犬はオリーブオイルを食べても大丈夫?乾燥肌に塗るのもいいの?

最近では、オリーブオイルは一般の家庭でも当たり前のように使われるようになりました。

美容効果、健康効果が期待できるオリーブオイル

美容や健康に効果があることで紹介されることもよくありますよね?

そんなオリーブオイルですが、犬はオリーブオイル食べても大丈夫なんでしょうか?

また、オリーブオイル犬の美容にも効果はあるのでしょうか?

今回はこんな犬がオリーブオイルを食べることについてまとめてみました。

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犬はオリーブオイルを食べても大丈夫?

美容効果や健康にも良いとされるオリーブオイルですが犬もオリーブオイルを食べても大丈夫なんでしょうか?

犬はオリーブオイルを食べても大丈夫です。

与え方をきちんと守れば犬もオリーブオイルを食べることができます。

そんなオリーブオイル栄養素カロリー犬に与えるときに注意すること犬の美容への使い方について紹介します。

オリーブオイルとは?

そもそもオリーブオイルは他の食用油とはどんな違いがあるのでしょうか?

オリーブオイルオリーブの果実から抽出した植物油です。

他の植物油との違いは、使われている原料製法に違いがあります。

他の植物油の原料の加熱することで、種や実に含まれる油を分離します。

しかし、オリーブオイルは生のオリーブの果実から非加熱で油を抽出するのです。

他の食用油に比べて酸化されにくく、常温ではかたまりにくい性質を持っています。

また、果実が原料になっているので、加熱しないでそのままの状態で食べたり、食べる以外にも美容目的に使われることがあります。

オリーブオイルにも色々な種類がありますよね。

オリーブオイルの種類には、

・エクストラバージンオリーブオイル

・バージンオリーブオイル

・ピュアオリーブオイル

・オリーブポマースオイル

といった種類オリーブオイルがあります。

もっとも高品質なものはエクストラバージンオイルです。

この種類のオリーブオイルはほかの種類より酸化の度合いが低く、また有用成分も豊富に含まれています。

エクストラバージンオリーブオイルに関しては、独特な香りがするのが特徴です。

また他の種類に比べて、ドロッとした感じと重たい感じがあります。

オリーブオイルの栄養素は?

・脂質

オリーブオイルに含まれる脂質には犬のおなかの調を整える働きがあります。

特に便秘が気になる犬には効果的です。

便秘の予防や改善に効果があります。

・ビタミンE

オリーブオイルには抗酸化物質であるビタミンEも豊富に含まれています。

抗酸化物質のビタミンEは活性酵素を犬のからだから排出する働きがあります。

活性酵素は犬の正常な細胞を酸化させ、主にガンなどの病気へ発展させる物質です。

オリーブオイルに含まれるビタミンEによりこの活性酵素を排出することで、ガンの予防に効果があります。

・βカロテン

オリーブオイルにはビタミンAに変わるβカロテンも豊富に含んでいます。

βカロテンは犬のからだの皮膚や粘膜を保護する働きや細胞の分裂や成長を助ける働きもあります。

また、ビタミンAとして犬の目の神経伝達物質になったり、ガン予防にも効果がある栄養素です。

ビタミンAとしての働き以外では、抗酸化作用や免疫賦活作用などがあることが分かっています。

また、βカロテンえお含む植物油はオリーブオイルのみです。

・オレイン酸

オリーブオイルに含まれる脂肪酸の成分がオレイン酸です。

オレイン酸はリノール酸などと同じ不飽和脂肪酸です。

不飽和脂肪酸は犬のコレステロール値を抑える働きがあり、動脈硬化や高血圧などの予防や改善に効果があります。

不飽和脂肪酸の中でもオレイン酸はとても優秀です。

リノール酸などの不飽和脂肪酸は酸化しやすく、酸化することで悪玉コレステロールも善玉コレステロールも同時に減らしてしまうデメリットがあります。

しかし、オレイン酸は他の不飽和脂肪酸に比べて酸化しにく、悪玉コレステロールのみを減らします。

オリーブオイルには他の食用油に比べて、オレイン酸が非常に多く含まれています。

また犬の肌の保湿効果や皮膚細胞の働きを促進し、皮膚や毛の健康にする働きがあります。

オリーブオイルのカロリーは?

