短い脚に、長い胴体、ユニークな体型と明るく活発な性格の
ウェルシュ・コーギー・ペンブローグ・・
通称、コーギーです。
家庭犬としても高い人気がある犬種です。
出身はイギリスだと知っている人はいるかもしれませんが、
名前の由来についてはどうでしょうか?
今回はこんなウェルシュ・コーギー・ペンブローグの名前の由来や歴史
断尾についてまとめてみました。
ウェルシュ・コーギー・ペンブローグの名前の由来は

コーギーの出身地であるイギリスのウェールズのペンブロークシャー州から
Welsh ウェールズ人、ウェールズのという意味があり、
Corgi はウェールズ語で、corは小人、giは犬を表す言葉になっています、
直訳するとウェールズの小さな犬となります。
ウェールズの小さな犬ということには意味があります。
コーギーの背中の模様が「妖精の鞍」と呼ばれていてこんな伝説があります。
『その昔、コーギーは、背中に妖精を乗せて野山を走りまわっていたそうです。
コーギーと暮らしていた妖精に人間の子供の友達ができました。
妖精はその子供にコーギーをプレゼントしたそうです。』
「妖精の鞍」は肩から首にかけて毛が白くなった部分で妖精のサドルと呼ばれていて、
妖精と暮らしていた証だとされています。
コーギーを見かけたら、肩の周りの毛を見てみてはいかかでしょうか?
妖精が乗っているかもしれません。笑

歴史と断尾について
歴史について
ウェルシュ・コーギー・ペンブローグは南ウェールズのペンブロークシャー地方で牧畜犬として活躍していました。
ウェルシュ・コーギー・ペンブローグの歴史は古く、人と暮らし始めた記録として残っているものでは11世紀に書かれた本の中にコーギーが描かれています。
牧畜犬として、人の仕事を手伝って生活していたコーギーですが、そのユニークな体型と愛らしい表情から王族にも認められ、12世紀頃からヘンリー2世に飼われ、イギリスの王室で生活していた記録が残っています。
現在もエリザベス女王に溺愛されていて、イギリスでは王室を代表する犬種になっていて、日本でも人気トップ10のポジションをキープし続けている犬種です。
断尾について
コーギーの断尾については色々と理由があり、現在の姿になっているようです。
牧畜犬として生活していたコーギーですが、当時、牛や馬を追う使役犬として部駆逐犬飼われていました。
牛や馬を追うときに尻尾が踏まれないように断尾が行われていていました。
また、尻尾があることで、キツネと間違われて猟師に撃たれないように、とも言われています。
現在も断尾がされているのは主にデザインが理由で、断尾されているコーギーが人気が高いことに理由があります。
しかし、原産地のイギリスで断尾が禁止されたことにより、日本でも尻尾があるコーギーが主流になると思われます。

まとめ
・ウェルシュ・コーギー・ペンブローグの名前の由来はウェールズのペンブロークシャーの小さな犬という意味がある。
・「小さな犬」には、昔、コーギーの背中には妖精がいた伝説があり、肩の周りの白い毛の部分は「妖精の鞍」と呼ばれている。
・コーギーの歴史は11世紀頃から人と生活していた記録が残っていて、現在もイギリスの王室を代表する犬種になっている。
・コーギーの断尾は牧畜犬時代に様々な理由で行われるようになった。
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