菜の花と聞けば、春を思い起こす風物詩の1つですよね。
可愛いお花ですが食材としても楽しめるのです!
菜の花畑で愛犬と散歩ができたら最高に気持ちが良さそうですね。
菜の花って私自身はあまり食べたことがないので身近に感じる食材ではないのですがみなさんはどうでしょうか?
また、こんな菜の花は犬が食べることができるのでしょうか?
今回はこんな犬が菜の花を食べることについてまとめてみました。
目次
犬は菜の花を食べても大丈夫?

春になると菜の花を食べることがあると思います。
そんな菜の花ですが、犬は菜の花を食べても大丈夫なのでしょうか?
犬も菜の花を食べても大丈夫です。
ですが生のものではなく、必ず茹でたものを与えるようにしましょう。
菜の花に含まれる栄養素と健康効果とは?
菜の花はカリフラワーなどと同じアブラナ科の1種なのです。
犬にとってもとても栄養素が豊富に含まれている緑黄色野菜なのです!
ではどんな栄養素が含まれているのでしょうか?
・βカロテン
βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。
糖尿病や動脈硬化、などの生活習慣病を予防する働きがあります。
また犬の皮膚や粘膜を正常に保ち、免疫力を高めてくれる働きがあるのです。
犬にも嬉しい栄養素の1つといえます。
・ビタミンB1・B2
ビタミンB群には、犬のエネルギー代謝を補佐する働きがあります。
毎日のコンスタントに摂取させたい栄養素ですね。
ビタミンB群が不足していると、体内の代謝がスムーズに行われないので、犬も元気に走り回るパワーがなくなってしまいます。
・ビタミンC
ビタミンCコラーゲンを作るのに必要不可欠な栄養素です。
犬の皮膚や肌を健康に保つ働きがあります。
子犬期は慣れない環境でストレスがたまりやすいですが、ストレスへの抵抗力にも役立つ重要な栄養素になります。
・鉄
鉄分は犬にとっても不足しやすい成分の1つです。
鉄分が不足すると、立ちくらみなどの貧血症状が出ます。
犬は散歩が大好きですよね?
散歩などの運動をするときは日常生活よりも鉄を消費します!
なので、鉄は犬にも必要不可欠な成分なのです。
・カルシウム
カルシウムは骨や歯の形成に役立つことをご存知の方も多いですよね。
犬にとってもカルシウムは重要な栄養素です。
犬のおやつにもよく、カルシウムが含まれています。
また成長過程の子犬は骨や歯の形成が重要な為、カルシウムを摂取することは子犬にとっても大事なのです。
・カリウム
カリウムは体内に存在する1番多いミネラルなんです。
生命維持にもかかせない栄養素です。
大事な愛犬にも長生きしてほしいですよね?
そんな愛犬の生命維持にも役立つのです。
・食物繊維
食物繊維は便秘気味な犬の排便をスムーズにする働きがあります。
この食物繊維、摂取量が不足すると犬が便秘や痔になりやすくなります。
かといって摂取しすぎると、愛犬のお腹がゆるくなったりミネラルの吸収が妨げられる為注意が必要です。
菜の花のカロリーは?
イメージ的にカロリーが低そうな菜の花、実際カロリーはどうなのでしょうか?
生の菜の花100gあたり、33kcal。
ゆでた菜の花100gあたり28kcalです。
生と茹でたもので多少カロリーが変わります。
茹でたものの方がカロリーが少し低くなっていますね。
ドックフード100gあたり300kcalなので比較してもかなりカロリーが低い食材といえます!
犬に菜の花を与えるときの調理法や与え方について
犬が食べることができる栄養満点の菜の花ですが、犬に菜の花を与えるときに注意することはないのでしょうか?
そんな、犬に菜の花を食べさせるときに注意することについて紹介します。
犬に菜の花を与えるときの調理法は?

犬に菜の花を与える時は、必ず茹でてから与えてくださいね。
犬はもともと消化不良を起こしやすいので生で与えることは胃腸にもよくありません。
また、菜の花に含まれるシュウ酸は結石症などの原因になるのです。
このシュウ酸は、犬のからだによくない成分です。
犬に与える時には、ゆででアクを取り除くことで、菜の花に含まれるシュウ酸の働きを抑えることができます。
菜の花を使ったレシピの紹介です!!
菜の花で犬用の白和えを作ってあげると犬も美味しく喜んで食べてくれます。
使うのは豆腐、ささみなどの食材だけ!
調味料は犬のからだによくない成分がたくさんあるので、すりごましか使用しません。
なので愛犬も安心して菜の花を味わえます。
美味しくってペラリと平らげてしまいますよ。
菜の花の与え方と与える量は?
菜の花には食物繊維が含まれていて、犬は消化不良を起こしやすいので小さく食べやすい大きさにカットしてから与えるようにしましょう。
菜の花は日が経つ事に花が咲き、筋っぽくなってしまうので犬に与えるときは、できるだけ新鮮なものを与えてくださいね。
与える量は、ふだんのドッグフードにトッピングしたあげるくらいが適量になります。
アレルギーについて
どんな食材にも、犬に合う、合わないがあります。
初めて与える場合は、少量にして犬のからだに影響がないか注意してあげましょう。
犬にアレルギーがある場合は、皮膚をかゆがったり、目の充血などの症状が出ます。
ひどい場合は下痢や嘔吐をともないます。
菜の花を食べた犬に異変があれば,すぐにどかかりつけの動物病院を受診しましょう。
菜の花の旬は?
犬に菜の花を食べさせるなら、美味しい旬の菜の花を食べさせてあげたいですよね。
そんな、菜の花は春のイメージが強いですよね。
春の訪れを教えてくれる季節の変わり目にぴったりな菜の花。
菜の花は2月から3月に出回ります。
この時期に売られている菜の花は1番美味しく食べられる旬なのです!

まとめ
犬が菜の花を食べれるか、についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか?
菜の花には犬にも嬉しい栄養素がたくさん含まれていますね。
ただし、犬に生の菜の花を与えるのは禁物です。
ほどよい量を与えて犬の健康に役立ててあげましょう。
愛犬と菜の花を食べて一緒に春の訪れを感じてはいかがでしょうか?
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