日本を代表する小型犬の1つが柴犬です。
子犬時代の可愛さには、誰もがメロメロになってしまいますよね?
大きくなっても、一途な所や、無邪気な行動が魅力的な柴犬ですが、柴犬の名前の由来って知っていますか?
今回はこんな柴犬についてまとめてみました。
目次
柴犬の名前の由来と意味は?

アメリカでも人気が出ている日本の柴犬。
名前の柴という文字も日本独特の意味と由来がありそうです。
柴犬の名前の由来と意味について紹介します。
3つの名前の由来と意味
狩猟犬として生活いていたことが由来
柴という言葉は、日本の古い時代では小さな雑木を意味する言葉として使われていました。
かつて小動物や鳥の猟犬として生活していた柴犬は、獲物を追いかけたりして、狩猟の手助けをしていました。
背丈の低い柴やぶを巧みにくぐりぬけて獲物を捕まえていた様子から、柴犬の名前がつけられたとされています。
毛色が名前の由来
柴犬の毛色は、赤褐色、黒褐色、胡麻、黒胡麻、赤と色々とありますが、赤褐色の毛色が枯れた柴の色に似ているところから名前がつけられたと言われています。
山岳地帯で狩猟犬として活躍していた柴犬にとっては、獲物から自分の姿を隠すにはうってつけの毛色だったようです。
日本の古語で柴は「小さい物・小さい犬」
日本の古語で柴は「小さい物・小さい犬」を意味していて、小さな体格から柴の名前がついたとされています。
柴犬は日本の小型犬の仲間になりますが、体格は
♂38~41㎝ 8~10㎏
♀35~38㎝ 7~8㎏ となっています。
柴犬の祖先にあたる縄文犬は体の大きさが45㎝を超える中型犬でしたが、環境の変化により、縄文中期・後期には体高40㎝ほどに小さくなったことが確認されています。
豆柴の名前の由来と意味
豆柴という名前で呼ばれるようになったのは最近のことで、小さな柴犬の人気が高いことから、小さな柴犬を掛け合わせて生み出された柴犬が豆柴という名前で呼ばれています。
豆柴という名前は非公認で、体が小さな柴犬を豆柴と呼んでいるだけのことなんですね。

柴犬のオスとメスの性格の違いについて
柴犬の性格の特徴
柴犬の性格は強い服従心と忠実さを持っています。
しつけをきちんとすればとても飼いやすい犬種です。
自信に満ち溢れている行動や、大胆な一面を持っていますが、頑固で警戒心が強く、神経質な所もあります。
特に自分の縄張りによそ者が侵入することには敏感です。
子犬のころからのしつけが大切になります。
3か月頃までに多くのことを学ばせる必要があり、他の犬や人と触れ合うようにして、たくさんの経験を積ませ社会性を見につかせるようにします。
この期間のうちに社会が身についていないと、必要以上に警戒心を持つようになったり、家族以外の人や犬と過ごせなくなることがあります。
子犬のころは特に問題がなくても大きくなって、持っている性格や気質が出てきて問題行動の原因になることがあるので、できるだけ早い時期からの社会化が重要になります。
オスとメスの性格の違いは?
オスの柴犬の性格
柴犬のオスとメスの性格の違いですがオスの柴犬は好奇心旺盛で活発、競争心がとても強く遊ぶことがとても大好きです。
比較的、友好的でで家族以外の人とも遊ぶことができるオス犬もいますが、家族以外には警戒心を強く持つオス犬もいます。
メスの柴犬の性格
オスの柴犬に比べて、穏やかで、やさしい性格が特徴的です。
初めて柴犬を飼うなら、メスの柴犬を進められることが多くあるようで、穏やかで、やさしい性格が理由の様です。
しかし、縄張り意識はオスの柴犬よりも強いことがあります、子犬の世話をするといった、メス犬独自の本能によるものが強くあるみたいです。
まとめ
・柴犬の名前の由来と意味は狩猟犬として柴やぶで狩りいをしていたこと、赤褐色の毛色が枯れた柴の木の色,古語で柴は「小さい物・小さい犬」、の3つが名前の由来と意味になっている。
・柴犬の性格は強い服従心と忠実さを持っているが、頑固で警戒心が強く、神経質な所もある。
・オスの柴犬は活発で、好奇心旺盛、家族以外の人とも遊ぶことができる。メスの柴犬は穏やかで優しいが、縄張り意識が強い所がある。
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