犬ってよく観察しているとため息をついていることって結構多くないですか?
犬は色々なタイミングでため息をつきます。
散歩から帰ってきたときや、ごはんを食べた後、寝る前など様々です。
人がため息をつくときは、疲れているときや、落ち込んでいるときが多いことがあります。
犬のため息にはどんな意味があるのでしょうか?
今回はこんな犬がため息をつくことについてまとめてみました。
目次
犬がため息をつく意味とは?

人がため息をつくときは、疲れたときや、落ち込んでいるとき、用事や仕事がひと段落ついた時でしょう。
犬も何かのタイミングでため息をついていますが、どんな意味があるのでしょうか?
犬のため息をつく理由について紹介します。
リラックスしている
犬がため息をつく理由の1つがリラックスしているときです。
飼い主さんにお腹お撫でてもらていたり、大好きなブラシイングをしてもらっているときによくため息をつくことがあります。
また、日当たりのよい窓際でうたたねをしているときもよく「フ~~~ッ」とため息をつきていることがあります。
そんなときは、気持ちよくリラックスしているので、そっとしておいてあげましょう。
安心している
お留守番をしているときや、知らない人がお家に来ているときは犬は不安な気持ちになります。
1人のお留守番から、飼い主さんが帰ってきたり、知らない人が自分のテリトリーから出て行ったときはこの不安が解消されます。
安心できる環境になった時も犬はため息をつくことがあります。
不満があるとき
人と同じように不満なことがあるとため息をつくことがあります。
私たちも何かに不満があると「フ~~ッ・・」とため息をつきますよね。
散歩の時間いなっても散歩に連れて行ってくれない、ごはんがおいしくなかった、飼い主さんが遊んでくれない。
こういった理由から、犬が不満を感じたり、つまらなくなってため息をつくようです。
「どうして散歩に連れて行ってくれないの・・・」
「いつものごはんと違っておいしくなかった・・・」
と思ているのかもしれません。
こんなときはよくふて寝をしながらため息をついています。
また、周りの環境に不満があるときもため息をつきます。
テレビや音楽の音が騒がしくてうるさい、知らない人が家に来ている、暑い、寒いなど理由は色々とあります。
自分の気持ちを切り替えようとする気持ちからため息が出るんですね。
満足しているとき
不満に感じているときと違って、欲求を満たされて満足したときにため息をつきます。
散歩や遊びに満足したり、おいしいごはんを食べて満足している気持ちが表れている証拠です。
飼主さんの気を引くため
愛犬がため息をついていると飼い主さんとしては気になりますよね?
犬はその飼い主さんが気にしていることを過去の経験から学習しています。
犬の観察力はとても優れていて、飼主さんの表情やしぐさから次に何をするのか予測することもできます。
ため息をつくことで、飼い主さんのきが引くことができることを理解しているんですね。
犬が飼主さんのことを見ながら、ため息をついているとき構って欲しかったり、遊んでほしい時だということです。
匂いが気になっているから
何かの匂いが気になっているときや遠くの匂いが気になっているときにため息をつくことがあります。
人でいう深呼吸と同じようなしぐさですね。
散歩の途中で自分以外の犬の匂いがするときも「フンッ、フ~ッ」とため息をつくことはよくありますよね?
また、色々な匂いが同時に感じるときもため息をつきます。
鼻の中をリフレッシュする意味もあるようです。
疲れている
散歩や遊びにつかれてため息をつくことがあります。
このため息はネガティブな意味はなく、ただ単に疲れただけという意味です。
散歩や遊んでいるときにため息をついているときは、少し休憩をとるのもいいですね。
寝る前や抱っこをしているときにため息をつくのはリラックスしているの?

犬は色々なタイミングでため息をつきますが、寝る前や抱っこをしているときにため息をつくこともあります。
飼主さんとしては、寝る前や抱っこをしているときにため息をついていると少し不安になることはないですか?
何かの病気になっているんじゃないのか?抱っこしていることが不安になっているんじゃないのか?
と思うことがあると思います。
寝る前や抱っこをしているときにため息について紹介します。
リラックス
寝る前にため息をつく理由は、安心していてリラックスしていることを表しています。
いつも一緒にいる飼い主さんと寝る前には、目をつぶりながら何度も「フ~ッ、フ~ッ」とため息をつくことがあります。
安心してリラックスしている眠りに入る前なので、そっとしておいてあげましょう。
また、抱っこをしているときもため息をつくのも安心している気持ちの表れです。
特に甘えん坊な犬にはよく見られることが多く、飼い主さんに抱っこをしてもらっていることで安心しているんですね。
知らない場所で不安になているときに飼い主さんに抱っこをしてもらって安心してため息をつくことも。
実は不満に思ていることも・・
犬は抱っこされることが嫌いな犬がいます。
また飼い主さんに抱っこをされるのが平気でも知らない人はダメということも。
こんな犬にとっては抱っこされることが不満に感じていたり、不快になっていたりします。
抱っこをしているときにため息をつくのは何も安心してリラックスしているわけではないんですね。
無理やり抱っこをしても犬は安心したり、喜んだりはしません。

まとめ
犬がため息をつく理由は色々とあります。
安心していときや、不満に感じている、ただ単に疲れているなど様々です。
犬は話すことはできませんが、しぐさや行動で自分の気持ちを表します。
あなたの愛犬がため息をついているときはどんな時ですか?
犬のため息をついているしぐさを観察することで、今までと違った犬の魅力が分かるかもしれません。
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