ミニチュアダックスフントは日本のペット犬としてたくさんの人に飼われています。
たくさんの人にかわいがられてるミニチュアダックスフントですが
「ミニチュアダックスフントは性格が悪い!!」
と言われることがあるみたいです。
ミニチュアダックスフントの性格が悪いというのは本当なんでしょうか?
今回はこんなミニチュアダックスフントの性格についてまとめてみました。
ミニチュアダックスふんとは性格が悪いの?

「ミニチュアダックスフントは性格が悪い!!」
と言われる理由は、ミニチュアダックスフントがよく吠えることが理由のようです。
ミニチュアダックスフントがよく吠えることには、ミニチュアダックスフントが狩猟犬として活躍していたことが原因です。
ミニチュアダックスフントより体が一回り大きなダックスフントはアナグマ猟の狩猟犬として。
ミニチュアダックスフントはウサギなどの、小さな動物の狩猟犬として狩りの場で活躍していました。
狩猟犬時代のミニチュアダックスフントは獲物を追いかけたり、獲物の存在を知らせるために吠えることが仕事でした。
現在ペットとして飼われている、ミニチュアダックスフントにもその名残は残っています。
ドアホーンや子供の声に敏感に反応したり、知らない人に吠えてしまうこともよくあります。
吠えている理由は、攻撃的な意味や好奇心、遊んでほしいなど様々です。
ミニチュアダックスフントは個体差もありますが、吠え癖が強い犬種になっています。
このミニチュアダックスフントは初めて見たカエルに興奮して吠えていますね。
(カエルを見ると他の犬種でも吠えそうですが・・・)
吠え癖はしつけをしっかり行うことでおさえることができます。
よく吠えることで性格が悪いというイメージを持つ人もいるようです。
しかし、ペット犬として飼われることが多いミニチュアダックスフントには魅力的な性格もあります。
ミニチュアダックスフントは初心者でも飼いやすい犬種の1つです。
もともと人と狩りをしててあこともあり、飼い主さんの指示をよく聞き、理解して、よく従います。
とても賢いので正しいしつけを行えば、教えたことをどんどん吸収してくれます。
その反面、飼い主さんに甘えることが大好きなので甘やかしすぎるとわがままになってしまうこともあります。
気質的には、友好的で落ち着きがあり辛抱強い性格を持ち合えせています。
遊ぶことに関しては、好奇心旺盛で色々な遊びをすることが大好きです。
しつけをしっかり行うことで、吠え癖や問題行動をとることはほとんどありません。
明るい性格や人と行動することが大好きなこともペットとして飼われる人気の理由でしょう。
オスとメスの性格の違いについても
ミニチュアダックスフントの性格について紹介しました。
個体差や育った環境、しつけなどでミニチュアダックスフントの性格も様々です。
そんなミニチュアダックスフント性格にはオスとメスでも少し性格が変わってくるようです。
ミニチュアダックスフントのオスとメスの性格の違いについて紹介します。
ミニチュアダックスのオスの性格は?
ミニチュアダックスフントのオスの性格は活発で好奇心旺盛です。
メスと比べると、子供っぽい印象があります。
メスに比べると飼い主さんに甘えることが大好き。
飼い主さんと少しでも離れると、ソワソワしたり、鳴きだしたりするのでお留守番などの訓練は必須になります。
子犬でも成犬になっても甘えることが大好きなことはあまり変化はありません。
甘えることが好きな反面、縄張り意識が強く、散歩などで他のオスと喧嘩になってしまうこともあります。
また、家族を思う気持ちはとても強く、敵とみなしたものには勇敢に向かっていく事もあります。
しかし、メスに比べると比較的、臆病な所もあります。
飼い主さんに甘えることが大好き、縄張り意識が強い、少し臆病といった性格です。
ミニチュアダックスのメスの性格は?
ミニチュアダックスフントのメスの性格は活発で好奇心旺盛ですがオスに比べて少し落ち着いています。
オスに比べると、少し大人っぽい印象です。
甘えることも大好きですが、オスよりも独立心が強く、落ち着きが出る時期も少し早くなっています。
縄張り意識もオスほどには強くありません、他の犬に吠えられたりしても、知らんぷりして対応することもあります。
吠え癖に関しても、オスよりはあまり強くありません。
吠えることも十分にありますが、周りの状況を見てから吠えるといった印象です。
オスに比べて、冷静、落ち着きがあり、周りのことをよく見てるといった性格です。
ミニチュアダックスフントの分離不安症について

ミニチュアダックスの性格について紹介しました。
ミニチュアダックスフントは飼い主さんに甘えることが大好きな犬種です。
飼い主さんも、そんなミニチュアダックスフントが甘える様子がかわいくてついつい甘やかしてしまうことも。
しかし、甘やかしすぎると、飼い主さんにずっと依存してしまうことになってしまいます。
ミニチュアダックスフントは飼い主さんに依存しやすい傾向にあり、ひどくなると分離不安症になってしまうこともあります。
ずっと愛犬と一緒に過ごせるのであれば問題はありません。
しかし、飼い主さんへの依存が強くなると、少しの間でも飼い主さんと離れると不安になってしまいます。
この依存が強くなると、飼い主さんの行動がずっと気になったり、姿が見えなくなるだけで鳴きだしたりするようになります。
そうなってしまうと、愛犬をお留守番させるなんてことは難しくなります。
お留守番をさせて帰宅すると、家の中が・・・・ぐちゃぐちゃなんてことが当たり前になります。
家の中がぐちゃぐちゃなことは掃除をすれば問題はないのですが、お留守番をしている間は犬にとってはとても強いストレスになっています。
また、ふだんの生活でも、飼い主さんの無意識のうちに気にしてしまうこともストレスになってしまうのです。
ミニチュアダックスフントとの生活にはメリハリが必要になります。
一緒に過ごすときは、思いっきり遊んだり、スキンシップを取る。
何もない時は、ミニチュアダックスフントにも自分の時間を過ごせるような環境を作ることが大切です。
またお留守番についても、はじめのころは不安に感じることがありますが、できるだけ早く訓練をすることで負担も少なくなります。
犬がお留守番ができようになるには?お出かけ前と帰宅後にしてはいけないことまとめ

まとめ
ミニチュアダックスフントの性格について紹介しました。
ミニチュアダックスフントは吠え癖が強いことから、性格が悪と誤解されることがあります。
しかし、正しいしつけを行えば吠え癖の問題行動は落ち着かせることは十分にできます。
ミニチュアダックスフントの性格はとても魅力的で、飼い主さんを飽きさせることはないでしょう。
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