匂いが臭い犬種の特徴は?体臭の原因と対策について

犬には独特な匂いがありますよね?

犬をかっている人はあまり気にならないようですが、犬を飼っていない人は結構気になっていることも。

犬によっても匂い方は様々です。

あまり匂いが気にならない犬もいれば、かなり強い体臭がする犬もいます。

今回はこんな匂いが臭い犬種についてまとめてみました。

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匂いが臭い犬種の特徴は?

犬の匂いの原因になっているのは、主に体から出る匂いの体臭と口の匂いから出る口臭が原因です。

口臭は犬のお口をケアすることで、匂いが少なくなりますが、体臭はもともと匂いやすくなっていることもあります。

からだから出る匂いが臭い犬種には毛の生え方や、からだや顔の形に特徴がありました。

匂いが臭くなりやすい犬の毛の特徴は、ダブルコートの犬種が多いようです。

犬のダブルコートの犬種とは、上毛と下毛の2層の毛がからだを覆ている犬のことです。

シングルコートの犬種はからだを覆ている毛が1層の犬種ですね。

ダブルコートは犬のからだの皮膚を保護したり、保温する役割があります。

しかし、ダブルコートは通気性が悪く、匂いがこもりがちになったり、匂いのもとになる毛やからだの汚れが溜まりやすくなります。

シングルコートの犬種に比べて、ダブルコートの犬種は体の匂いが臭くなりやすくなっています。

犬のからだや顔のしわに汚れが溜まってしまうことも、匂いが臭くなる原因です。

人の脇やまたのしたが蒸れやすいように、犬のからだや顔のしわの間も蒸れやすくなっています。

またしわの間には皮脂やからだから出る老廃物などの汚れ溜まりやすくなることも匂いが臭くなる原因ですね。

しわの間で、汚れが蒸れてしまうことで、雑菌が繁殖することが匂いのもとになっています。

毛やしわ以外にも匂いが臭い特徴があります。

耳の形が垂れ耳になっていることです。

犬の耳の中の形は複雑な形になっていて、蒸れやすく汚れも溜まりやすくなっています。

耳が立っている犬種は、通気性がよくそれほど臭い匂いになることはありませんが、垂れ耳の犬は耳の中が蒸れやすく匂いが臭くなりやすくなっています。

通気性が悪くなると、耳の中の汚れに雑菌が繁殖してしまって、匂いが臭くなる原因になっています。

匂いが臭い犬種は?

犬の匂いが臭いことには、ダブルコートからだや顔にしわがある垂れ耳をしていることがありました。

その中でも特に匂いが強い犬種を紹介します。

ダブルコートの匂いが臭い犬種

・ポメラニアン

・ゴールデンレトリーバー

・ミニチュアシュナウザー

・コーギー

・コモンドール

ダブルコートの犬種でも特に毛が長い犬種の犬は匂いがこもりやすかったり、汚れがたまりやすいこと匂いが臭い原因ですね。

コモンドールなどの毛がドレッド状になっている犬種は毛も汚れやすくなっているので強い匂いが出ることがあります。

からだや顔にしわがある匂いが臭い犬種

・ブルドック

・フレンチブルドッグ

・パグ

・マスティフ

・シャーペイ

からだや顔にしわがある犬は、しわの間に汚れが溜まりやすく匂いのもとになってしまっています。

特にしわが深い犬は、匂いが臭くなりやすいですね。

垂れ耳をしている匂いが臭い犬種

・ダックスフンド

・ハゼットハウンド

・ゴールデンレトリーバー

・ラブラドールレトリバー

・マルチーズ

・グレートピレニーズ

垂れ耳の犬種の中でも、耳が顔にかぶさっている犬種は特に匂いが臭い傾向にあります。

耳の中が汚れやすく、蒸れてしまうことが匂いのもとになってしまっています。

体臭の原因と対策について

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犬の匂いの原因は、毛の仕組みや、からだや顔のしわ、垂れ耳にが原因になっていました。

しかし、毛質やしわ耳の形に関係なく、強い体臭が出ることがあります。

そんな、犬の体臭の原因と対策について紹介します。

体臭の原因は?

