます。

愛犬の耳が臭いこと、耳垢が茶色や黒色になっていることも気になります。

あなたの愛犬の耳はどうでしょうか?

犬の耳の匂いの原因と茶色や黒色の耳垢について調べてみました。

この犬の耳の匂いや、茶色や黒色の耳垢には色々な原因がありました。

今回はこんな犬の耳が臭いこと、耳垢が茶色や黒色になっていることについてまとめてみました。

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犬の耳が臭くなる原因は?

犬の耳は健康な状態であればほとんど匂いはしません。

人と同じように耳垢もありますが、この耳垢も匂いはほとんど無臭です。

しかし、犬の耳が臭くなったと気になったことはありませんか?

「耳に少し、耳垢が溜まっているだけ。」と思って放っておくと大変なことになっているかもしれません・・・

犬の耳が臭くなることの原因について紹介します。

・菌が繁殖してる

犬の耳の外耳には耳垢線という皮脂を分泌するところがあります。

健康的な犬であっても、耳の通り道を保護するために、皮脂が分泌されます。

しかし、この皮脂が溜まって固まると耳垢になります。

皮脂や耳垢は菌にとっては大好物。

この皮脂や耳垢を食べることで、犬の耳の中で菌が繁殖します。

定期的に耳の手入れをしていれば、この余計に溜まった皮脂や耳垢が少なくなり菌も繁殖しません。

何らかの原因で皮脂分泌が多くなったりすると、菌が繁殖しすることになり臭い匂いの原因になります。

耳の中で菌が繁殖数と、炎症などの原因になり二次的に他の病気に進行することもあります。

この臭い匂いは犬の耳の中で繁殖した菌の排泄物の匂いです。

・耳ダニ

犬の耳臭い匂いの1つは耳ダニが原因になっていることもあります。

耳ダニは体に寄生するダニとは種類が違ったダニで、ミミヒゼンダニと呼ばれています。

耳ダニの栄養源は犬の皮脂や耳垢で耳の中から血液を吸うこともあります。

耳ダニが血液を吸うと、犬の耳の中で小さな傷ができることでかゆみが出るようになります。

この犬の耳に寄生した耳ダニから排出された糞が臭い匂いの原因になっています。

・アレルギー

犬の耳の臭い匂いは、菌やダニ以外にも原因があります。

アレルギーによって犬の耳が臭くなっているのかもしれません。

犬はアレルギーを発症すると、皮膚に起きる症状としては、耳や口、目の周りなどが赤く腫るようになります。

犬の耳がアレルギーによって刺激を受けることで皮脂が増えたり、熱くなることで二次的な症状を引き起こします。

アレルギーによって分泌される皮脂以外にも、かゆみによって犬が耳をかいてできた傷が原因で菌が繁殖してしまうのです。

・外耳炎

犬が外耳炎になると、耳の匂いが臭くなります

外耳炎になる原因は色々とあります。

菌の繁殖や耳ダニ、アレルギー、耳の中にできた傷などが原因です。

外耳炎になると皮脂や分泌物の量が増え、菌や耳ダニが増える原因にもなりさらに、耳の匂いが臭くなります。

外耳炎がひどくなると、中耳炎を併発する原因にもなり、外耳炎と中耳炎の両方の治療は難しくなることもあります。

また、湿気が多い季節や季節の変わり目などは、犬が外耳炎を発症しやすい時期にもなっています。

耳垢の色が茶色や黒いのは?

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犬の耳が臭いことには色々な原因がありました。

茶色や黒色の耳垢の原因は同じように病気やアレルギーが原因なんでしょうか?

ふだん愛犬の耳をお手入れする飼い主さんもいれば、ペットサロンや動物病院におまかせしている飼い主さんもいるでしょう。

「ふだんの愛犬の耳垢はどんな色?」

「・・・・」

実は愛犬の耳垢についてあまり知らないという飼い主さんもいるはずです。

健康的な犬の耳垢茶色や黒色の耳垢について紹介します。

健康な犬の耳垢は?

健康的な犬の耳垢は、乳白色薄い黄色っぽい色をしています。

臭いにおいやネバネバしているようなことはありません。

耳の状態もピンク色で、耳垢がついていることはほとんどありません。

耳の通り道を保護するために分泌されている皮脂だけで余計な耳垢などは自然と外に出ていきます。

茶色や黒い耳垢は病気やアレルギーが原因?

健康的な犬の耳垢は乳白色やうすい黄色っぽい色をしています。

しかし、茶色や黒色の耳垢は病気やアレルギーを発症していると思われます。

特に色が濃くなっている耳垢は菌やダニの排泄物の色が原因です。

茶色の耳垢は菌が繁殖して出される排泄物の色で、黒い耳垢は耳ダニの排泄物です。

また、外耳炎などから耳の中が腫れたりすると熱をもったりかゆみが出ます。

犬がこの耳が熱くなったり、かゆくなっていることが気になって耳をかいたりこすったりすることで傷ができることも。

耳垢に傷から出た血液が混ざると、かさぶたのような濃い赤色の耳垢が混ざっていることもあります。

細菌性の外耳炎で膿が出ていることも

外耳炎の悪化により、耳の中の分泌物が増え菌が繁殖する原因になります。

さらに耳の中の菌が増殖すると、外耳炎ん症状がさらにひどくなり膿が溜まってしまうこともあります。

この膿も菌の餌となり、さらに菌が繁殖する原因になります。

耳垢の色も濃くなり、匂いもさらに強くなります。

耳の病気の予防について

耳の中の病気については、ふだんから定期的にチェックしてあげることが一番の予防です。

定期的に犬の耳を見ることで、なんらかの耳の異常に気が付けるはずです。

ふだんのスキンシップの時間から習慣付けるといいでしょう。

「耳の匂いが気になる。」「耳垢の色がおかしい。」

と早くに見つけてあげることで、病気やアレルギーが早く見つかり、治療も早くに取り掛かることができます。

健康的な犬のばあいであれば余計な耳垢は自然と外に出るようになっています。

ふだんの耳の手入れは耳のチェックを兼ねてガーゼやコットンで見えている範囲を拭いてあげるくらいで十分です。

また、耳垢や汚れが自然と外に出やすいように、耳の中の毛や周りの毛も定期的にカットしてあげるといいでしょう。

犬の耳の匂いや耳垢の色が気になった時は動物病院で受診するようにしてください。

まとめ

・犬の耳が臭くなっている原因は、菌の繁殖、耳ダニ、アレルギー、外耳炎が原因。

・茶色や黒い耳垢は、菌や耳ダニの排泄物の色。

・耳の病気の予防には、定期的に耳をチェックしてあげることが一番。

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