syuu犬が人よりも耳がいいことはご存知ですよね?
私たちが嫌いな音があるように、犬にとっても嫌いな音があるようです。
ましてや、耳がいい犬にとってはその嫌いな音は私たちが感じているよりも激しく聞こえているのかもしれません。
また、犬が嫌いな音を聞いた時に震えたり隠れたりすることも・・・・
今回はこんな犬が嫌いな音についてまとめてみました。
犬が嫌いな音と周波数は?

犬は人よりも優れた聴覚を持っています。
小さな音を聞くことができるのはもちろんのこと、人がきくことができない範囲の音まで聞き取ることができます。
また、私たちが聞き取ることができない周波数の音も聞き取ることができます。
そんな犬であるからこそ、私たちとは違って嫌いな音や苦手な音があるようです。
犬が嫌いな音とはどんな音なんでしょうか?
犬が嫌いな音について紹介します。
自然界に存在しない音
犬が嫌いな音の多くは自然界に存在しない音です。
機械から出る複雑な音や、高い音は自然界に存在しなで苦手なことが多いようです。
また、機械出る音は犬にとって、理解できないことも犬が苦手な理由ですね。
犬が嫌いな音を出す機械について紹介します。
・掃除機の音

掃除機が嫌いな犬はとても多いようです。
犬にとって掃除機はたまに出てきては、不思議で大きな音を出して暴れまわるモンスターのように感じているのかもしれません。
・ドライヤーのモーター音

私たちが使うドライヤーから出る音も犬にとっては不快に感じていることがあります。
ドライヤーから出る大きなモーター音は犬にとってとても耳障りに感じてしまっているようです。
・バイクや車のエンジン音

バイクや車のエンジン音も取ってとても不快に感じる音です。
バイクや車に乗る機会がない犬にとってはバイクや車はとても不思議なものになっているでしょう。
また、エンジンから出ている音は、とても複雑な音で大きな音です。
散歩のときなんかに横を通り過ぎる、バイクや車のマフラーから出る音も犬にとっては不快に感じています。
・踏切の警告音

当たり前ですが、電車が来ることを知らせる大切な警告音なので踏切の警告音はとても大きな音ですね。
踏切の警告音のスピーカーの近くにいると私たちでも頭が痛くなるくらいうるさいものです。
そんな大きな踏切の警告音は犬にとっては、とても不快で嫌な音に聞こえています。
また、電車が通過するときの音も犬にとってはとても不快に感じているようです。
・工事現場の作業音

自分の家の近くで、大きな音を出して工事をされていた経験はありませんか?
アスファルトの地面を掘り起こしたり、工事の機材を運ぶ大きな音は私たちにとっても嫌な音に感じますよね。
犬にとってもこの工事現場から出る大きな音はとても苦手です。
とても大きな音
犬が嫌いな音は機械から出る音以外にも苦手な音があります。
犬が驚いてしまうような、とても大きな音もとても苦手です。
犬が嫌いなとても大きな音について紹介します。
・雷の音

犬を飼っている飼主さんは知っている人も多いと思いますが、犬は雷の音がとても苦手です。
自然界に存在する雷の音ですが、犬はこの雷の音がとても苦手で、強い恐怖心を持ってしまっている犬もいます。
雷の音については、雷恐恐怖症という症状として雷の音に恐怖を感じてしまう病気として認められています。
この雷恐怖症がひどい犬になるとショック死してしまうこともあるようです。
・花火や爆竹の音

花火や爆竹の大きな音も犬は苦手です。
犬にとって花火の音は、自然界では聞いたことがない音で、突然大きな音で聞こえる爆発音が怖く感じてしまっています。
花火や爆竹の音が嫌いな犬は、雷の音が苦手な犬が多いことも分かっています。
高い周波数の音が嫌い?
犬は私たち人間が聞き取ることができない周波数の音も聞きとることができます。
人が聞き取ることができる周波数は20Hz~20000Hzほどの周波数の音を聞き取ることができます。
聴覚が優れている犬にとっては、人の耳よりもはるかに広い範囲の周波数を聞き取ることができます。
犬は40Hz~65000Hzの周波数を聞き取ることができるのです。
私たち人では聞き取ることができない、高い周波数の音が聞き取ることができるわけですね。
何も音がしていなくても、ピクピクと耳を動かして何かを感じているのは私たちが聞き取れない音が聞こえているからでしょう。
そんな犬が苦手な周波数は13500Hz~20000Hzの周波数の音です。
もし、私たちがこの犬がききとっている高周波の音が聞こえるとすると、「きぃーーーーーーーーーーーーー・・・」という風に聞こえているみたいです。
かなり不快な音みたいですね。
ネズミ除けの高周波を発する機械や、駐車場に猫除けに高周波を発生させる機械が設置されていることがあります。
動物除けに使われてる高周波は私たちには聞こえません。
しかし、聴覚が優れている犬にとってはこの動物除けの高周波の音が聞こえていて不快に感じてしまっているでしょう。
震えたり隠れたりするのは怖いから?
犬は大きな音や複雑な音が苦手です。
あまりの大きな音や激しい音が聞こえると、恐怖のあまり震えたり、隠れたりすることがあります。
震えたり、隠れるといった行動を見せていなくても緊張していたり、不安に感じていることもあります。
・何度もあくびをする。
・しきりに前脚を舐める
・息使いが荒くなる
・キョロキョロして、落ち着きがなくなる
・誰もいないところに吠える
などの様子が見られるときは、大きな音や、苦手な音が理由で緊張していたり、不安になっています。
大きな音が怖くなってしまうと震えたり、隠れたりすることだけではなく色々な行動をとるようになります。
・腰を抜かして動けなくなる
・吐き気が出たり、吐いたりする
・下痢
・おしっこを漏らす
・家具などを壊す、破壊行動
大きな音や激しい音による恐怖心から、混乱してしまって犬のからだに負担がかかるほどのパニック状態になってしまうこともあります。
もともと大きな音や激しい音が嫌いなこともありますが、なにか嫌なことがきっかけでその音が苦手にているのかもしれません。
犬が苦手な音、恐怖を感じる音を聞いてしまうと、飼い主さんの声もなかなか耳には入りません。
犬が苦手な音や怖がる音がすることが分かっているときはできるだけ、音のするほうに近づかないようにしてあげるようにしたいですね。
また、散歩や外で遊んでいるときに大きな音がなってしまって、犬が予測できない行動をとってしまうこともあります。
散歩のときはリードをしっかり持って、犬が飛び出したりできない広場で遊ぶようにしましょう。

まとめ
犬は理解できない音や、突然する大きな音が苦手です。
犬によって不安に感じたり怖がる程度は様々ですが、犬が嫌いな音を聞くことは少なからずストレスを感じているでしょう。
飼主さんとしては、犬の嫌いな音や苦手な音は理解しておく必要があります。
私たちが考えている以上に、犬にとっては不快で嫌な音に聞こえているはずです。
関連記事:犬は掃除機に吠えるのはなぜ?音や匂いが嫌いな理由とは?
コメントを残す