ごはんを食べたのに「お腹すいた・・」と言っているように
ごはん入れの前に座りまだご飯もらっていませんアピールをしていることは
ないでしょうか?
目を離した隙にドッグフードをガリガリ・・
何食分もの量を食べてしまい、ゲホゲホと吐いてしっまた。
「なんで吐くまで食べるんだろう?満腹中枢はないんだろうか?」ということも
今回は犬には満腹中枢はないのか?犬が大食いする理由と注意することについて
まとめてみましたきた。
犬が満腹にならないのは中枢がないから?食べ過ぎて下痢や吐くこともある?

犬は人より鈍感ですが、人と同じように満腹中枢はあります。
人は食事をしてから20分くらいで満腹感を感じますが、犬はごはんをいっき食いするため
脳が満腹感を得られるまでに時間がかかるんですね。
犬が大食いするのは、野生時代からの性。
野生時代は群れで獲物を狩って暮らしていましたが、獲物は毎日捕まえれるわけではありません。
ですから、「食べられるときに食べれるだけ食べておこう。」という本能が働いています。
さらに、群れで狩りをするため獲った獲物は群れのメンバー全員でいっせいに食べ始めます。
うかうかしていると自分の取り分がなくなってしまいますから、いっき食いが基本なんですね。
こうした生活をしていたため、犬は一度に体重の5分の1もの量を胃に詰め込めるようになっています。
体重50㎏の成人なら、10㎏もの量を一度に食べることに。
ギャル曽根くらいしかまねできません。笑
食べ過ぎて下痢や吐くこともある?
犬が吐く原因の多くが食べ過ぎによることがありますが、吐いているとき、吐いた後の様子をよく観察してください。
吐きそうで中々吐けない、吐いているとき苦しそうだったり痛がっていることがあると、胃捻転など胃の病気が予想されます。
何度も吐いたり、吐いた後もぐったりしてたり、痙攣をおこしたり、動きがおかしい時はすぐにかかりつけの病院の相談して診てもらうようにしましょう。
また食べ過ぎは下痢の原因にもなります。
食べ過ぎが原因でのの場合はごはんの量を減らして胃を休ませることと、脱水状態にならないようにこまめに水分補給をさせます。
水分の取り過ぎは下痢を悪化させることもあるので、がぶ飲みさせないように少量ずつこまめに与えます。
徐々に下痢の症状が改善されてきたらごはんの量を通常の量へ戻すようにして様子を見てあげましょう。
血便が出ている、下痢と嘔吐を繰り返すなどの症状がみられたときはすぐにかかりつけの病院へ相談して診てもらうようにしましょう。
犬の大食いすることの注意について
犬は基本的には目の前にあるごはんを全部食べようとします。
また、ごはんを食べ終わった後もお替りをおねだりするのは当たり前。
「ごはんがすくなかったにかな?」「少しならいいかな?」とごはんを与えてしまうと、
「おねだりすると、お替りがもらえる!!」と思ってしまい、お替りくださいアピールをする習慣がついてしまいます。
犬の健康にとっても肥満の原因になることは当然ですが、
「なんで、ごはんがもらえないんだ!?」
とストレスの原因になるために、絶対に決まった量以上のごはん与えない、またおねだりされてもお替りを与えないようにしましょう。
母犬は子犬に吐き戻したごはんを与えます。
犬の胃の入り口は緩くて吐きやすい構造になっています。
「じゃあいっき食いして、吐いても大丈夫。」ということはないんですね。
一度に多くの量を食べると脂肪がつきやすい体異になったり、繰り返し吐くことで食道炎や胃捻転などの病気の原因にもないります。
ごはんの与え方を工夫することで、満腹感を得られるようになります。
器の口を狭めることで早食いを抑えることができます。
また、早食い防止の器もペットショップや通販などで販売されています。
器の底がデコボコしている突起物がついているもので、一口で食べる量が少なくなるようにできています。
多頭飼いしている場合はごはんの器を分けることと、器を離しておいてあげることで、落ち着いて食べることができる環境を作ってあげましょう。
まとめ
・犬にも人より鈍感だが満腹中枢はある、野生時代の習性でごはんをいっき食いするため満腹感を感じにくい。
・食べ過ぎが原因で吐いたり、下痢になることもある。
・目の前のごはんは全部食べようとするため、ごはんは決まった量以上にあげない。
・犬の健康と、悪い習慣がつかないようにお替りをねだられても与えてはいけない。
・満腹感が得られるよう、ごはんの器や与え方を工夫してあげる。
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