犬はうずらの卵を食べても大丈夫?生のうずらの卵とアレルギーの注意について

うずらの卵は鶏卵に比べると買う機会も少ないかもしれませんね。

鶏卵より小さいので栄養素がそんなに含まれてなさそうと思う人もいるかもしれませんね。

我が家でも買うときは鶏卵ばかりであまりうずらの卵を買う機会がありません。

でもうずらの卵ってサイズ的に犬も食べやすそうですよね。

そこで、今回は犬がうずらの卵を食べることについてまとめてみました。

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犬はうずらの卵を食べても大丈夫?

犬はうずらの卵を食べても大丈夫です。

うずらには、犬の健康をサポートしてくれる栄養素がたくさん含まれています。

 

うずらの卵に含まれる栄養素と犬に食べさせるときに注意することについて紹介します。

うずらの卵に含まれる栄養素は?

うずらの卵にはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?

うずらの卵は実は鶏卵よりも栄養素が豊富に含まれています。

 

そんな、うずらの卵に含まれる栄養素について紹介します。

・ビタミンB12

ビタミンB12は葉酸とともに赤血球の形成に役立っています。

また犬の神経を正常に保つ効果もあるのです。

・葉酸

葉酸は犬のからだの発育に重要な栄養素です。

よく妊娠したら葉酸を!といいますが、発育を促進してくれるからなのです。

妊娠中の犬にも摂取してあげたい栄養素ですね。

・鉄分

鉄分は犬にとっても大切な栄養素です。

犬のからだに鉄分が不足すると貧血になったり犬が疲れやすくなってしまいます。

・リン

リンは犬の歯や骨の形成に役立ちます。

副甲状腺ホルモンの働きによって、腎臓からの再吸収や骨から血液中への溶出を制御し一定に保ってくれる効果があるのです。

 

また、犬の神経伝達などにも効果があると言われています。

・ビタミンB1

ビタミンB1は犬の皮膚や粘膜を健康に保つためには必要な栄養素です。

 

また、犬の脳神経にも役立っています。

犬のからだにビタミンB1が不足すると犬が疲れやすくなってしまいます。

・ビタミンB2

ビタミンB2は「発育のビタミン」ともいわれています。

犬の発育にはとても大切な栄養素なのです。

 

犬の皮膚や爪、被毛を健康に保つ効果もありますよ。

子犬などの成長にはかかせない栄養素です。

・ビタミンK

ビタミンKは油に溶ける脂溶性ビタミンです。

 

また、ビタミンKは犬が怪我をした時に血を固めて止血してくれる効果があります。

ビタミンKが不足していると、なかなか血が止まらなくなってしまいます。

・ビタミンB6

ビタミンB6は犬の皮膚や粘膜の健康にとても役立っています。

タンパク質をたくさん摂取した犬にはビタミンB6がたくさん必要になります。

 

また、筋肉や血液が作られるときにも役立っている栄養素なのです。

うずらの卵ののカロリーは?

犬にとって健康にいい食材のうずら卵ですが、カロリーがきになるという人もいるのではないでしょうか?

気になるうずらの卵のカロリーですが、100gあたり179kcalです。

うずらの卵1つが10g~15gほどになります。

うずらの卵1つ当たりのカロリーは18cal~25calほどです。

ちなみに犬の主食であるドッグフードは100gあたり300kcalほどです。

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うずらの卵を与えるときの注意とは?

うずらの卵は意外にも鶏卵より栄養素が豊富に含まれています。

しかし、犬に与えるときには注意したいこともいくつかあります。

そこで、犬にうずらの卵を与えるときに注意したいことを紹介します。

生のうずらの卵は大丈夫?

生のうずらの卵には「アビジン」という物質が含まれています。

 

このアビジンという成分は栄養素の吸収を阻害してしまうので、せっかく犬のからだにいい栄養素がたくさん含まれているのに意味がなくなってしまいます。

また、生のうずらの卵にはサルモネラ菌がついてる場合もあるので注意が必要です。

 

うずらの卵を犬に与えるときは生ではなく加熱したものを与えてくださいね。

うずらの卵の調理法は?

うずらの卵は加熱してそのままゆで卵として与えるのがいいでしょう。

食べにくいようなら、ほぐしてあげてドッグフードと混ぜて与えるのもいいですね。

 

加熱した熱々のうずらの卵は犬がやけどをしてしまうので冷ましてあげてくださいね。

うずらの卵の与える量は?

うずらの卵は栄養素が豊富に含まれているのでカロリーが高い食材です。

与えすぎてしまうと犬が肥満になる原因になってしまうので注意が必要です。

 

与える量としては3kgほどの小型犬で10〜15g、10kgほどの中型犬は40gほどにしておきましょう。

小型犬はうずらの卵1つ中型犬は4つまでがいいですね。

アレルギーについて

みなさんもご存知の通り、卵アレルギーがある人は多いですよね。

犬も卵アレルギーがある場合はうずらの卵を与えてはいけません。

 

卵を犬に与えたことがない場合は、与える量を少量にして様子を見ましょう。

もしからだをかゆがったり、目が充血しているようであればアレルギーの可能性があるのですぐに獣医師に相談しましょう。

美味しいうずらの卵の選び方は?

犬にうずらの卵を食べさせてあげるなら美味しいものを食べさせてあげたいですよね。

でも卵なんて選び方あるの?と思う方もいるでしょう。

 

実は簡単でうずらの卵を割らなくても光に照らすとわかるのです。

光に照らして透けているものは新鮮で美味しいですよ。

まとめ

犬がうずらの卵を食べることについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?

うずらの卵は実は鶏卵よりも栄養素が豊富に含まれていて犬の健康に嬉しい食材なのです。

栄養素が豊富なのでカロリーが高く与えすぎると犬が肥満になってしまうので注意してくださいね。

犬にうずらの卵を与えるときは生ではなく、茹でたものを与えるようにしましょう。

うずらの卵は美味しいのできっと犬も喜んで食べてくれますね。

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