ふと愛犬を見ると床をペロペロと舐めていることはありませんか?
よく見かける犬の行動ですが、床を舐めることにはどんな理由があるのでしょうか?
おいしくもない床を舐めていたせいか、気持ち悪そうにしていたり、吐いたりしてしまうことも。
飼主さんとしては心配になりますね。
今回はこんな犬が床をペロペロと舐めることについてまとめてみました。
目次
犬が床をペロペロと舐める理由は?

犬は飼主さんの手を舐めたり、自分のからだを舐めることもあります。
しかし、犬が床を舐める行動は少し気になりますよね?
犬が床をペロペロと舐める理由について紹介します。
暇を持て余している
犬が床を舐めることには暇を持て余しているからかもしれません。
ただの暇つぶしなので、あまり何も考えていないようですね。
私たちが、時間をつぶしたり、暇な時は何も考えず色々なことをしますよね?
スマートフォンいじったり、意味のない動画を見たりします。
人が暇な時にする行動と同じで、暇を感じていて床をペロペロと舐めています。
退屈そうにしているのかもしれません。
飼主さんの行動を見ながら床をペロペロと舐めているのなら、遊んでくれるのを待っているのかもしれませんね。
お腹がすいている
犬はお腹がすくと床をペロペロと舐めることがあります。
ごはんの時間になると床をペロペロと舐めてごはんを待っていることがありますね。
ごはんが待ち切れない気持ちを落ち着かせようと床を舐めているようですね。
犬によっては、お腹がすくと自分の手足をペロペロと舐めることもあります。
床の匂いが気になっている
床に落ちた食べ物の匂いや、こぼれた飲み物の匂いが気になって床をペロペロと舐めていることがあるようです。
嗅覚が鋭い犬にとっては、きれいにふき取ったつもりでも床にこぼれたごちそうの匂いが気になっているみたいですね。
特に大好きなお肉の匂いなんかには敏感です。
拾い食いの問題行動の原因にもなってしまうので、食べ物や飲み物を床にこぼしたときはきれいに拭くようにしましょう。
癖になっている
床をペロペロと舐めていることが癖になってしまっているのかもしれません。
暇だったり、お腹がすいていたり、床の匂いが気になっていたり、何かのきっかけで床をペロと舐めていることを覚えてしまったようです。
ただ癖になっているので、犬自身もなぜ床を舐めているのか分かっていないのかもしれません。
ストレスや病気が原因?

犬が床をペロペロと舐めることには、犬のストレスや病気が原因になっているのかもしれません。
犬が床を舐めることで考えられる、ストレスや病気が原因について紹介します。
不安や緊張が原因
犬が床をペロペロと舐めているのは暇を持て余していることもありますが、ストレスが原因になっていることもあります。
犬は不安な気持ちや、緊張したりすると気持ちを落ち着かせようと何かを舐めることがあります。
犬によっては、自分のからだや足を舐めたり、鼻を舐めることもあります。
その行動と同じで、床を舐めて気持ちを落ち着かせようとしているんですね。
また、ストレスが原因で床をペロペロと舐めていることがあります。
運動不足や長時間のお留守番などいろいろな原因が考えられます。
普段、床を舐めたりしない犬がしきりに床を舐めるしぐさをしているのなら、ストレスが溜まっているのかもしれません。
自律神経が乱れている
不規則な生活などが原因で犬の自律神経がいだれているのかもしれません。
自律神経が乱れると、からだの調子が悪くなったり、精神的に不調になることがあります。
そのせいで、ストレスが溜まりやすくなったり、気分のムラが原因で床や自分のからだを舐めることが多くなります。
飼主さんの生活リズムは犬にも影響しています。
寝る時間になっても、部屋の明かりやテレビがついていたり、決まった時間のごはんや十分な運動ができていないのかもしれません。
お腹の調子が悪い
床をペロペロと舐めた後に吐きそうになったり、吐いたりしていることはありませんか?
犬が床をペロペロと舐めるのはお腹の調子が悪くなっているのかもしれません。
胃がムカムカしていたり、食べたものが上手く消化できずに吐き出そうとして床を舐めることがあります。
食べたものが悪かったり、大食いしてしまった、胃酸が出過ぎているなど理由は色々と考えられます。
安価で質の悪いドッグフードや栄養が偏ったごはんが原因になっているのかもしれません。
犬は時々、食べたものを吐き戻すことがあります。
しかし、頻繫に床を舐めたり、吐いたりしているのであればお腹の調子が悪く、病気にになっているかもしれません。
犬の様子がおかしい時は動物病院で診てもらうようにしましょう。
床を舐めさせないようにするには?
犬が床を舐める行動は色々な理由がありました。
しかし、床を舐めることは犬のからだには良くありません。
きれいに掃除をしているつもりでも、床には細かいゴミやホコリもありますよね。
また、目に見えない雑菌なんかも犬のからだには気になってしまいます。
拾い食いやゴミあさりなどの問題行動の原因にもなってしまうこともあるようです。
犬に床を舐めさせないようにするには、床をきれいに掃除することです。
床にこぼれた食べ物や飲み物の匂いが気にならないように、犬が舐めても大丈夫な消臭スプレーなどで掃除をすることです。
また、暇を持て余していることが理由ならオモチャを与えるのもいいですね。
犬暇にになると、寝て過ごすことがほとんどですが、床をよく舐めているなら体力が余っているのかもしれません。
散歩や遊びの時間を増やしてみるのもいいでしょう。
また、犬が床を舐めるところに犬が嫌いな匂いをつけるという方法もあります。
ペットショップや通販などで犬が嫌いな匂いのスプレーが販売されています。
また、お酢や柑橘系の匂いも犬が嫌いな匂いですね。

まとめ
犬が床を舐める行動は放っておくと、拾い食いやゴミあさりなどの問題行動に発展してしまうことも。
また、床を舐めることは犬のからだにはあまり良くありませんよね。
ストレスやお腹の調子が悪いことが原因ならなおさらです。
犬が床を舐める行動えおしているのなら、何か理由があるはずです。
あなたの愛犬が床をペロペロと舐めているのなら、床を舐めている理由を見つけてください。
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