気になるオリーブオイルのカロリーは・・・

オリーブオイル100gあたり920㎉ほどになりなります。

大さじスプーン1杯あたり、15cc、13gほどで、120㎉ほどになります。

小さじスプーン1杯なら、5cc、4gほどで、40㎉ほどになりますね。

オリーブオイルは犬の健康に良い栄養素をたくさん含んでいますが、主成分は油なのでカロリーは非常に高くなっています。

犬にオリーブオイルを与えるときは特に与える量に注意しなくてはいけません。

与えすぎは、カロリーオーバーになってしまい、肥満の原因になってしまいます。

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オリーブオイルの与え方と量は?

犬のからだに良い栄養素がたくさん入っているオリーブオイルですが、犬にオリーブオイルを与えるにはどうすればいいのでしょうか?

オリーブオイルをあたえるときは、ふだん食べているごはんやドッグフード少しかけてあげるくらいがいいですね。

また、手作りのごはんまぜてあげるのもいいと思います。

特に便秘気味の犬にはおすすめです。

オリーブオイルを含まれるオレイン酸は犬の腸内に働きかけ便を柔らかくする働きもあります。

しかし、与えすぎるとお腹がゆるくなることもあるので犬の様子を見ながら与えるようにしましょう。

オリーブオイルを与える量には色々な意見がありますが、数滴程度のオリーブオイルで十分な量だと思います。

私たち人が1日にとることができるオリーブオイルの量大さじスプーン1杯程度だと言われています。

大さじスプーン1杯は120㎉にもなるので、やはり与えすぎはよくありません。

私たちに比べ体重が軽い犬にとっては、小さじスプーン1杯でも多いくらいですね。

オリーブオイルの種類はエクストラバージンオイルお勧めです。

酸化しにくく、他の種類のオリーブオイルに比べて含まれる栄養素が豊富です。

しかし、香りも強くなっているので、強い匂いが苦手な犬もいるので犬に合わせてあげるようにしましょう。

また、もともとオリーブオイルがドッグフードに使われていることもあります。

オリーブオイルが使われているドッグフードにさらにオリーブオイルをかけてもカロリーを上乗せしているだけですよね。

オリーブオイルを使う前に、ふだん食べさせているドッグフードの成分表も確認してみましょう。

乾燥肌にオリーブオイルが効果的!?

季節の変わり目なんかは犬のお肌が乾燥しやすくなります。

そんなときにオリーブオイルの登場です。

オリーブオイルは人の美容だけでなく、犬の乾燥肌の対策にももってこいなんです。

犬のお肌の乾燥は特に、足の裏や、肉球、首元、足の付け根の内またや脇の下などの毛で覆われていない部分です。

特に冬の寒い時期はしもやけが原因で乾燥したり、ひどくなるとひび割れを起こすこともあります。

乾燥しているところの予防や改善にオリーブオイルを塗ります。

犬のお肌に塗るオリーブオイルは薄める必要はありません。

乾燥が気になるところに薄く塗ってあげましょう。

また、オリーブオイルは犬のシャンプーのときにも使うことができます。

オリーブオイルには皮膚や毛穴の汚れを落とす働きや、犬に被毛に艶が出るようになります。

クレンジングやトリートメントのような働きですね。

いつも使っているシャンプーに数滴混ぜるだけで大丈夫です。

汚れを落とす以外にも、犬のお肌の乾燥予防になるのでお勧めですね。

まとめ

・与え方をきちんと守れば犬もオリーブオイルを食べることができる。

・オリーブオイルは犬の乾燥肌の予防や改善に効果があり、乾燥してるところや、乾燥しやすい所に薄く塗ってあげるとよい。

また、シャンプーに数滴混ぜて使うと、犬の皮膚や毛穴の汚れを落としやすくなる。

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