犬には多少の目やにはあるものですが、
シニアの年齢になった愛犬の目やにが増えた・・・
目やにが固まってなかなか取れない・・・
かわいい愛犬の目の健康状態が気になります。
目やに取ろうとすると嫌がって、取るのも一苦労です。
今回はこんな犬の目やにについてまとめてみました。
目やにが出る原因は?

目やにが出る原因は目の周りの老廃物や目の周りのゴミなどが粘膜から出るムチンという粘液によって固まったもので眼脂と言います。
健康な状態の犬でも生理現象の範囲内であれば少量の目やには出るもので、まばたきのときに出る涙で流れ落ちます。
寝ているときは、瞬きをしないので目やにが溜まりやすくなっていますが、少量のものであれば優しくふき取ってあげましょう。
目やにの量が多い、涙の量が多いときは何か目に異常が出ているサインかもしれません。
他の犬とじゃれたり、顔がぶつかったりして目の表面にできた傷、目にゴミやほこりが入ったり乾燥することによって炎症を起こしていることもあります。
目に表面に傷ができたり、ゴミやほこりの異物が入ることで涙の量が多くなり、目やにの量が多くなってしまうんですね。
また目やにが出やすい犬種もいます。
目の周りに毛が多い犬種は、目に直接けが入ってしまったり、目が大きい犬種はごみやほこりが目に入りやすくなり目やにが多い原因になります。
目やにが多い犬種はプードル、シーズー、パグ、ブルドッグ、チワワといった犬種があげられます。
犬の目やにの固まりの正しい取り方
顔は犬にとって敏感な所です。
目の周りとなるとなお敏感で、私たちでも目の周りに何か近づくとビックリしてしまいますよね?
間違った目の周りのお手いれは犬にとって苦痛になっていることもあります。
正しい方法で、犬に負担がかからないようにしてあげましょう。
目やにが湿っていて、やわらかいとき
目やにが湿っていて、やわらかいときはガーゼやティッシュでも取ることができます。
ガーゼやティッシュを4つ折りにして眼球にあたらないようにそ~とふき取ってあげます。
引き取る方向は目頭から目尻によせて、浮かせて汚れを浮かせてふき取るようにします。
目にゴミなどが犬用の目薬をさしてからふき取り、乾いたコットンで湿り気を取り除きます。
目やにが固まっているとき
こびりついた目やにを取るには、お湯で濡らした柔らかいタオルやコットンで目やにをふやかしてから、目やにをふき取ってあげます。
目やにをふやかして柔らかくするところがポイントです。
柔らかくなっていないと目の周りの毛まで無理に引っ張ってしまいます。
こびりついた目やにが取れたら、残った目やにをノミ取りコームでふき取ります。
取らせてくれないで嫌がるときの対処法
コミュニケーションが大切!!
いきなり目やにを取ろうとしても嫌がって暴れたり、目やにを取るのも一苦労です。
オスワリやマテなどいつも使っているコマンドで目やにを取る前に犬を落ち着かせてあげましょう。
飼い主さんが緊張していたり、力んでいる様子は犬にも伝わります。
目やにを取るときは声をかけてリラックスさせてあげながら優しくふき取ってあげましょう。
目やにをとり終わったら目一杯褒めてあげてくださいね。
目やにを放っておくと、目やにが毛に絡みついて取れにくくなり、
大きくなって固まったり、涙焼けの原因になってしまいます。
固まったり、大きくなった目やにを取るのは負担も大きくなってしまいます。
こまめに取ってあげることで、目やにが固まったり、大きくなったりすることを防げます。
まとめ
・目やにが出る原因は目の周りの老廃物や目の周りのゴミなどが粘膜から粘液によって固まったもの。
・こびりついた目やにを取るにはお湯で濡らした柔らかいタオルやコットンで目やにをふやかしてからとる。
・目やにを取るときはコミュニケーションが大切。
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