犬は黒豆を食べても大丈夫なの?調理法とアレルギーについても

おせちに使われたり、ごはんと一緒に炊いて食べる黒豆

色々な料理に使う黒豆ですが、意外と余ってしまうことがありますよね。

黒豆を焚いていると、愛犬が匂いにつられても物欲しそうにしているなんてことはありませんか?

犬は黒豆を食べることはできるのでしょうか?

今回はこんな犬が黒豆を食べることについてまとめてみました。

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犬は黒豆を食べても大丈夫なの?

おせち料理や色々な料理に使われる黒豆ですが、犬は黒豆を食べれるのでしょうか?

犬は黒豆を食べることができます。

与え方をきちんと守れば犬も黒豆を食べることがせきます。

そんな、黒豆栄養カロリー与えるときに注意することについて紹介します。

黒豆とは?

黒豆大豆の品種の一つで、アントシアニンという色素が外皮に含まれているので黒くなっています。

栄養成分は大豆とほとんど同じで、黒大豆ぶどう大豆とも呼ばれていることがあります。

おせち料理や黒豆ごはんに使われることのほかに、黒豆コーヒーや黒豆ココア、黒豆ジャム、黒豆きな粉など色々な料理に使われています。

黒豆の栄養素は?

黒豆にはいろいろな栄養素が含まれていて、犬のからだに必要な栄養素も豊富に含まれています。

そんな黒豆の栄養素は・・・・

・タンパク質

黒豆は植物性のタンパク質が豊富に含まれて、犬のからだを作るために欠かすことができない栄養素です。

必須アミノ酸9種をバランスよく含んでおり、理想的な栄養価を持つといえます。

また、黒豆のタンパク質は血中のコレステロールを抑える働きがあり、動脈硬化や高血圧の予防にも効果があります。

・リノール酸

黒豆に含まれるリノール酸はコレステロールを抑制し、アレルギーを抑える働きがあります。

・イソフラボン

黒豆は大豆と同じようにイソフラボンも豊富に含んでいます。

犬の骨を強くする働きがあり、骨粗しょう症の予防に効果があります。

また、体脂肪を燃やしやすくしたり、血中の脂質を少なくする働きもあります。

・ミネラル

黒豆はカリウムやカルシウム、鉄分などのミネラルも豊富に含んでいます。

黒豆に含まれる鉄分は、ほうれん草の2倍もの鉄分が含まれています。

・食物繊維

黒豆に含まれる食物繊維は犬のお通じをよくするだけではなく、デトックス効果も期待できます。

・ビタミン類

黒豆にはビタミンBとビタミンEが豊富に含まれています。

カルシウムやタンパク質の吸収を助ける働きがあります。

黒豆にはカルシウムとタンパク質も含まれているので、犬のからだに必要な栄養を一度に摂ることができます。

黒豆のカロリーは?

気になる黒豆のカロリーは・・・

黒豆、100gあたり290㎉ほどになります。

調理法によって黒豆は水分を吸って量が増えるので、調理前に計量するようにしましょう。

計量カップで測ると、1カップあたりの黒豆は約140gになります。

1カップの黒豆のカロリーは400㎉ほどということになりますね。

ドッグフードは100gで300㎉ほどになるので、ドッグフードと同じくらいの食材と言えるでしょう。

犬は黒豆を食べることができますが、与えすぎはカロリーオーバーになってしまうので注意が必要です。

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調理法とアレルギーについて

犬のからだに良い栄養素がたくさん入っている黒豆ですが、犬に黒豆を与えるにはどうすればよいのでしょうか?

そんな黒豆の調理法や与え方の注意について紹介します。

黒豆の調理法は?

犬に黒豆を与えるときは必ず加熱をしなければいけません。

生のままの黒豆には、トリプシン・インヒビターという物質が含まれ、この物質は毒性があります。

生のままの黒豆を食べてしまうと、下痢や嘔吐、発熱などの中毒症状を起こしてしまうことがあります。

黒豆に火を通すことで、このトリプシン・インヒビターという成分は毒性がなくなります。

犬に黒豆を与えるときは必ず火を通してから与えるようにしましょう。

また、硬いままの黒豆は犬のおなかでは上手く消化があできないので、火を通すことで柔らかくしてあげるほうがいいですね。

柔らかくなるまで、蒸したり、煮るようにして与えるようにしてください。

また、すりつぶしたり、裏ごしをすることでより消化しやすくなり、黒豆の栄養も吸収されやすくなります。

人が食べるように調理された黒豆には注意が必要です。

砂糖などの調味料がたくさん使われているので、スーパーなどで販売されている黒豆料理は避けたほうがいいですね。

アレルギーについて

犬が黒豆を食べることでアレルギーを発症することがあります。

大豆アレルギーがある犬には黒豆を与えるのは避けたほうがいいでしょう。

また、黒豆や大豆によってアレルギーを発症する犬が増えています。

初めて黒豆を与えるときは、少量から与えるようにして犬の様子を見るようにしましょう。

口の周りや、皮膚が薄いところが赤くはれたり、かゆみが出る、吐き気や下痢などの様子が見られるときはアレルギーを発症しています。

動物病院で診てもらうようにしてください。

黒豆の与え方は?

犬は黒豆を食べることはできますが、黒豆だけをたくさん与えることはいけません。

ドックフードに少し加えたり、おやつの代わりとして少量の黒豆を食べさせてあげるくらいがいいですね。

鶏のささみや、かぼちゃなどと一緒に炊いて与えるのもおすすめです。

ささみのタンパク質やかぼちゃの栄養素は犬のからだにはとてもいいものばかりで、黒豆がその栄養の吸収を助けます。

黒豆と一緒に食べさせることで、他の食材の栄養の吸収もよくなるので、手作りのごはんを作るときは黒豆をくわえてみてはいかがでしょうか?

まとめ

・与え方をきちんと守れば犬も黒豆を食べることができる。

・生の黒豆はトリプシン・インヒビターという毒性の成分があるので、加熱してから与えるようにする。

・黒豆を食べることでアレルギーを発症することがある。

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