犬は豆乳を飲んでも大丈夫?下痢とアレルギーの原因について

健康のために豆乳を飲んでいる飼い主さんは多いんじゃないでしょうか?

からだにいい食材なら犬にもあげたいと思うことがあると思います。

でも、豆乳は犬が飲んでも大丈夫なんでしょうか?

今回はこんな犬が豆乳を飲むことについてまとめてみました。

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豆乳とは?

豆乳はご存知の方もいると思いますが、大豆を原材料として作られています。

大豆をゆでて、すりつぶして搾ったもので豆腐に固まる前の液体の状態が豆乳です。

大豆の成分である食物繊維以外の栄養素はそのままの状態で豆乳に残っています。

豆乳は、大豆の豊富な栄養をそのまま飲むことができる食材です。

犬は豆乳を飲んでも大丈夫?

大豆の栄養をそのままの飲むことができる豆乳ですが、犬は豆乳を飲んでも大丈夫なんでしょうか?

与え方や与える量を守れば犬も豆乳を飲むことができます。

また、豆乳はタンパク質のいい匂いがするようで、豆乳好きの犬も多いようです。

そんな豆乳の栄養価やカロリーについて紹介します。

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豆乳の栄養価は?

豆乳に含まれる栄養素は・・・

植物性のタンパク質

・ビタミンB,ビタミンE

・カリウム

・マグネシウム

・カルシウム

・イソフラボン

豆乳には食物性のタンパク質を多く含んでいて、ビタミンも豊富です。

タンパク質とカルシウムは体を作る為には欠かせない成分で、体の調子をよくするビタミンやミネラルも多く含んでいます。

豆乳に含まれるイソフラボンは犬の老化を遅らせる働きがあり、若々しさを保つために重要な成分の1つです。

豆乳のカロリーは?

気になる豆乳のカロリーですが・・

豆乳100mlあたり約60㎉となっています。

豆乳には大豆から甘みなどをくわえた「調整豆乳」と何も加えていない「無調整豆乳」があります。

調整豆乳無調整豆乳はどちらも約60㎉ほどで特に大きな差はありませんでした。

牛乳のカロリーは100ml当たり約70㎉です。

豆乳と牛乳ではあまりカロリーの差はないようですね。

豆乳は健康的な食材として紹介されることが多くありますが、カロリー面ではあまり低カロリーな食材ではないようですね。

おいしそうに飲んでいるからといって、たくさんの豆乳を犬に与えてしまうとカロリーオーバーになってしまうので注意が必要ですね。

下痢とアレルギーの原因とは?

豆乳は犬が飲むことができる食材ですが、与え方と与える量に注意が必要です。

そんな豆乳の与え方と豆乳における注意について紹介します。

与えすぎは下痢になる?

豆乳は栄養価が高く、犬も好んで飲むことができますが飲みすぎには注意が必要です。

大豆から作られていますが、水分を多く含んでいるため飲み過ぎでお腹が緩くなってしまうことがあります。

夏の暑い季節、食欲が落ちた犬のためにドックフードに豆乳をかけて与えたりすることがあります。

食欲が落ちた犬にとっては食べやすくなって食欲が出ることがありますが、お腹が緩くなってしまってはさらに食欲がおちる原因になってしまいます。

また、カロリーの取り過ぎも気になるところですね。

与えすぎには下痢の原因になるので注意が必要です。

アレルギーの原因

豆乳を与える前に注意することが大豆のアレルギーです。

豆乳と言ってももとは大豆でできているので、大豆アレルギーをもっている犬には豆乳を与えてはいけません。

また、大豆のアレルギーをもいってる犬は多くいます。

大豆を食べたことがない犬に豆乳を与えるときは少量から与えるようにして様子を見るようにしましょう。

豆乳を与えた後、からだが赤くはれていたり、かゆがっているなどの症状がでたときはすぐに動物病院で診てもらうようにしましょう。

与える豆乳の選び方は?

豆乳にもいろいろとありますが犬に与える豆乳はどんなものを選ぶのがいいのでしょうか?

豆乳には調整豆乳無調整豆乳という種類があります。

無調整豆乳は大豆をゆでてすりつぶしたものを絞ったままの状態で、添加物の使用されているものもほとんどないようです。

調整豆乳は無調整豆乳の豆乳に甘みのもとになる、水あめなどの糖分食塩安定剤などの添加物が加えられている豆乳です。

甘みや食塩を加えている理由は、豆乳の青くささや、独特なえぐみが飲みにくい原因になっているためです。

犬に与える豆乳を選ぶときはもちろん、無調整豆乳のものを選ぶほうがいいでしょう。

カロリーは無調整豆乳のもの調整豆乳のものを比べても大きな差はありませんが、塩分や添加物は犬のからだには必要のない物です。

まとめ

・豆乳は与え方や与える量を守れば犬も飲むことができる。

・豆乳は栄養価が高い食材だが、あまり低カロリーな食材ではないので与えすぎには注意が必要。

・豆乳は与えすぎるとお腹が緩くなり下痢の原因になってしまうことがある。

・豆乳は原材料が大豆でできているため、大豆アレルギーを持っている犬に与えてはいけない。

・豆乳の選び方は、糖分や塩分、添加物を使用していない無調整豆乳を選ぶようにする。

関連記事:牛乳を飲んでも大丈夫?下痢の原因は人間用の牛乳だから?

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