山の恵みといわれているキノコの1種である、しめじですが、色々な調理法があって美味しいですよね。
我が家では、炊き込みごはんやしゃぶしゃぶに欠かせない食材です。
そんな、しめじを犬にも与えたい!と思う方もいるのではないでしょうか?
でも,犬ってしめじを食べても大丈夫なの?と疑問に思う飼い主さんもいるはずです。
今回はこんな犬がしめじを食べることについてまとめてみました。
目次
犬はしめじを食べても大丈夫?

犬はしめじを食べても大丈夫です。
人の健康にいいと言われている、しめじですが与え方をきちんと守れば犬のからだにもいい食材ですね。
しめじに含まれる栄養素にはどのようなものがあるのでしょうか?
気になる方もいますよね。
また、犬のからだにいい栄養素を含んでいるしめじですが、犬に与える場合は注意したいことがいくつかあります。
しめじに含まれる栄養素や犬にしめじを食べさせるときに注意することについて紹介したいと思います。
しめじに含まれる栄養素は?
しめじに含まれる栄養素について紹介します。
・水分
しめじは90%もの水分を含んでいます。
犬も人も水分は欠かせないですよね。
しめじは犬の水分補給にも役立ちますし、夏バテをしている犬にとっても嬉しい食材ですね。
・食物繊維
しめじには食物繊維もたっぷり含まれています。
適量の食物繊維を摂取すれば、犬の腸を整える効果があるのです。
便秘気味やお腹がゆるくなっている犬の調子を整える栄養素です。
しかし、食物繊維を摂取しすぎると、消化不良になって便秘などになり逆効果になってしまうので注意してくださいね。
・ビタミンB1
ビタミンB1は犬にとっても欠かせない栄養素の1つです。
犬の皮膚や粘膜の健康維持に効果をもたらしてくれるのです!
豚肉などにも多く含まれている栄養素ですね。
・ビタミンB2
ビタミンB2は発育のビタミン!とも言われるほど犬の健康に欠かせません。
子犬の発育にも重要な役割を果たしてくれるのです。
犬の肌や爪の再生にもとっても大事な栄養素ですね。
・ナイアシン
ナイアシンはタンパク質などの代謝に不可欠な栄養素で、犬の循環系、消化系、神経系を促進する効果が期待できるのです。
犬にこのナイアシンが不足していると、皮膚が炎症を起こしたり下痢になる原因になるので適度に摂取してあげたい栄養素ですね。
・カリウム
カリウムはナトリウムと結合して犬の健康に役立っています。
尿中への排泄を促進してくれる効果があるため血圧が高めな犬にはぜひ摂取してあげたいですね。
・リジン
リジンには犬の脳を働かしてくれる効果が期待できます。
認知症予防に効果があり、シニア犬にはおすすめの栄養素です。
散歩や遊び回って疲れている犬の疲労回復にも役立ちますよ。
しめじのカロリーは?
犬にとってしめじのカロリーはどうなのか気になりますよね。
生のしめじ100gあたり18kcal。
ゆでたしめじ100gあたり21kcalです。
犬の主食であるドックフードが100gあたり300kcalほどなので、しめじは犬にとってもとても低カロリーな食材ですね。
しめじはカロリーは低い食ですが与えすぎには注意してくださいね。
しめじを犬に与えるときに注意することは?
しめじに含まれる栄養素には犬にとってもからだにいい成分が含まれていて、さらに低カロリーと嬉しい食材なのですが犬に与える時に注意したいこともあります。
犬にしめじを食べさせるときに注意することについて紹介します。

生のしめじは大丈夫?
生のしめじは与えないでください。
なぜなら犬は消化をしにくい動物なので食物繊維をたっぷり含んだしめじを生で与えると消化不良を起こしてしまう可能性があるからです。
また、水分も多く含んでいるので、生のしめじを大量に食べてしまうと下痢や嘔吐の原因にもなります。
犬にしめじを与えるときは茹でたものを与えるようにしましょう!
しめじのの与え方と与える量は?
犬にしめじを与えるときは生ではなく、加熱したものを与えるようにしてくださいね。
犬はいくらでも欲しがりますが、水分や食物繊維を多く含むしめじを与えすぎては下痢や嘔吐をするなど体調を崩してしまうので与えすぎには注意が必要です。
与えすぎず少量にとどめておきましょう。
ドッグフードに少しトッピングしたり、犬が食べることができる食材と合わせて食べさせるといいですね。
ダイエット目的で、ふだんのごはんの代わりに与えるようなことはNGです。
また、小さく食べやすい大きさにカットしてあげてくださいね!
しゃぶしゃぶや鍋物に入っているしめじはネギなどの成分が混ざっているので犬に与えてはいけません。
しめじと合わせて食べさせたい食材は?
犬にしめじを与えるとき、しめじだけだとなんかそっけないな〜なんて思う飼い主さんもいるかもしれませんね。
犬が好きなササミなどのお肉と一緒に小さくカットしたしめじを与えてあげると、犬の食欲を増進させることができるので、愛犬も喜んで食べてくれますよ!
犬が食べることができる、鯛や鱈などの白身魚と一緒に蒸したものもおすすめです。
アレルギーについて
犬にキノコアルルギーがある場合は与えないようにしましょう。
しめじを与えるのが初めての場合は少量与えて様子を見るといいですね。
もし犬にキノコアルルギーがある場合はしめじを食べて短時間で
からだをかゆがる
目の充血
発疹
下痢
嘔吐
などの症状が出始めます。
しめじを食べた犬の異変に気付いたらいち早く動物病院を受診してあげましょう。
美味しいしめじの選び方は?
どうせ犬にしめじを食べさせるなら、美味しいしめじを食べさせてあげたいですよね。
しめじを選ぶときは、キノコがやわらかくなっているものは鮮度が落ちているので、弾力があり、カサが開きすぎず一株にまとまっているしっかりしたものを選ぶといいですね。

まとめ
犬がしめじを食べることについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか?
与え方さえ守れば犬もしめじを美味しく食べることができますね。
しめじは年中出回っていますが旬は9〜10月なので、この時期になったら犬と美味しく食べれる新鮮なしめじを選んでみてはいかがでしょうか?
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