中国出身のチャイニーズ犬のシー・ズー。
長い被毛と丸くかわいいい瞳が魅力的な犬種です。
日本でも家庭犬としてよく見かけられ、とても人気がある犬種です。
シー・ズーの名前の由来や意味について知っていますか?
今回はこんなシー・ズーについてまとめてみました。
シー・ズーシー・ズーの名前の由来と意味は?

シー・ズーの名前は出身の中国語が由来しています。
シー・ズーは中国語で獅子狗と書き、「シー・ズー・クウ」と読みます。
獅子とはライオン・獅子を意味していて、狗は犬を意味しています。
特徴の長い被毛が、獅子の様に見えていたみたいですね。
神の使者と神聖視され、中国でもっとも高貴な動物だとされていました。
その後、イギリスにわったってから、「シー・ズー・クウ」という呼び名が短くなり、シー・ズーと呼ばれるようになりました。
シー・ズーシー・ズーの歴史について


シー・ズーはラサ・アプソとペキニーズが掛け合わさって生まれた犬種です。
もともと、中国宮廷ではペキニーズが飼われていました。
ラサ・アプソが宮廷で飼育されるたのは、魔除けとして皇帝に献上されるようになったことが理由です。
ペキニーズとラサ・アプソが中国宮廷で生活していたことでシー・ズー誕生するきっかけとなりました。
18世紀~19世紀前半にかけて中国王宮で飼育されていました。
その当時王宮にいたシー・ズーの数は1000匹にもなったそうです。
しかし、1950年に起きた共産主義革命から、「犬の飼育は退廃の象徴」
とみなされるようになりたくさんの犬が殺されました。
王宮で暮らしていたシー・ズーも同様に絶滅寸前まで追い込まれています。
しかし、、一部のシー・ズーは生き残り、イギリスにわたって生き延びていました。
犬好きな英国王室の手によって保護されたと伝えられています。
その後、アメリカで正式な犬種として1969年に登録されています。
日本にシー・ズーが入ってきたのは昭和30年代で、今では家庭犬として高い人気を誇っています。
シー・ズーの性格は?
シー・ズーは中国宮廷で飼育されていた名残から、穏やかで落ち着いているところがあります。
理解力があり、遊び好きな活動的な面もあり、飼い主さんにはとても甘え上手です。
信頼関係ができると、飼い主さんをじっと見つめるしぐさをすることがあります。
飼い主さんを見つめる瞳はとてもかわいらしく、甘やかしたくなることは間違いありません。
もの覚えが早いのでしつけには苦労はないでしょう。
しかし、学習能力が高く、賢いことから甘やかしすぎると、わがままになってしまうことも。
わがままになってしまうと、無駄吠えや噛み癖が見られるようになります。
吠えたり、噛むことで自分の意思が通せると思わせてはいけません。
子犬時代からしっかりとしつける必要があります。

まとめ
・シー・ズーの名前は中国語で獅子狗から由来している。
・獅子狗の意味は獅子の犬、ライオンの犬という意味で、神の使者、高貴な動物という意味がある。
・シー・ズーはペキニーズとラサ・アプソが掛け合わさった犬種で中国王宮で飼われていた。
その後、イギリスにわたり世界中で飼われるようになった。
・シー・ズーは穏やかで落ち着いてる性格をしている。
かしこく、理解力もあるが、しっかりしつけなと、わがままになってしまうことがある。
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