犬の体臭は色々な原因があります。

犬のからだが不潔になっていると体臭が臭くなることは当然です。

しかし、シャンプーや毛の手入れをしているにも関わらず、強い体臭がすることには皮膚の病気にかかってるのかもしれません。

犬が皮膚病にかかると、皮脂の分泌が多くなったり、皮膚の新陳代謝が活発になり犬独特の体臭が強くなることがあります。

涙焼け水虫なども体臭の原因ですね。

涙焼けになっている部分の毛に雑菌が繁殖してしまって体臭の原因になり、水虫になっているところも同じよう体臭が強くなることがあります。

また、よだれがたくさん出る犬も口の周りが匂いやすくなる原因になています。

大型犬や口の大きな犬種の犬はよだれが垂れやすく、口の周りが汚れやすくなるので体臭が気になりやすいですね。

犬のお口もしっかりとケアをしなければ、体臭の原因になります。

犬は虫歯になることはあまりありませんが、歯周病にかかる犬は多くいます。

犬が歯周病にかかると、とても強い匂いがお口からするようになりますね。

また、からだの調子が悪くなったり、栄養が偏ったごはんを食べていると体臭が強くなることがあります。

加齢による匂いもありますが、健康状態が悪くなると犬の体臭は強くなりやすくなっています。

肛門腺に分泌物が溜まりすぎることも体臭が気になる原因ですね。

犬の肛門腺は、うんちをするときに一緒に排出することが普通ですが、小型犬やシニア犬は自力で排出できないこともあります。

犬のお尻のあたりの体臭が気になるようなときは、肛門腺に分泌物が溜まってしまっているかもしれません。

分泌物を絞り出してあげることで体臭は自然とおさまりますが、初めて肛門腺を絞るにはちょっと勇気がいりますよね?

ペットサロンや動物病では肛門腺を絞ってくれるところがほとんどでしょう。

行きつけのペットサロンや動物病院に相談してみてはいかがでしょうか?

体臭の対策について

犬の体臭を抑えるにはどうすればよいのでしょうか?

犬のからだを清潔にすることはもちろんですが、やりすぎはよくありません。

犬のからだの匂いは、毛や皮膚の汚れが原因です。

シャンプーをしたばかりの犬のからだは、シャンプーの匂いがしてとてもいい匂いがしますよね。

でも、むやみやたらにシャンプーをするのはよくありません。

犬のシャンプーは月1~2回程度がいいですね。

むやみやたらにシャンプーの回数をふやすと、犬のからだから皮脂が不足してしまって皮膚病の原因になってしまうこともあります。

また皮脂が不足することで、皮脂が多く出るようになり体臭が強くなる原因にもなります。

また、犬のからだの健康状態も犬の体臭に大きく関係しています。

栄養が偏ったごはんや、安価なドックフードは犬のからだを健康にすることはできません。

犬の体臭が気になるようなときは、ごはんの内容を見直してみてはいかがでしょうか?

ごはんの内容と同じように大切なことは適度な運動ストレスを溜めないことです。

毎日しっかりと散歩や運動をさせてあげること、また犬の毛にあったブラッシングをすることが犬の体臭を抑えることができますね。

愛犬とのスキンしプもできるのでストレスの解消にもなるでしょう。

また、お口や耳、爪や毛のカットは定期的にきちんとすることが犬の体臭を抑えるには当然必要です。

犬のからだの健康状態をチェックすることもできるので、定期的にすることが大切ですね。

まとめ

・犬の匂いが臭い犬種の特徴は、ダブルコート、からだや顔にしわがある、垂れ耳をしていること。

・犬のや体臭は健康状態が悪くなると強くなりやすく、皮膚の病気やごはんの栄養が偏っていることが原因。

・犬の体臭の対策は、月に1~2回ほどのシャンプーと栄養バランスがとれたごはん、適度な運動とスキンシップを兼ねたブラッシング。

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