犬が尻尾を振るのはうれしい時だけじゃない?振り方が違う理由と意味は

犬が尻尾を振るのはうれしいときと言われています。

愛犬のしぐさを見ていても、大好きな玩具で遊んでいるときや散歩のときはしっぽをブンブン振っています。

でも、楽しくない、嬉しくないときも尻尾を振っていることがありますよね。

今回は犬の尻尾の振り方の理由と意味についてまとめてみました。

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犬が尻尾を振る理由と意味

人は言葉という手段でコミュニケーションをとっています。

犬同士のコミュニケーションでは吠えたり匂いを嗅いだりしますが、群れで生活をしていた犬の視覚的にコミュニケーションをとる

手段の一つとして尻尾を振ります。

尻尾の位置や細かい動かし方で自分の感情を相手に伝える役割をしています。

また、バランスをとるかじ取りの役目も持っています。

尻尾の振り方と犬の気持ち

尻尾を振るのはうれしい時ばかりではありません。

尻尾の位置や振り方、尻尾の向きで犬の気持ちや考えていることは様々です。

それでは9つの尻尾の動きから読み取れる犬の気持ちを紹介します。

 

・尻尾を大きく左右に振っているとき

楽しい気持ち、嬉しい気持ちの表れとなっています。

尻尾の振り方が大きいほど楽しい、うれしい気持ちが大きいと言えるでしょう。

大好きな飼い主さんが帰ってきたりすると、やっぱり尻尾はブンブンと左右に大きく振っていますよね。

 

・尻尾を素早く振っているとき

犬が興奮しているときに見せる尻尾の振り方です。

尻尾の振り方が早いほど強い興奮状態になっています。

嬉しくて興奮しているときによく見せる尻尾の振り方ですが、嬉しい以外の感情での興奮状態でも尻尾を素早く振ることもあります。

 

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・尻尾が垂れさがっている

神経質になっているときや、不安を感じているときにみられます。

元気が無い時にも尻尾が垂れさがります。

何か変わったところがないか様子を見ましょう。

 

・尻尾が反り返るように上がっているとき

自分の姿を強くアピールする意思の表れです。

尻尾あげることで自分の姿とお尻の匂いをまわりに見せつけています。

自信の表れですね。

 

・尻尾を後ろ脚の間に挟み込んでいるとき

恐怖を感じている、服従の意思の表れとなっています。

尻尾を巻いた状態はお尻の匂いを出さないよう、服従の意思を示していると考えられています。

 

・尻尾を水平にゆっくり振っている

リラックスしているときに見せる尻尾の振り方です。

警戒心がなく安心している証拠ですね。

 

・尻尾が水平に伸びてる

何かに警戒しているときに見せる尻尾の動かし方です。

何かを見つけて様子を見たり、聞き耳を立てて様子をうかがっています。

次に何をしようか考えている状態です。

 

・尻尾がさっと上がる動き

何かに気づいたときに見せる動きです。

飼い主さんの帰宅時のドアの開ける音や、聞いたことのない音がきこえたりするときに見せる尻尾の動きです。

 

・尾を右に振っている、左に振っている

ポジティブな感情のときは右に、ネガティブな感情のときは左に尻尾を振ります。

動物の脳は右脳でネガティブな感情、左脳でポジティブな感情を司っています。

脳と体は左右が交差してつながっているため、嬉しい時は右に、嫌なときは左に尻尾を振る傾向にあります。

まとめ

・犬が尻尾を振る理由は視覚的にコミュニケーションをとるため。

・尻尾の位置や動かし方で色々な犬の気持ちや考えが現れている。

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