犬のおへそはどこにあるの?しこりの原因と臍ヘルニアとは?
犬のおへそはどこにあるかわかりますか?
おっぱいはお腹を見るとすぐにわかります。
犬も私たち人間と同じ哺乳類なのでおへそがあるはず!?
今まで愛犬のおへそを見たことがないい?
そんな飼い主さんもいるかもしれません・・
今回はこんな犬のおへそについてまとめてみました。
犬のおへそはどこにあるの?
犬も私たち人間と同じ哺乳類ですよね?
私たち人間はお腹の真ん中あたりにおへそがついています。
同じ哺乳類の犬もおへそはあるはずなのに、愛犬のおへそを見た飼い主さんは意外と少ないと思います。
犬のおへそはちゃんとあります!!
ただし私たち人とは違って見つけにくいんですね。
犬の赤ちゃんんは母犬のお腹の中にいるときはへその緒でつながっていました。
生まれたばかりの犬の赤ちゃんにもへその緒はついていますが、出産後、母犬がへその緒を噛み切きるか、出産を手伝った人の手によって取り除かれます。
へその緒がなくなったおへそは、人のおへそと違って小さな傷あとみたいな形でが残っているか、つるりと綺麗に跡がなくなって分かりにくくなっていることもあります。

おへその場所は、お腹の毛が集まっている所にあります。
お腹の真ん中あたりを触ってみると少し感触が違うものが分かると思います。
それが犬のおへそです。
人とは違って、へこんでいたり、でべそであることはないんですね。
おへそのしこりの原因と臍ヘルニアとは?
へその部分が膨らんでいるだけだと、でべそのような状態で、へその緒がただ単に出っ張ているだけの状態ですがす。
おへそとへその緒の通っていた穴がちゃんと塞がらず穴の開いたままの状態がヘルニアになり臍ヘルニアの原因になります。
ヘルニア部分が大きいと、ヘルニア部分に脂肪が入って膨らんだり、腸管が入り込んでしまうことがあります。
おへそにしこりのような感触があるときはヘルニア部分に脂肪や腹膜が入り込んでいて臍ヘルニアになっている可能性があります。
大きさはクルミくらいの大きさから人の拳くらいの大きさまで様々です。
ヘルニア部分に腸管が入ってしまうと、お腹の機能障害を起こし、便秘や腹痛の原因になります。
腸管や脂肪がヘルニア部分に出たまま締め付けられ、変色を起こしていたり、固くなっているときは危険な状態でかなりの痛みを伴っています。
生まれたばかりの犬に見られる、臍ヘルニアは小さいものであれば自然に治ることがあります。
予防と治療について

臍ヘルニアの予防
臍ヘルニアの具体的な予防策はありません。
予防する方法はないのですが、おへそに少しでも違和感を感じたりいたときは動物病院へ受診してください。
臍ヘルニアは大きくなってしまったり、症状が悪化する前に処置してあげることが1番の治療になります。
大きくなってしまったり、症状が悪化してからでは治療を受ける犬も負担が大きくなってしまいます。
日頃から、お腹の周を観察したり触ることで早期発見になります。
臍ヘルニアの治療
臍ヘルニアの治療は生後間もない時は成長過程でヘルニアの穴が閉じることがあります。
避妊手術の開腹手術のタイミングで同時に処置することもあり、生後8か月くらいまでの子犬の場合は経過観察をして、ヘルニアの状態で治療が変わってくることもあります。
ヘルニア部分に腸管などが入り込んでいる場合は開腹手術で処置することがほとんどで、腸閉寒などを起こしている場合は緊急手術が必要になることがあります。
やはり早期発見が犬にとって負担が少なくなるため、飼い主さんは愛犬のおへそやお腹の様子の変化に気づけるようにしましょう。
まとめ
・犬のおへそは人と違ってへこんでいたり、でべそにはなっていないためわかりにくくなっている。
・おへその場所はお腹の真ん中あたりで、小さな傷後のようになっている。
・犬の臍ヘルニアは予防はできないが早期発見が重要。
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