犬の食事で気になることのの一つが魚は食べてもいいの?
ということです。
魚と言っても、青魚、白身魚、川魚と色々とあります。
犬は白身魚は食べても大丈夫なんでしょうか?
今回はこんな犬が白身魚を食べることについてまとめてみました。
目次
犬は白身魚を食べても大丈夫?

犬は雑食性の生き物です、犬は青魚を食べても大丈夫?アレルギーと調理方法の注意とは?の記事でも紹介しましたが、与え方をきちんと守れば白身魚を犬に与えることは大丈夫です。
栄養面も豊富で、肉類では摂取することができないものも多くあります。
青魚とは違って脂質が少なく高たんぱくで低カロリーな食材です。
白身魚の栄養素とカロリーについて紹介します。
白身魚の栄養素
タンパク質
白身魚のタンパク質は高たんぱくで、脂肪が少ないことが特徴です。
脂肪が少ない分消化が良く、低カロリーなので、ダイエットの手助けになります。
コラーゲン
コラーゲンは軟骨を形成する成分です。関節炎などの症状を緩和する働きがあります。
DHA
青魚に比べると含まれているDHAの量は劣りますが、肉類では接種できない栄養素の一つです。
脳の老化を防いだり、がん予防に効果があります。
ビタミンA
ビタミンAを摂ることで、風邪の予防になります。
ビタミンD,カルシウム
青魚には骨の生成や強化に働きがある、カルシウムが多く含まれています。
またビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。
タウリン
血中のコレステロールを下げる働きがあります。
白身魚のカロリーは?
白身魚の気になるカロリーですが、魚の種類によって少し異なります。
脂身が多い物は当然カロリーが高く、脂身が少ない物はカロリーが低い傾向にあります。
ホッケ 100gあたり115㎉。
タイ 100gあたり110㎉。
スズキ 100gあたり120㎉。
タラ 100gあたり77㎉。
青魚の平均的な100gあたりのカロリーは200~300㎉でした。
気になるカロリーでは白身魚がヘルシーな食材と言えるでしょう。
おすすめの白身魚
白身魚には色々な種類があります。
タイ、スズキ、タラ、サワラ、ヒラメ、カレイ、タラ、フグと様々です。
種類が多く犬に与える白身魚はどういったものがいいのでしょうか?
犬におすすめの白身魚を紹介します。
マダイ
良質のたんぱく質とビタミンが豊富です。
またコレステロールを少なくするタウリンも含んでいます。
キンメダイ
たんぱく質、鉄、ビタミンがバランス良く含まれています。
スズキ
たんぱく質、ビタミンがバランス良く含まれた魚です。
タラ
白身魚の中でも特に脂質が少なく、たんぱく質・カルシウム・ビタミンDなど栄養素が豊富。
ダイエット中の食材には、ピッタリです。
トビウオ
高たんぱく・低脂肪でが豊富です。老化の防止になる栄養素を多く含んでいます。
刺身の与え方の注意とは?

犬も人間と同じように魚の刺身を食べることはできるのでしょうか?
与え方をきちんとすれば、犬も刺身を食べることはできます。
当然ですが、もし刺身を犬に与えるのなら、刺身用で作られたもので新鮮であるものを与える必要があります。
刺身用の魚は寄生虫などの心配はありませんが、傷んでいるものは食中毒の原因になるので与えてはいけません。
人が食べることができない状態の刺身は与えないようにしましょう。
また、脂質を多く含んだ刺身も厳禁です。
脂肪分は消化がしにくいため、脂質が多い白身魚は火を通して脂を落としてから与えるようにします。
新鮮だからといって刺身を与えるよりは、火を通してから与えるほうが望ましいと思います。
まとめ
白身魚は青魚や他の魚に比べて脂質が少なく、犬にとってもヘルシーな食材です。
栄養素も肉類では接種できないものも多く含んでいます。
ダイエットや老化の防止にも役立つ食材の一つですね。
白身魚によって旬の時期は様々ですが、愛犬と一緒に水炊きなんかもいいかもしれません。
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