ふわふわの被毛とキュートな外見が魅力のポメラニアン。
小型犬の中でも高い人気をもつ犬種です。
潤んだ瞳で見つめらると何ともたまりません。
こんな、ポメラニアンの名前の由来や意味は知っていますか?
今回はこんなポメラニアンの名前の由来と意味や歴史、性格についてまとめてみました。
ポメラニアンの名前の由来と意味は?

ポメラニアンの名前はポメラニア地方にポメラニアンが多く存在したことが由来しています。
ポメラニア地方はドイツ北東部からポーランド北西部にまたがるところで、ポメラニア地方が直接な原産地ではありません。
原産地のドイツからイギリスに渡った時に、イギリス語でポメラニア地方と呼ぶことから「ポメラニアン」という名前がついたとされています。
ポメラニアンの歴史について
ポメラニアンの機嫌は、アイルランド出身のサモエドが祖先犬だと言われています。
同じスピッツ系の犬種で大きさは異なりますが、小型化されたものが現在のポメラニアンだと考えられています。
ポメラニアンは小型化が進むまでは、作業犬や牧羊犬として活躍していました。
ポメラニア地方でやや小型化されたものが、18世紀以降にイギリスで人気が出始め、19世紀中ごろに小型のポメラニアンが登場しました。
ポメラニアンが犬種として確立されたのは、ビクトリア女王の功績です。
1891年にビクトリア女王が第1回のクラフトショーに愛犬のポメラニアンを出棟し入賞したことで、爆発的に人気が高まりました。
その後アメリカに渡り、1901年にAKCの公認を受けています。
日本でも1970年ごろからポメラニアンの人気は高まります。
現在も日本では小型犬の人気上位に入る犬種になっています。
ポメラニアンの性格は?
ポメラニアンはたえず動きまわっている快活な犬種です。
好奇心旺盛で遊ぶことが大好き、いつもゲームや冒険を探している、そんな印象があります。
かわいい見た目とは反して、臆病な所と用心深い性格からやや攻撃的になってしまう一面もあります。
知らない人や犬に対して吠えかかったりしてしまうことも・・・
飼い主さんには格別な忠誠心を持っていますが、甘え上手な所もあります。
学習能力がとても高い犬種です、かわいいからと言ってポメラニアンの要求に応えてしまうと、自分の要求は通ると勘違いしてしまって、わがままになってしまうことも。
わがままになってしまうと、吠え癖がついたり、噛み癖のが出ることもあります。
しかし、もの覚えが早く訓練しやすい性格をしているので、子犬のころからきちんとしつけをすることで、吠え癖や、噛み癖はなくなります。

まとめ
・ポメラニアンの名前はポメラニア地方に由来していて、イギリスに渡った時にポメラニアンと呼ばれるようになった。
・ポメラニアンの歴史はサモエドが祖先犬だと言われて、もとは小型犬の大きさでなかった。
・ビクトリア女王が1891年の第1回のクラフトショーに愛犬のポメラニアンを出棟し人気が高まりました。
ポメラニアンはとても賢く学習能力が高い犬種です。
しかし、わがままになりやすい気質も持っています。子犬のころからのしつけと社会性をきちんと身に着けることが大切です。
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