春頃になると土手につくしが生えていて春を感じますよね。
散歩中の愛犬がつくしをクンクンしてる姿が目に浮かんできます。
こんな私も、幼い時に両親とよくつくし狩りなんかにも行っていました。
つくし刈りって意外と楽しいんですよね。
夢中になって、もうこんな時間?
なんてことも、、(笑)
でも最近つくしを目にすることが減ったような気もします。
このつくし調理すると結構美味しいんですよ!
そんな春を感じさせてくれるおいしいつくしですが、犬もつくしを食べることができるのでしょうか?
今回は、こんな犬がつくしを食べることについてまとめてみました。
目次
犬がつくしを食べたけど大丈夫?

愛犬の散歩中、クンクンクン・・・ガブ!!
「え!?つくしを食べちゃった・・・」なんてこともあるのではないでしょうか?
犬って結構、草など食べたがるんですよね。
つくしは犬が食べても大丈夫なのでしょうか?
犬もつくしを食べても大丈夫です。
犬がつくしを食べることは、基本的には問題はありません。
しかし、道端に生えているつくしをそのまま食べるのは衛生面が気になりますよね。
車の行き交うところでは排気ガスなんかもかかっていますし、他の犬がマーキングしてたりなんかもないとは言えないですよね。
なので、道端などに生えているつくしは、犬が勝手に食べないようにするほうがいいですね。
綺麗に洗ってから、きちんと下処理をしてからのほうが犬も安心しておいしく食べれるはずです。
そんな犬が食べることができるつくしの栄養素や与え方について紹介します。
つくしに含まれる栄養素は?
・フラボノイド酸
つくしに含めれるフラボノイド酸の栄養素、、実は嬉しい効能があるのです。
3~4月になると花粉症に悩まされる方って多いですよね。
私もそうなんです、、(笑)
犬も花粉症に悩まされることがあります。
実はこのフラボノイド酸には犬の花粉症などのアレルギー症状を予防する効果があるのです。
他にも抗癌作用、美肌予防などの効果も期待できるのです。
たかが道端のつくし、ですが侮れませんよ!
・βカロテン
βカロテンは1番オススメの栄養素です!
つくしは春の食材の中でこのβカロテンを1番多く含んでいます。
βカロテンはビタミンAに変換され、犬のからだの免疫力を高めてくれる効果があります!
また視力回復や、犬の肌を健康的に保つ役割もあります。
・ビタミンC
つくしにはビタミンCも含まれています。
ビタミンCには風邪予防や犬の肌や被毛を健康的に保つ効果があると言われていますね。
疲労回復や免疫力をUPさせてくれます!
ビタミンCは犬のアンチエイジングなどにもいいんですよ!
ほんと、道端に生えているつくし、タダの食材でこんなに素晴らしい栄養素があるなんて嬉しいですね!
つくしのカロリーは?
つくしはカロリーが低い食材です!
なんと100gあたり38kcalしかないのです!
ドッグフードは100gで300㎉ほどになるので、ドッグフードに比べてもカロリーはとても低い食材と言えるでしょう。
犬のからだの美肌効果、アンチエイジング、免疫力アップ、花粉症予防、、こんなに効能があってさらに低カロリーだなんて。
ほんとうにありがたい食材です!

つくしの調理法とつくしに含まれる毒性とは?
犬が食べることができるつくしですが、つくしには毒があるってことは聞いたことはありませんか?
つくしに含まれる毒性やつくしの調理法について紹介します。
つくしに含まれる毒性とは?
つくしにはジャガイモの芽などに含まれるアルカロイドという成分が含まれています。
このつくしに含まれるアルカロイドは微量ですが毒性があります。
ですが、一度に大量に食べなければ何も問題はないので大丈夫です!
つくし自体に含まれる、アルカロイドは微量なので、与える量を守れば犬のからだに悪い影響が出ることはありません。
つくしの調理法とは?
私が幼い頃よく両親とつくし狩りに行きそのあとは決まって母が調理をしてくれていました。
調理する前に、まずつくしのはかまをとる作業から始まります!
これがものすごく地道な作業なんですよね。
犬につくしを与えるときの調理もこのはかまを必ず取ってあげます。
取ってきて、すぐだとでも汚れてはかまが剥がれにくいので、まずは水に付けとくといいです。
しばらくすると、つくしがふやけてきますからはかまを剥がしやすくなります!
そしていざはかまを取り終えると調理!
オススメの調理法はつくしの卵とじです。
作り方は本当に簡単!
下茹でしたつくしをフライパンで炒め味付けは少量のめんつゆだけでOKなんです。
そして卵で閉じて完成!
簡単なのですがこれが本当に美味しいんです。
犬に与える卵とじは、油の量とめんつゆの量はできるだけ少なくしてあげてくくださいね。
気になった方は試して見てください。
他にも茶碗蒸しや佃煮ににしても美味しく食べてくれますよ!
こんなに美味しくて、犬の健康にもいい、つくしなのに、春頃しか食べれないのはもったいないですよね。

つくしの与え方と与える量は?
つくしには、アルカロイドという毒性の成分があるので、犬に与える際は充分に気をつけましょう。
「目を離したすきに大量に食べてた。」
なんてことがあったら大変です。
人もそうですが犬もからだに悪影響を及ぼす可能性があるので与えすぎには注意です!
与え方としては、よく洗ってはかまをとり、下茹でしたものをあげるといいです。
調味料などたくさんを使ったものを与えてしまうと塩分過多になってしまいます。
アレルギーについて
つくしは花粉症などのアレルギー症状を予防できるのですがつくしアレルギーは聞いたことがないですね。
色々なアレルギーがあるので、初めてつくしを食べさせる場合は、やはり少量から食べさせるのがいいですね。
もしつくしを食べて犬のからだに異変が出るなら動物病院を受診するようにしましょう。
生えているつくしは食べさせてはいけない?
先述しました通り、道端に生えているつくしは衛生面が心配ですね。
草むらでおしっこや排便をするワンちゃん、よく見かけませんか?
車の通るとこならば、排気ガスの心配もありますよね。
大事な愛犬だからこそ、綺麗に洗ったつくしを与えてあげることをオススメします!

まとめ
春になると、花粉症の症状が出ているかと思います。
飼い主さんも愛犬も花粉症・・・
そんな辛い花粉症に効くなんてつくしって本当にありがたい食材ですよね。
調理するまでには、つくし刈りからはかまとりまでちょっとめんどうではありますが、タダなのに美味しく、犬のからだに嬉しい効能がもりだくさんなつくし。
今年もつくしを見かけれますように。
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