犬は鱈を食べても大丈夫?下痢や嘔吐の原因とアレルギーについても

はタラ目タラ科のお魚ですよね。

よくスーパーで切り身を見かけますよね。

そんな鱈、我が家では寄せ鍋に入れて食べるのが定番となっています。

栄養素もたくさん含まれていて白身が本当においしいですよね。

そんな鱈を犬にも食べさせてあげたいと思ったことのある飼い主さんもいるのではないでしょうか?

今回は犬が鱈を食べることについてまとめてみました。

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犬は鱈を食べても大丈夫?

犬は鱈を食べても大丈夫です。

犬に鱈の白身を与える喜んで食べてくれそうですが鱈にはどんな栄養素が含まれるのでしょうか?

鱈に含まれる栄養素と犬の健康効果について紹介します。

鱈に含まれる栄養素は?

鱈に含まれる栄養素を紹介します。

・ビタミンE

ビタミンEは犬の老化防止に効果が期待できます。

また赤血球の破壊を防ぐ役割があるのです。

犬にとってかかせない栄養素ですね。

・ナイアシン

ナイアシンはタンパク質などの代謝に不可欠な栄養素なのです。

犬の循環系、消化系、神経系を促進する効果が期待できます。

犬にこのナイアシンが不足していると、皮膚炎を起こしてしまう可能性があるので適度に摂取してあげたいですね。

・ビタミンB12

ビタミンB12は犬の脳や神経の健康を手助けしてくれる効果が期待できます。

他にも犬の貧血症状の改善にも効果があるのです。

犬の健康にとってかかせない栄養素ですね。

・カリウム

カリウムは腎臓でナトリウムの吸収を抑制して尿中への排泄を促進してくれる栄養素です。

そのため、犬の血圧を下げるのに役抱っこです。

他にも犬の神経刺激の伝達などにとても効果的なのです。

・タンパク質

鱈には良質なタンパク質が豊富に含まれています。

犬の筋肉やからだを作るために大切な栄養素です。

子犬の成長期や運動量が多い犬にとっては欠かすことができない栄養素ですね。

鱈のカロリーは?

鱈は他の魚に比べると、かなりヘルシーな食材と言えます。

鱈100gあたりのカロリーは77kcalです。

良質なタンパク質が豊富にありながら脂質が少ないことが、他の魚に比べてカロリーが低い理由です。

青魚のカロリーは100gあたりに200~300㎉になります。

青魚と比べても、鱈はとてもカロリーが低い食材と言えますね。

犬の主食であるドッグフードのカロリーが100gあたり300kcalほどなので、比べるとカロリーが低いですが、与える量には充分注意しましょう。

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鱈を犬に与えるときに注意することは?

犬のからだに良い栄養素が入っていてカロリーが低い鱈ですが、鱈を犬に与えるときには注意したいことがいくつかあります。

犬に鱈を与えるときに注意したいことについて紹介します。

鱈に含まれる塩分に注意!?

鱈には「生鱈」と「塩鱈」と2種類ありますが塩鱈」には名前の通り塩分がたくさん含まれています。

塩分は犬のからだに必要な栄養素ですが、ふだんのドッグフードなどに含まれている塩分の量で十分にまかなえています。

必要以上の塩分は犬のからだにはよくないので塩鱈は与えないようにしましょう。

寄生虫とスタミン食中毒の注意について

鱈などの白身魚にはヒスタミン食中毒や、アニキサス寄生虫にかかる危険性があります。

ヒスタミン食中毒は、加熱しても死滅しませんがアニキサス寄生虫は加熱すると死滅します。

犬がこのヒスタミン食中毒とアニキサス寄生虫に感染してしまうと、激しい痛みを伴うほか、下痢嘔吐を繰り返してしまうので、鱈を犬に与えるときは加熱してから与えるようにしましょう。

また、犬に鱈を与えるときはヒスタミン中毒のリスクを避けるために必ず新鮮なものを与えるようにしてくださいね。

鱈の与え方と与える量は?

犬に鱈を与えるときは必ず加熱したものを与えるようにしましょう。

また、鱈には大きながあるので骨を取り除き、食べやすい大きさにカットしてあげると犬も食べやすいですね。

ドッグフードにトッピングしてあげたり、他の野菜などと合わせて食べさせてあげるといいですね。

与える量としては、1日の摂取カロリーの20%を超えてはいけませんよ。

与えすぎると犬が体調を崩してしまう原因になるので注意しましょう。

アレルギーについて

犬にのからだにも個体差がある為、鱈が合うか合わないかはその子によります。

犬は鱈を食べることでアレルギーを発症することがあります。

初めて鱈を与える場合は少しだけ与えて犬の様子を見るようにしましょう。

もし鱈を食べた犬がからだを痒がったり、目が充血したり、下痢や嘔吐を繰り返すようならアレルギーの可能性があるので、すぐに動物病院に連れて行ってあげましょう。

鱈の旬は?

犬に鱈を食べさせるなら、美味しい旬の鱈を食べさせてあげたいですよね。

鱈の旬は12〜1月の冬の寒い時期です。

皮と身の間に赤みがない、身の色が白いものを選ぶと美味しいですよ。

ハリがあってみずみずしいものを選ぶようにしましょう。

まとめ

鱈は与え方さえ守れば犬も美味しく食べることが出来ます。

骨は犬が丸呑みしてしまうと危険なので、取り除いてからあげるようにしましょう。

また、犬に鱈を与えるときは必ず新鮮な鱈を与えるようにしてくださいね。

冬の寒い時期に愛犬と、鱈の野菜のスープなんていかがでしょうか?

12月から1月は鱈が1番美味しい時期なので犬も鱈の身を美味しく感じることでしょうね。

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