犬は鯛を食べても大丈夫?含まれる栄養素と刺身や骨の注意とは?

日本ではという食材は、おめでたいときなどの祝い膳として食卓に並ぶお魚です。

鯛は縁起がいい魚として、丸ごと用いられることが多いですね。

我が家でも、子供の100日祝い膳に出しました。

鯛のお刺身や鯛めしなんて美味しいですよね。

この鯛、姿が美しいことなどから魚類の王とされています。

お祝い事などに食べられるたいですが、

犬の誕生日なんかに鯛を食べさせてあげたい。

と思ったことはありませんか?

今回はこんな犬が鯛を食べることについてまとめてみました。

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犬は鯛を食べても大丈夫?

祝い膳として古くから親しまれている

縁起物なのでどうせなら自宅の愛犬にも与えて一緒にお祝いなどしたいですよね。

今やどこの家庭でも家族の一員として愛されている犬が多いですからね。

では犬は鯛を食べても大丈夫なのでしょうか?

犬は鯛を食べても大丈夫です。

与え方をきちんと守れば犬も鯛を食べることができます。

刺身に醤油がかかったものだったり、煮付けたものなど人間用に味付けをしたものを与えるのはNGです。

せっかく犬の体にいい食材なのに塩分過剰摂取になってしまいます。

なので犬に鯛を与える際は、味付けしていないものを与えて上げてくださいね。

鯛に含まれる栄養素は?

煮たり、焼いたり、お刺身にしたりどんな調理方でも美味しくいただける鯛ですがどんな栄養素が含まれているのでしょうか?

・DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)

DHA(ドコサヘキサエン酸)は犬の体内では生成することの出来ない必須脂肪酸です。

脳の働きを活性化する働きがあり犬の認知症予防になります。

EPA(エイコサペンタエン酸)は血栓予防効果や血液をサラサラにしてくれる働きがあります。

・タンパク質
タンパク質は、骨や筋肉など身体作りにかかせない栄養素です。

また、鯛のタンパク質の中に含まれるアミノ酸の中には、血中コレステロール値を下げ、血圧を正常に保つ働きもあります。

・ビタミンB1

ビタミンB1は犬の皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。

・ビタミンB2

エネルギーの代謝には欠かせないのがこのビタミンB2です。

エネルギーの消費が多いほどビタミンB2を摂取しないと、口内炎が出来た、目が充血している、などの欠乏症になったりもします。

運動量が多い犬にとっては欠かすことができない栄養素です。

鯛のカロリーは?

犬が食べることができる鯛ですが、カロリーがきになります。

鯛には色々な調理法があってそれぞれカロリーが違いますよね。

鯛の刺身100gあたりのカロリーは160kcalほどになります。

焼いた鯛のカロリーの場合はどうでしょうか?

焼いた鯛100gあたりの190kcalほどになります。

刺身より焼いた鯛のほうが少しカロリーが高くなっています。

ドッグフードは100gで300㎉ほどになるので、ドッグフードに比べてもカロリーはとても低い食材と言えるでしょう。

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鯛を犬にあげる時に注意することは?

犬が食べることができる鯛ですが、犬に鯛を与えるときに注意することがあります。

そんな鯛を犬に食べさせるときに注意することについて紹介します。

鯛の刺身は大丈夫?

鯛の刺身は犬にあげても大丈夫です。

鯛には犬に必要な必須アミノ酸10種類が含まれているので犬の身体にもいいのです。

でも、鮮度の落ちた刺身はNGですね。

人が食べる用に調理された鯛の刺身なら、犬に与えても問題はありません。

また、わさびや醤油は犬のからだに必要のない食材です。

必ず、わさびや醤油をつける前の物をあげるようにしましょう。

犬にも健康的ですし美味しく食べてくれます!

鯛の骨は危険!

よく、「犬には魚の骨には気をつけて!」と聞いたことはないでしょうか?

鯛の骨はさらに危険です!!

鯛の骨は犬が噛み砕くことが難しいので口の中や喉に刺さってしまいます。

また、うまく呑み込めたとしても、消化が難しく、胃や腸などを傷つける原因になります。

「おめでたい時に鯛の骨で怪我をした。」

なんてことになったら大変です!

せっかくの祝い膳を犬に美味しく食べさせる為にもしっかりと骨を取り除くことをオススメします!

犬に魚の骨を食べさせても大丈夫?骨が刺さった時の症状と対処方とは?

アレルギーについて

アレルギーっていうと卵や小麦粉、エビなどを耳にしますが鯛のアレルギーってあるのでしょうか?

どんな食材にも犬のからだに合う、合わないがあります。

犬は鯛を食べることでアレルギー症状を引き起こすことがあります。

「鯛はアレルギーじゃないから大丈夫!」

と思っていてもその日のコンディションによってはアレルギー症状が出てしまうこともあるようです。

また、犬に鯛を初めてあげるのであれば最初は少量にしてアレルギー症状がでないか確認してあげてください。

犬は吐き気や、からだをかゆがったり、目が充血しているならば獣医さんに見てもらいましょう。

鯛を与える量と与え方は?

お祝い事で食卓に並ぶ鯛。

犬にもおすそ分けしてあげたいですよね。

では、犬に鯛を与える量はどれくらいがいいのでしょうか?

犬に鯛を与えるときはふだんのドッグフードにトッピングする程度がいいでしょう。

また、鯛だけをふだんのごはんの代わりに与えることはいけません。

鯛には犬のからだに良い栄養素が含まれていますが、鯛だけを食べさせることではすべての栄養を補うことはできません。

あくまでごはんのトッピングやおやつの代わりに与えるくらいがいいでしょう。

犬に鯛を与えるときは少し注意が必要ですね。

犬は丸呑みしてしまう習性があるので小さくカットして食べやすい大きさにしてあげるといいです。

祝い膳などに並ぶ鯛にはあらかじめ、化粧塩というものがたくさん振られています。

特にヒレの部分はたっぷりふられているので犬がその部分を食べてしまうと塩分の摂りすぎになってしまいます。

与えるのは塩分が少ない中の身の部分だけにしておきましょう。

また、塩分が気になるときは、素焼きにした鯛を食べさせてあげるといいですね。

鯛の旬は?

鯛を犬に食べさせるなら旬のおいしい鯛を食べさせてあげたいですよね?

真鯛の産卵期は2月頃から6月ぐらいまでなのだそうです。

旬は桜の季節であることから「桜鯛」とも言われるそうです。

産後すぐは脂が落ちてしまうこともあり、1番美味しい時期は秋頃だとも言われています。

まとめ

高級魚のイメージが強く、演技物、魚の王と言われている鯛。

頻繁に食べることの少ない魚なので、祝い事のときは犬も人も一緒に食べたいですよね!

美味しいし犬の健康にもいいのでお裾分けしてもらうと犬も喜びますね!

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