犬はナスを生で食べても大丈夫?下痢や嘔吐は毒が原因なの?

夏野菜!として知られるナスですが、色々な調理法があって栄養も満点だし美味しいですよね。

ナスが好きな人も多いのではないでしょうか。

犬にもナスを食べさせてあげたい!!

なんて思ったことのある人もいるかもしれませんね。

そんなナスですが、犬はナスを食べても大丈夫なのでしょうか?

今回は犬がナスを食べることについてまとめてみました。

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犬はナスを食べても大丈夫?

結論からいうと、犬はナスを食べても大丈夫です。

ナスは与えすぎなければ犬にも嬉しい栄養素が含まれています。

ナスに含まれる栄養素と犬にナスを与えるときに注意することについて紹介します。

ナスに含まれる栄養素と健康効果について

ナスに含まれる栄養素と犬のからだに与える健康効果について紹介します。

・ナスニン

ナス科のナスにはナスニンというポリフェノールの一種が含まれています。

このナスニンは特に皮の部分に含まれていて抗酸化作用があります。

犬の皮膚のトラブルを防いでアンチエイジング効果が期待できます。

ナスニンは発ガン性物質を抑制する力が強いので大事な愛犬のがん予防にもなります。

また、犬の動脈硬化の予防にも効果があります。

・カルシウム

カルシウムは犬の骨や歯の形成に重要な栄養素です。

犬の骨や歯を丈夫にしてくれる効果がありますね。

子犬の成長やシニア犬の骨粗しょう症予防にはかかせない栄養素ですね。

・カリウム

ナスには豊富なカリウムも含まれています。

カリウムは犬にとって必要不可欠なミネラルです。

神経刺激やエネルギー代謝に重要な役割がある生命維持にもかかせない栄養素です。

また、カリウムには体の熱を逃がす働きがあり、犬の夏バテ解消にも効果的です。

・食物繊維

食物繊維には犬の便秘など犬の腸を健康に効果があります。

しかし、犬のからだは食物繊維の細胞壁をうまく消化することができないため、与えすぎてしまうと便秘や痔になり逆効果になります。

なので食物繊維の含む食材を犬に与える際は少量にとどめておきましょう。

ナスのカロリーは?

気になるナスのカロリーですが、100gあたり22kcalとナスのカロリーはとても低いですね。

輪切りしたもの1個分が8gとすると2kcalしかありません。

ドックフードのカロリーは100gあたり300kcalなので、比較するとナスはカロリーが低いことがわかりますよね。

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ナスを犬に与えるときに注意することは?

犬が食べることができあるナスですが、犬にナスを与えるときに注意することはないのでしょうか?

犬にナスを与えるときに注意することついて紹介します。

ナスに含まれる毒性とは?

ナスを含むナス科の野菜にはアルカロイドという物質が含まれています。

このアルカロイドを大量に摂ってしまうと犬が中毒になる原因になってしまいます。

少量であれば、犬が中毒症状を引き起こすことはありません。

しかし、ナスを犬に与えすぎてしまうと下痢や、嘔吐などの症状が出てしまうので与える量には充分注意しましょう。

また、ナスには食物繊維も多く含まれています。

食物繊維は犬のからだにとって大切な栄養素ですが、摂りすぎは逆効果になってしまうんですね。

食物繊維を摂りすぎると、お腹がゆるくなり下痢の原因にもなってしますのです。

ナスの皮は食べさせても大丈夫?

犬はナスの皮を食べても大丈夫です。

ナスの皮に多く含まれる栄養素のナスニンが犬のからだにもいいからです。

しかし、大きいままの皮をあげるのはいけません。

犬は消化しにくい動物なので、皮を食べさせることは犬のからだに負担がかかります。

犬は丸呑みするので喉をつまらせたり胃を痛める危険もあります。

皮ごと与えるときは、湯がいてからミキサーで細かくしてあげると犬も食べやすいですね。

ナスの調理法は?

ナスを犬に与えるときは、必ず加熱をすることが大切です

また、食べやすいように細かくカットしてあげること、ミキサーなどでドロドロにするのもいいですね。

ナスは湯がいてスープなどにすると犬の消化にも優しいですね。

美味しくて犬が勢いよく飲んでもスープだと安心ですね。

ナスの与え方と与える量は?

ナスは犬のからだにいい食材ですが与えすぎはよくありません。

3キロの小型犬で10〜20g

20キロの大型犬で80〜90gぐらいの量がいいですね。

与えるときは必ず湯がいてから与えるようにしましょう。

小さくカットしておやつ代わりに与えたりドックフードにトッピングしてあげると犬も喜んで食べてくれますね。

ナスと合わせて食べさせたい食材は?

ナスと他のの食材を合わせて食べさせてあげると、より健康効果が期待できます。

食物繊維が含まれているオカラや、Bカロテンが含まれている人参と一緒に食べさすことで犬のからだにより良い健康効果が期待できます。

また、鶏のササミなども合わせて食べさせてあげるとタンパク質も吸収できてバランスのいい食べ合わせになりますね。

アレルギーについて

稀ではありますが、犬はナスを食べるとアレルギーを発症することがあります。

また、体にはアレルギー性がなくても犬のからだに合わない場合やそのときの犬の体調次第ではアレルギー反応がでてしまうこともあります。

もしナスを食べて30分以内に、犬に痒みや目の充血、下痢や嘔吐などの症状が見られた場合はすぐに動物病院を受診しましょう。

ナスの旬は?

犬にナスを食べさせるなら、旬の美味しいナスを食べさせてあげたいですよね?

ナスの旬は7月から8月です。

ナスは夏野菜としても知られていますよね。

愛犬にも夏の1番美味しいナスを食べさせてあげたいですよね。

まとめ

犬はナスを食べれる?についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか?

夏野菜のナスですが、与え方をきちんと守れば犬のからだにいい栄養素がたくさん入った食材ですね。

夏の暑い時期には夏バテ予防に、愛犬とナスの野菜スープなんていかがでしょうか?

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