買い物に出かけたり、用事をするために愛犬を家においてのお出かけ。
帰宅中家の方から「ク~ン・・ク~ン・・」鳴き声が聞こえます。
家に帰ってみると、ぴょんぴょん飛び跳ね、喜びは最高潮!!
ただ事じゃない興奮状態に驚きます。
家の中を見てみると、やっぱりぐちゃぐちゃ・・
愛犬をお留守番をさせてのお出かけも何か気が気じゃないですよね・・・
どうして我が家の愛犬はお留守番ができないのでしょうか?
もしかするとあなたの愛犬ではなく、あなたの行動に問題があるかもしれません。
今回は犬が安心してお留守番をするための飼い主さんがとる行動についてまとめてみました。
お出かけ前と帰宅後にしてはいけないこととは?

「うちのワンコはお留守番ができない・・」
そういう飼い主さんはお出かけ前、帰宅後に間違った行動をしています。
お出かけ前に・・
「お留守番だけどいい子にしているんですよ~ 」
また、帰宅後に・・
「ただいま~、いい子にしていましたか~。」
なんてことはないでしょうか?
このお別れの儀式と再会の儀式がお留守番ができない原因になっています。
犬は群れで生活する動物です。
飼い主さんがお出かけの準備をしていると、僕もつれていってくれるんじゃやないか?と気分はウキウキ!
そんなところからお別れの儀式が始まると、独りぼっちになる・・
という不安な気持ちになります。
この浮き沈みが犬にとっては大きなストレスになってしまうのです。
帰宅後も不安でいっぱいな所から、飼い主さんとの再会の儀式で興奮状態に、この寄り戻しのような精神状態ではお留守番はできません。
このお別れの儀式と再会の儀式は犬にとって負担がかかることだと理解してあげる必要があります。
犬は飼い主さんがお出かけするときの行動を見て理解しています。
着替えをしたり、お化粧をしたり出かける準備が整っても、しばらくは家の中で過ごします。
犬が落ち着けるように話しかけたり、目を合わせないようにします。
犬が落ち着いたところで、さりげなく出かけるようにしましょう。
帰宅後も犬が興奮状態から落ち着けるようにしばらくは無視をします。
声をかけたり、目を合わしたりするのは落ち着いてからにしましょう。
お留守番ができるようになる訓練法
犬は群れで生活する動物です。一人はやっぱり苦手。
安心してお留守番ができるようになるにはやっぱり飼い主さんの協力が必要なんですね。
初めて訓練をするときは短い時間からはじめるようにします。
普段のお留守番と同じです。
徐々にじかんを延ばすようにすることと、さりげなく出かけてさりげなく帰るようにします。
最初のうちは5分、10分と短い時間からはじめます。
また、お出かけの服装で普段から家の中で過ごしたりすることも大切です。
お出かけ前に気づかれても無視することと、帰宅後も落ち着くまでは相手にしないようにしましょう。
飼い主さんは出て行っても必ず帰ってくるんだよ、ということを分かってもらうように心がけます。
精神的に安定できるように少しづつ繰り返しましょう。
愛犬を留守番させるにはケージやサークルに入れてあげることもおすすめです。
留守番中に不安になることで部屋のものをこわしたり、事故を防ぐことができます。
また、ゲージやサークルの中が安心できる空間になっていれば留守番の精神的なストレスが解消できることがあります。
留守番のときだけゲージやサークルに入れていてはゲージやサークルが嫌なもの嫌いなものなってしまいます。
サークルが嫌いなものにならないように、普段から少しづつゲージやサークルに入れる訓練をしていきましょう。
ゲージやサークルに慣れさせるには飼い始めのころからゲージやサークルを用意しておくようにしましょう。
飼い主さんの「ハウス」の合図でゲージに入る訓練をしましょう。
ゲージやサークルは愛犬が興味を持って入っていけるようにしてあげます。
普段から1人遊びをしているオモチャを入れてあげことも工夫の1つです。
飼い主さんの合図で「ハウス」ができたら褒めてあげるようにしましょう。
かわいい愛犬が安心してお留守番できるためには、飼い主さんの理解と協力が必要です。
まとめ
・お出かけ前の「別れの儀式」と帰宅後の「再会の儀式」がお留守番ができない原因。
・お出かけ前は犬が落ち着いたところで出かけるようにする。
・帰宅後はクールダウンしてから接するようにする。
・愛犬が安心してお留守番ができるには飼い主さん理解と協力が必要。
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