飼い主さんなら1度は犬の爪切りに苦戦することがあるかと思います。
我が家の愛犬たちも手で構ってアピールをしてくるのですが,
「痛っ!」と思ったら、
「爪伸びてるじゃん!」なんてことがよくあります。
でも、愛犬の爪切りって慣れていないと怖いですよね。
今回は犬の爪切りについてまとめてみました。
目次
犬の爪切りのやり方は?

トリミング機関などでも、犬の爪切りはしてくれますが、自宅で出来るならサッと自分で切って済ませたいと思う飼い主さんもいるのではないでしょうか?
でも、犬の爪の色によってはどこからが血管なのかわからず、切りすぎても怖い!と思う人もいると思います。
でも、意外と慣れれば簡単なので、犬の爪切りのやり方を紹介したいと思います。
まず、大事なのは「血管を切らないようにすること」です。
そして、角を取るようにしながら切ってあげると爪先が丸くなるので痛くなくなります。
では爪を切る時は何を用意すればいいのでしょうか?
犬の爪を切るときに用意するものは?
我が家では小型犬を飼っているので、ハサミタイプの爪切りを使っています。
犬種によってはギロチンタイプの方が使いやすいので、飼い主さんの使いやすい方を選ぶといいですね。
犬の爪切り用品は、ペットショップはもちろんホームセンターのペットコーナーでも販売していて値段は1000円前後です。
もし、犬の爪を切りすぎてしまって出血してしまったときのことを考えて、念の為に止血剤を用意しておきましょう。
ペット用止血剤として「クイックストップ」というものが有名ですね。
でも、普段自宅にあるものでも止血できるならそちらを使いたいって人もいますよね。
自宅ですぐ用意出来るものとしては
ガーゼ
ティッシュ
小麦粉
などがあります。
爪を切りすぎて出血した場合は、人間と同様ガーゼやティッシュで患部を圧迫してあげましょう。
小麦粉も止血効果があるのでオススメですよ。
犬が爪切りが嫌がる理由とは?
中には爪切りを嫌がる犬もいますよね。
その理由としては、単純に爪切りが怖いと思っていたり、以前爪を切られたときに出血して痛い思いをしたからなどが考えられます。
他には、じっとしているのが嫌だからという場合もありますね。
犬の爪を切るコツについて
犬の爪を切るときは、まず犬が興奮しないように落ち着かせるようにしてあげて下さいね。
興奮しているときに、無理やり爪を切ろうとすると深爪になったり、爪の血管を切ってしまうことがありますよね。
また、急に押さえつけたりすると、爪切りが嫌な記憶になるんでできるだけ犬が落ち着かせるようにしましょう。
犬の爪切りのコツは、爪の血管の位置を確認することが大切です。
爪が白い犬の爪切りが1番簡単です。
爪が白い犬は爪をよく見るとピンク色の血管が透けて見えます。
なので、そのピンク色の血管のところまで切らないようにしましょう。
爪が黒い犬は、血管が見えないので切りにくいですよね。
我が家の愛犬も爪が黒いので、加減がわからなかったときもありました。
爪が黒い子の場合は、切った部分が白から透明になる程度までにしておくといいです。
爪切りの頻度は?
爪切りはだいたい月1回程度でいいですね。
室内にいることが多い子は伸びるのが早く、外を歩くことが多い子はそんなに早く伸びないので、愛犬の爪を見て引っかかったり、長いと感じたときは切ってあげましょう。
狼爪の子なんかは、爪が伸びたままだと、巻き爪になって肉球に刺さって怪我をする場合があるので、気をつけてあげてくださいね。
ちなみに狼爪とは、本当は犬の後ろ足は爪が4本なのですが、爪が5本あることをいいます。
チワワなどによくみられます。
嫌がるときはどうすればいいの?
爪切りが平気な犬はあまりいないですよね?
犬が爪切りを見ると、部屋の隅に隠れたり、暴れたりと嫌がるのがほとんどではないでしょうか?
犬が爪切りを嫌がるときは少し工夫をしてあげます。
爪を切っているところが犬から見えにくくしてあげたり、2人でする場合は1人に抱っこをしててもらって切ってあげるといいですね。
おやつを食べさしながら、気をひかせて爪を切るのもいいですよ。
また、小型犬や中型犬くらいの大きさの犬であれば、犬を高い台の上に乗せると落ち好きやすくなります。
ペットサロンなんかでも、犬がおとなしくなるようにカットやドライヤーをするときに高い台の上にのせています。
出血したときの対処法は?

出血したときは慌てずに、まずはティッシュやガーゼで圧迫して止血してあげましょう。
止血剤を使うと、早く血をとめることができます。
止血剤がない場合は小麦粉も止血剤の代用になりますよ。
深く切りすぎたり、血が止まらないときは動物病院で診てもらうようにしてくださいね。
動物病院かペットサロンで切ってもらう
どうしても自分で切るのが怖い場合は、無理に自分で切ろうとせずに、動物病院かペットサロンなどで切ってもらうと安心ですね。
動物病院やペットサロンは爪切りだけなら、場所にもよりますがだいたい500円前後でしてくれるのでおすすめですよ。
こういった機関でしてもらうと愛犬も怖がらずに済むかもしれませんね。

まとめ
犬の爪も放っておくとすぐ伸びるので、定期的に切ってあげるようにしましょう。
爪が伸び続けたままでは、服などに引っかかったりフローリングなどで滑りやすくなるため愛犬が怪我をしてしまう可能性もあります。
犬の爪を切る時は血管を切らないように注意してあげてくださいね。
爪が白い犬はピンク色の血管が透けて見えるので切りやすいですが、黒い爪の犬を切る時は切り過ぎないようにしてあげてくださいね。
もし、出血してしまった場合はガーゼやコットンで圧迫して止血してあげてください。
どうしても、自分で切るのが怖い場合は動物病院やペットサロンを利用するのがおすすめです。
爪切りだけだと、価格もリーズナブルですし愛犬も怖がらずに爪を切ってもらうことができるでしょう。
爪が伸びすぎていては危険なので定期的に愛犬の爪チェックをしてあげるといいですね。
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