ミニチュア・シュナウザーの名前の由来と意味は?歴史と口ひげについて

ドッグショーや犬のカットコンテストでも花形の人気犬種の

ミニチュア・シュナウザー。

くっきりしている眉毛と口ひげがチャームポイントです。

ミニチュア・シュナウザーの名前の由来について気になりませんか?

今回はこんなミニチュア・シュナウザーについてまとめてみました。

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ミニチュア・シュナウザーの名前の由来と意味は?

「シュナウザー」とはドイツ語で「シュナウツ」「口ひげ」を意味しています。

ミニチュア・シュナウザーの名前の由来は、チャームポイントである口ひげ

に由来しています。

「シュナウザー」の由来はもう一つ説があります。

1879年にドイツで開催されたドッグショーでスタンダードタイプのシュナウザーが出場し

優勝したそうです。

当時スタンダードタイプのシュナウザーは「ラフ・ヘアード・ピンシャー」

毛の荒いピンシャーと呼ばれていました。

優勝したスタンダードタイプのシュナウザーの名前が「シュナウツァー」

であったため毛の荒いピンシャーから

この優勝した犬の名前の、シュナウザーと呼ばれるようになったと言われています。

きっと当時ドッグショーで優勝したシュナウツァーには立派な口ひげが

あったのでしょう。

ミニチュア・シュナウザーの歴史と口ひげについて

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歴史

ミニチュア・シュナウザーの歴史と口ひげについて

ミニチュア・シュナウザーは大きさの異なるタイプのシュナウザーの中で1番小さく、

もっとも人気のある犬種です。

ジャイアント・シュナウザーとミニチュア・シュナウザーは

スタンダード・シュナウザーを改良した犬種で、スタンダード・シュナウザー

が起源になっています。

シュナウザーの記録で1番古い物は16世紀頃の彫刻や絵画などで、シュナウザー

が登場しています。

 

19世紀頃からネズミ捕りや牧畜用の番犬として飼われるようになり、

ドッグショーでも登場するようになりました。

同じ時期の19世紀、ミニチュア・シュナウザーはネズミ捕りなどの害獣駆除のさい、

さらに小回りが利く犬種を目的に改良されていましたが、

スタンダード・シュナウザーの外見を残したまま小型化させることには大変な

苦労があったようです。

スタンダード・シュナウザーとアーフェン・ピンシャーを掛け合わせて作出され、

ネズミ捕りや番犬として活躍し、現在も家庭犬やショードッグとして高い人気があります。

口ひげについて

ミニチュア・シュナウザーのチャームポイントでもある口ひげは

ネズミ捕りをしていた歴史の中で、ネズミに顔をかじられたり、引っかかれないように

備わったと言われています。

現在、家庭犬として飼われているミニチュア・シュナウザーはネズミを捕ることは

ほとんどありませんが、チャームポイントの口ひげが変色することに

悩まされることが多いようです。

本来、口ひげは白色ですが、唾液や食べ物がつくことでヒゲ焼けを起こし

茶色に変色します。

散歩やごはんの後にヒゲを洗ってあげることと、きれいに乾燥さえることが

ヒゲ焼けの予防になります。

まとめ

・ミニチュア・シュナウザーの名前の由来は、チャームポイントである口ひげ

 に由来していて、ドイツ語で「シュナウツ」「口ひげ」を意味している。

・ミニチュア・シュナウザーはスタンダード・シュナウザーを小型化を目的に

 改良され、19世紀頃に登場した。

・ミニチュア・シュナウザーの口ひげはネズミ捕りのさいネズミから

 顔を守るために備わったもの。

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